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2016年4月

2016年4月26日 (火)

(1346) 美女捨山

【監督】竹重洋平
【出演】小野塚老、佐藤和紅、池田香織、清野優美
【制作】2015年、日本

男性をたぶらかすという理由で美女が捨てられるという世界を扱ったパラレルワールドもの。

二十歳になって美女の女性は山に捨てられるという世界。捨てにいく男(小野塚老)は、女たちを山奥の小屋に匿い、調達してきた洋服や化粧品を振る舞っていた。
男の行動を怪しんだ妻(佐藤和紅)は後をつけ、夫の行動を知り、一時は美女たちに恨みを抱くが、女性たちに親近感を持つようになる。
町に美女がいないため、若い男達が美女たらずの病に倒れ、少年キヨシも犠牲となる。男はキヨシを美女の住む家に連れて行き、症状は改善する。
美女たちはついに山を下りるのだった。

自主製作のようなできばえかと予想したが、邦画としてはそれなりの完成度だった。とは言え、さほど笑えるわけでも皮肉に寒気を覚えるわけでもなかった。

【5段階評価】3

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2016年4月25日 (月)

(1345) ワイルド・スピード EURO MISSION

【監督】ジャスティン・リン
【出演】ビン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ドウェイン・ジョンソン
【制作】2013年、アメリカ

ワイルド・スピード」シリーズ第6作。

ドミニク(ビン・ディーゼル)は、かつての恋人、レティ(ミシェル・ロドリゲス)が生きていることを知るが、彼女は記憶を失っており、ドミニクに敵対する。
ドミニクは、警察官のルーク(ドウェイン・ジョンソン)とともに、ヨーロッパを拠点にする犯罪組織に立ち向かい、レティを取りもどすが、仲間のジゼル(ガル・ガドット)は恋人のハン(サン・カン)を救うために犠牲となる。

戦車とのチェイスシーンあたりは現実味がなさすぎてネタ切れ感もあり、少々無理を感じた。
航空機と自動車のチェイスシーンがクライマックスだが、夜間の設定で暗く、やや分かりづらいのが残念だった。

【5段階評価】3

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2016年4月19日 (火)

(1344) 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE

【監督】飯塚健
【出演】林遣都、桐谷美玲、小栗旬、山田孝之、上川隆也、高嶋政宏
【制作】2012年、日本

中村光の原作漫画の劇場版。

父親の市ノ宮積(上川隆也)から荒川の河川敷開発を命じられた市ノ宮行(こう)(林遣都)は、現地に向かうが、川でおぼれてしまう。金星人と名乗るニノ(桐谷美玲)に助けてもらった行は、ニノにほしいものを尋ねる。ニノは「私に恋をさせてくれないか」と頼む。
行は河川敷に住むおかしな連中と共同生活を始め、河川敷を守ることを決意。高屋敷国土交通大臣(高嶋政宏)に働きかけ、工事を中止させるが、大臣は更迭。積が現場に乗り込んでくる。行は積と真っ正面から立ち向かい、積を追い返す。
ニノは宣言通り、金星に帰って行き、行は仲間のもとに戻るのだった。

村長のカッパ役の小栗旬、星の役の山田孝之が、かなりぶっとんだインパクトのあるメイクをしている。原作を知らないと説明不足な感はあるが、最後の父親と息子の対話のシーンはなんとなく泣けた。

【5段階評価】3

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2016年4月18日 (月)

