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2016年11月 2日 (水)

(1406) ボクたちの交換日記

【監督】内村光良
【出演】小出恵介、伊藤淳史、長澤まさみ、木村文乃
【制作】2013年、日本

鈴木おさむの小説が原作の作品。お笑いコンビの二人の生き様を描いた作品。

ボケの田中(伊藤淳史)とツッコミの甲本(小出恵介)が結成した房総スイマーズは、無名のお笑いコンビ。甲本は30を目前に控え、交換日記をつけることを提案。田中ははじめは「嫌です」とつれなく応じるが、しだいに冊数を重ねていく。
二人はお笑いバトルの笑軍天下一決定戦に出場を決意。一念発起した二人は予選を勝ち上がるが、本戦に選ばれる最終予選。甲本は妻の久美(長澤まさみ)が客席で見守る中、かつてのコンテストでもやらかしたときと同じように、かんじんなところで台詞が飛んでしまうという大失態を演じ、房総スイマーズは敗退してしまう。
甲本は田中にコンビ解散を告げ、一方的にコンビを解消。1年間の海外ロケに出る。1年後、彼が戻ってくると、田中はライバルお笑いコンビの片割れ、福田(ムロツヨシ)とコンビを組み、すっかり売れっ子になっていた。それを知った甲本は、お笑いをやめることを決意。居酒屋で働き始める。
17年の月日が経ったある日、仕事に向かう田中のもとに、一人の女子高生が現れる。彼女は甲本の娘、サクラ(川口春奈)だった。サクラは父が肝臓がんになったと告げ、田中にかつての交換日記を手渡す。そこには、甲本がコンビ解消を告げた理由が描かれていた。彼は事務所から田中と福田を組ませるためにコンビを解消してくれと頼まれていたのだ。
それを読んだ田中は、サクラが部屋を出たあと、交換日記のノートをゴミ箱に捨ててしまう。田中はことの顛末を知っていたのだ。田中はお笑い界では成功していたが、ライバルの一人と組まされ、苦労を続けていたのだ。田中は甲本を恨んでいた。
しかし、帰宅して妻の麻衣子(木村文乃)に「あなた、ずーっと意地張ってたから、少しは楽になったんじゃない」と言われ、自分が本当は甲本とお笑いを続けたかったことを思い出す。テレビ局に戻って捨てたノートを見つけ出し、涙を流しながら、甲本への感謝の言葉を書き始める。
田中は甲本の療養先に向かい、交換日記を渡す。甲本がほほえみ、何でも書いてくれと言うと、田中は初めて交換日記をもちかけられたときと同じように「嫌です」と返すのだった。

中盤でだれたが、後半でやや盛り上げた。甲本が死ぬところまで描かないのはよかった。
お笑いというのは、気楽なようでなかなかシビアな世界なんだ、と改めて感じさせてくれる作品だった。

【5段階評価】3

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