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2016年6月16日 (木)

(1362) 白ゆき姫殺人事件

【監督】中村義洋
【出演】井上真央、綾野剛、菜々緒、蓮佛美沙子、金子ノブアキ、貫地谷しほり
【制作】2014年、日本

湊かなえ原作小説の映画化作品。しっかりと謎解きの楽しめる作品。

しぐれ谷という国立公園内で、白ゆきという石けんが有名な化粧品会社のOL、三木典子(菜々緒)が滅多刺しにされた上で焼死体となって発見されるという事件が起こる。マスコミ関係の契約社員、赤星(綾野剛)は、女友達の狩野里沙子(蓮佛美沙子)から連絡を受け、彼女を取材する。三木典子は自分の先輩社員で、殺したのは彼女と同期の城野美姫(井上真央)ではないかというのだ。
城野美姫は地味な女性で、彼氏を典子にとられたり、好きなアーティストのプラチナチケットを典子に自慢されたりと、嫌がらせを受けていた。赤星は犯人は城野美姫に違いないと確信して取材を続け、ワイドショーで彼女が真犯人と言わんばかりの番組を仕立て上げる。美姫はホテルにこもり、自分がネット上で黒魔女呼ばわりされ、犯人扱いされているのをなすすべなく見るしかなかった。彼女が首を吊って自殺をしようとした瞬間、テレビから真犯人が明らかになったとの映像が流れる。
犯人は、赤星に美姫が犯人だと告げていた里沙子だった。彼女もまた、典子から嫌がらせを受け、恨みを募らせていたのだ。里沙子は美姫をそそのかし、典子を酔わせて眠らせ、彼女が持っているチケットを奪って美姫にコンサートを見に行かせていた。ところが美姫は会場入りしようとしていたお気に入りのアーティストが階段から転げ落ちるのを自分のせいだと考えてホテルの一室に逃げ込んでいた。一方の里沙子は、美姫の車の中で眠っている典子をしぐれ谷公園に連れ込み、彼女を惨殺していた。里沙子には窃盗癖があり、それを典子に気づかれ、殺害を決意していたのだった。
赤星の番組は無実の女性をおとしめる内容だった。今度は赤星がネットでたたかれることになる。赤星は美姫の実家に謝罪に行くが、父親(ダンカン)に追い返され、力なく帰路につく。そこに偶然通りかかった美姫は、きっといいことがありますよ、と赤星を慰めるのだった。

美姫が犯人に違いないと確信させる導入部から、あっという間の真犯人の登場。真犯人の動機も、犯行に至る経緯も、言われてみればなるほどそうか、と納得が行く。鮮やかなどんでん返しだった。ただ、映画としては心理描写や映像が淡々としていて、少し物足りなかった。

【5段階評価】3

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