(1343) ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

【監督】スティーブン・スピルバーグ
【出演】ジェフ・ゴールドブラム、ジュリアン・ムーア、バネッサ・リー・チェスター
【制作】1997年、アメリカ

恐竜SF映画、「ジュラシック・パーク」の続編。

インジェン社の開発した遺伝子操作により現代に甦った恐竜が、繁殖地となっていた無人島、サイトBに生き残っていた。かつてジュラシック・パークで九死に一生を得たイアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)は、インジェン社の元社長、ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)から島の調査を依頼される。イアンは恋人のサラ・ハーディング(ジュリアン・ムーア)が先に島に乗り込んでいるのを知り、救助隊として島に向かうことを決意する。
カメラマンのニック(ビンス・ボーン)、機械の専門家、エディ(リチャード・シフ)とともに島に乗り込んだイアンは、ステゴザウルスの生態を調べているサラを発見。カメラのフィルムの巻き戻し音に反応してステゴザウルスの子供が叫んだため、親のステゴザウルスがサラに襲いかかるが、なんとか逃げ出すことに成功する。
宿営地に戻ったイアンは、娘のケリー(バネッサ・リー・チェスター)がトレーラーに乗り込んでいることに気付き、驚く。
サイトBに、インジェン社社長ピーター・ルドロー(アーリス・ハワード)が、恐竜捕獲部隊とともに上陸。恐竜の捕獲を開始する。捕獲部隊のリーダー、ローランド(ピート・ポスルスウェイト)は、ティラノサウルスを捕らえることに執着し、ティラノサウルスの子供をおとりにして張り込む。
憤りの表情で捕獲部隊の行動を見ていたニックは、彼らの基地に乗り込み、恐竜の檻の鍵を外して恐竜を逃がし、さらには怪我をしているティラノサウルスの子供を宿営地に連れてくる。
サラは驚きながらも治療を試みるが、それをかぎつけた2体のティラノサウルスの親が激怒して宿営地に現れる。サラは子供を返すが、親たちはキャンピングカーを崖から突き落とす。イアン、サラ、ニックは、崖にぶらさがった状態になったキャンピングカーから脱出しようとする。宿営地に駆けつけたエディは、自分の車でキャンピングカーを引き戻そうとするが、そこに2体のティラノサウルスが再び現れ、エディはなすすべなくティラノサウルスに食われ、体を真っ二つに引きちぎられてしまう。ロープにしがみついていた3人を巣くったのは、ローランドたちの部隊だった。
イアンたちはローランドの部隊と行動をともにするが、隊員の一人は小型の恐竜、コンプソグナトゥス・トリアシクスの集団に襲われて死亡。キャンプ地にはサラのジャケットについた血のにおいを頼りに、ティラノサウルスが現れ、さらに隊員を失う。隊員たちは草原を抜けて通信設備のある施設に駆け込もうとするが、そこはベロキラプトルの縄張りであった。
なんとか家屋内に入ったイアンとサラ、ケリーもベロキラプトルに襲われるが、体操選手のケリーの活躍もあり、一同は施設内に逃げ込むことに成功する。
ローランドはティラノサウルスの捕獲に成功。しかし、仲間の死を見て手を引く。
ティラノサウルスは護送船に乗せられてアメリカ本土に上陸するが、船の中の乗組員はなぜか全員が惨殺されており、檻の中からティラノサウルスが現れ、街の中で大暴れする。
イアンとサラは、子供のティラノサウルスを見つけ出すと、ティラノサウルスを護送船におびき寄せることに成功。ピーターはティラノサウルスの子供を取り返そうとするが、そこに親ティラノサウルスが現れ、ピーターは、子供の狩りの練習道具にされてしまう。
ティラノサウルスはサイトBに送り返されるが、そこでは翼竜プテラノドンもいて、恐竜が島にとどまり続けられるのかは、保証の限りではないのだった。

前作の特撮の迫力は本作でも健在。様々な恐竜が現れて大暴れする。エディの体がティラノサウルスに食いちぎられる残酷なシーンも、恐竜の恐怖感を与えるのに効果的に使われている。
クライマックスでは街の中でティラノサウルスが大暴れ。若干、やりすぎな感もあるが、映画的な展開としては十分あり。
何度観ても楽しめる娯楽作品だ。

【5段階評価】5

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2016年4月13日 (水)

