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2016年11月30日 (水)

(1416) 利休にたずねよ

【監督】田中光敏
【出演】市川海老蔵、中谷美紀、大森南朋、クララ
【制作】2013年、日本

山本兼一原作の小説の映画化作品。千利休の悲運な生涯を描いた作品。

切腹前夜の利休(市川海老蔵)が、妻の宋恩(そうおん)(中谷美紀)と嵐の夜を過ごすシーンから、時代は21年前にさかのぼり、利休の人生が語られていく。
たぐいまれな審美眼と独創性から、織田信長(伊勢谷友介)や豊臣秀吉(大森南朋)の信頼を得る利休だったが、秀吉は、次第に利休の影響力の強さを疎んじるようになる。
利休は、肌身離さず緑色の香合を持っていた。それは利休が遊び人をしていた頃に出会った、高麗の若い女性(クララ)の形見の品だった。利休はその女性を高麗に逃がそうとしたが失敗し、女性の覚悟を知って彼女に毒を盛った茶を飲ませたのだった。
利休はようやく彼女のそばに行けるとつぶやき、切腹する。宋恩は利休のなきがらに優しく羽織をかけ、持っていた香合を持ち出す。利休が最期まで思いをはせていた見知らぬ女性への憎しみから、一度は香合を石灯籠に投げつけようとするが、宋恩はそれを思いとどまり、再び今は亡き利休に語りかけるのだった。

途中までは、茶道を扱う作品らしい、物静かだが力強さのある展開だったのだが、遊び人のシーンがどうも安っぽくて残念だった。海辺の小屋の前で啖呵を切るシーンは、ほとんどジャングルポケットの斉藤慎二だった。これがなかったら評価4だったかもしれない。

【5段階評価】3

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