(1415) フィフス・エレメント
【監督】リュック・ベッソン
【出演】ブルース・ウィリス、ミラ・ジョボビッチ、ゲイリー・オールドマン、クリス・タッカー
【制作】1997年、フランス
地球の運命を託された女性とタクシードライバーの数奇な運命を描いた作品。
1914年の地球。エジプトの遺跡にモンドシャワン人という宇宙人が現れ、300年後の地球を襲う脅威を解く鍵となる4つの石を持ち去る。
300年後の地球は、エネルギーを吸収して巨大化する謎の惑星の襲撃に悩まされていた。その謎を解く女性が、腕の一部から体を再生されたリールー(ミラ・ジョボビッチ)。脱走したリールーをたまたま救ったタクシードライバーのコーベン・ダラス(ブルース・ウィリス)は、彼女をコーネリアス神父(イアン・ホルム)のもとに連れて行く。
神父は、彼女が地球の危機を救うと予言されたフィフス・エレメントであることを知る。神父はリールーに地球の知識を身につけさせる。コーベンとリールーは、モンドシャワン人の4つの石を手に入れるため、その手がかりとなる歌姫(マイウェン・ル・ベスコ)のコンサートに向かう。そこに武器商人ゾーグ(ゲイリー・オールドマン)と組む殺し屋エイリアンのマンガロワ人が現れ、歌姫は撃たれてしまう。駆け寄ったコーベンは、彼女の体内から4つの石を取り出す。
コーベンはリールーとともにエジプトに向かう。5つめのエレメントは、愛だった。抱き合う二人から放たれた光により、地球に迫っていた危機は消滅するのだった。
リュック・ベッソン監督の名作「レオン」が、本作を作るための資金稼ぎが目的だったというのは有名な話。しかし、この作品の残念な感じは何だろうか。9千万ドルとも言われる制作費の割にB級感が漂い、なぜか品のない仕上がり。ブルース・ウィリスは好きな俳優なのだが、残念。
【5段階評価】3
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