(1342) 桐島、部活やめるってよ

【監督】吉田大八
【出演】神木隆之介、東出昌大、大後寿々花、橋本愛、山本美月、清水くるみ、松岡茉優
【制作】2012年、日本

朝井リョウ原作の同名小説の映画化作品。高校生の青春を群像劇風に描いた作品。

とある高校のとある金曜日。映画部の前田涼也(神木隆之介)と武文(前野朋哉)が、職員室で顧問の片山先生(岩井秀人)に映画のシナリオのことで何かを言われている。そこへ、バレー部のマネージャーが現れ、顧問の先生(永井秀樹)に何か言われ、泣き崩れていた。
バレー部の顧問は、練習中の体育館に現れ、彼らに何かを告げる。身長の低い小泉風助(太賀)がリベロに抜擢される。
学校一の美女、梨紗(山本美月)は、いつものように彼氏の桐島の部活が終わるのをベンチで待っている。そこに友達の沙奈(松岡茉優)が駆け込んでくる。彼女は恋人の菊池宏樹(東出昌大)から、桐島がバレー部をやめたことを聞かされ、梨紗に知らせに来たのだ。
宏樹自身、桐島から何も聞かされておらず、梨紗も同様だった。桐島は学校を休んでいた。
涼也は、顧問を無視して自ら暖めていたゾンビ映画の企画を実行に移すことにする。撮影場所と決めていた屋上に行くと、吹奏楽部の沢島亜矢(大後寿々花)が練習をしており、涼也はどいてもらうよう頼むが、彼女は密かに恋い焦がれている宏樹の見える場所で演奏がしたく、なかなか譲ろうとしないのだった。
休日、バレー部は試合に敗退。涼也は地元の映画館で級友の東原かすみ(橋本愛)に偶然会い、同じ趣味であることで好意を寄せ始める。
月曜になり、かすみが級友の寺島竜汰(落合モトキ)と付き合っていることを知ってしまった涼也はゾンビ映画の撮影に打ち込もうとするが、またも撮影場所に亜矢がおり、校舎の撮影場所を屋上に変更。そこに、桐島が屋上にいるとの知らせがあちこちにはいり、桐島の仲間やバレー部が屋上に殺到する。
バレー部の久保(鈴木伸之)は、映画の小道具を蹴り飛ばしていらだちをあらわにするが、涼也は激怒。急遽、級友たちにゾンビが襲いかかるというドキュメンタリータッチの撮影に踏み切る。
興奮が収まり、宏樹は落ちていたカメラレンズの日よけを涼也に手渡し、屋上を立ち去る。
暗くなったグラウンドでは、野球部が猛練習を続けているのだった。

桐島が最後まで登場しない形で物語が進行。明快な筋が通ったストーリーではなく、多くの登場人物の誰に共感し、誰に反感を持つかは観客にゆだねられている。主人公は神木隆之介ということになっているが、人によっては梨紗だったり、宏樹だったり、亜矢だったりするだろう。

【5段階評価】3

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2016年4月12日 (火)

(1341) 007 ゴールドフィンガー

【監督】ガイ・ハミルトン
【出演】ショーン・コネリー、オナー・ブラックマン、ゲルト・フレーベ、ハロルド坂田
【制作】1964年、イギリス、アメリカ

007」シリーズ第3作。主演はショーン・コネリー。

ゴールドフィンガー(ゲルト・フレーベ)を調べていた007(ショーン・コネリー)は、彼のいかさまの片棒を担いでいた女性、ジル(シャーリー・イートン)と親しくなるが、007は山高帽をかぶった何者かに襲われ、ジルは全身に金粉を塗られ、皮膚呼吸困難で死亡する。
007はゴールドフィンガーの捜査を開始。ゴールドフィンガーは、金を大量保有する銀行を襲い、保管された金を放射能汚染させて自らが所有する金の価値を跳ね上げさせようとする計画を実行しようとしていた。作戦では、人々を24時間麻痺させる特殊なガスの散布をすることになっており、その散布の役を担うのが、美人パイロットのプッシー・ガロア(オナー・ブラックマン)だった。
007は彼女と親密になり、ゴールドフィンガーの言いなりになるのをやめるよう諭すが、計画は実行に移される。007は銀行の中に金塊とともに取り残されるが、山高帽をかぶった用心棒、オッドジョブ(ハロルド坂田)を感電死させて脱出に成功。プッシー・ガロアは、散布するガスを無害なものに変更しており、政府軍は眠ったふりをしてゴールドフィンガーを油断させていたのだ。
ゴールドフィンガーは軍人の変装をして007の乗った飛行機に乗り、彼を殺害しようとするが、暴発した銃が飛行機の窓を破り、ゴールドフィンガーは外に吸い出されてしまう。
007はプッシー・ガロアとともにパラシュートで脱出し、孤島で抱き合うのだった。

特殊な装備をつけたボンド・カーが登場。靴のかかとに忍ばせた発信器など、スパイ道具らしいギミックが楽しい。ストーリーも分かりやすく、古い作品だが飽きずに楽しめる。「スカイフォール」にも同じボンドカーが登場している。

【5段階評価】4

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2016年4月11日 (月)

(1340) エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

【監督】パトリック・ヒューズ
【出演】シルベスター・スタローン、メル・ギブソン、ジェイソン・ステイサム
【制作】2014年、アメリカ

エクスペンダブルズ」シリーズ第3作。
ベテラン大物俳優の登場が売りの本作では、相手役にメル・ギブソン、味方にハリソン・フォードが登場。公開当時、ハリソン・フォードは71歳。おじいさんと言ってもいい年齢だが、かっこいい。

傭兵のバーニー(シルベスター・スタローン)が、とある密輸現場に向かったところ、死んだはずの元仲間、ストーンバンクス(メル・ギブソン)を発見。仲間のヘイル(テリー・クルーズ)が重傷を負わされ、バーニーはストーンバンクスとの対決を決意。
バーニーは、仲間を巻き込まないよう、リー(ジェイソン・ステイサム)やガンナー(ドルフ・ラングレン)に解雇を通告し、若い傭兵を仲間に雇う。
しかし、作戦は失敗し、仲間を人質に取られてしまう。バーニーは単身で敵地に乗り込もうとするが、そこにリーたちが現れ、さらにはトレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)やイン・ヤン(ジェット・リー)も協力。一騎打ちでストーンバンクスを倒す。

序盤の鉄道での銃撃戦が非現実的すぎて、作品としての格がいきなり下がってしまった。
ジェット・リーの格闘シーンがなかったのも残念。ストーリーより俳優を楽しむ作品。
この作品に出ると、薹の立った俳優の仲間入りをしたような変なステータスがつく気もする。

【5段階評価】3

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2016年4月 4日 (月)

(1339) 007 スカイフォール

【監督】サム・メンデス
【出演】ダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチ、ハビエル・バルデム
【制作】2012年、イギリス、アメリカ

ダニエル・クレイグ主演の007シリーズ第23作。

諜報部MI6のエージェントが、スパイ情報の入ったハードディスクを何者かに奪われる。007(ダニエル・クレイグ)はそれを追うが、実行犯(オーラ・ラパス)を逃してしまう。
犯人はMI6を爆破。MI6は拠点を地下施設に移して捜査を続行。死地を脱した007はM(ジュディ・デンチ)のもとを訪れ、諜報部員としての活動を再開。
銃弾から実行犯が上海に向かうことを知った007は、雇い主を聞き出そうとするが失敗。彼が持っていたカジノのコインから、仲間と思われる女性、セブリン(ベレニス・マーロウ)に接近し、ついに首謀者のもとにたどり着く。
それは、かつてMのもとで諜報部員として働いていたラウル・シルバ(ハビエル・バルデム)だった。彼はMを恨み、007を仲間に引き入れようとするが、007に捉えられる。
Mと再会したシルバは、Mに激しい復讐の意志をあらわにする。Q(ベン・ウィショー)はシルバのパソコンを調べるが、それはシルバの罠だった。シルバは脱出すると、007の追撃をかわしてMのいる会議場に姿を現す。追いついた007はなんとかMを逃がし、彼女とともにスカイフォールを目指す。そこは、007が幼少の時期を過ごした場所だった。
007とMは、管理人のキンケイド(アルバート・フィニー)とともにシルバの部隊を待ち受ける。シルバは、ヘリコプターと手榴弾で猛攻をしかけ、キンケイドはMを連れて秘密の地下通路から脱出。しかし、Mは銃撃により重傷を負っていた。
シルバはMに追いつき、Mに拳銃を握らせて自分とともにM自身の脳天を打ち抜かせようとするが、間一髪で追いついた007がシルバの背中にナイフを投げつけ、シルバを倒す。
しかし、Mは007の胸の中で息を引き取るのだった。

007の少年時代が明らかになり、Mがギャレス・マロリー(レイフ・ファインズ)に交代するという大きな展開を見せた本作。序盤のトルコの街並みでのチェイスや、パワーショベルを使った鉄道での戦闘など、迫力あるアクションが楽しめた。悪役のシルバを演じたハビエル・バルデムもはまり役。奥歯に仕込んだシアン化水素で自らの命を絶とうとするも、あごの骨が焼けただれて死ねなかった、と言って入れ歯を外して見せる壮絶な顔の映像も見応えがある。
ダニエル・クレイグが演じているのは、ロジャー・ムーアや、ピアース・ブロスナンが演じたスマートで粋なスパイではなく、泥臭く血と汗にまみれたスパイである。個人的にはこちらが好みだ。

【5段階評価】4

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