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2016年2月

2016年2月26日 (金)

(1336) るろうに剣心 京都大火編

【監督】大友啓史
【出演】佐藤健、武井咲、藤原竜也、伊勢谷友介、江口洋介
【制作】2014年、日本

和月伸宏の漫画の劇場版第2作。「るろうに剣心」の続編。

人を斬らないと決めた流浪人、剣心(佐藤健)を敵視する志々雄真実(ししおまこと)(藤原竜也)は、政府転覆のため、大久保利通(宮沢和史)を暗殺。
剣心は、志々雄を追って京都に向かうが、心を寄せる薫(武井咲)を志々雄の腹心、瀬田宗次郎(神木隆之介)に奪われてしまう。
志々雄の船に乗り込んだ剣心だったが、海に落とされた薫を追って自らも海に飛び込む。
浜に打ち上げられた剣心を、謎の男(福山雅治)が救うのであった。

第2作にありがちな中途半端なエンディング。藤原竜也は相変わらずいい演技だが、顔がほとんど分からない役なのが、ちょっと残念。

【5段階評価】2

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2016年2月25日 (木)

(1335) リターナー

【監督】山崎貴
【出演】金城武、鈴木杏、岸谷五朗、樹木希林
【制作】2002年、日本

宇宙人の侵略から地球を守るために未来から来た少女と、現代を生きる青年の活躍を描いた作品。

宇宙人の侵略に怯える未来から、一人の少女、ミリ(鈴木杏)が時空を超えて現代に現れる。
闇取引の現場から、不法な金を奪い取った男、ミヤモト(金城武)は、宿敵の溝口(岸谷五朗)を追い詰めるが、そこにミリが現れ、溝口は隙を突いて逃げる。
ミリから話を聞いたミヤモトは、情報屋のばあさん(樹木希林)の協力のもと、宇宙人に迫る。
宇宙人は悪者ではなく、溝口が金儲けのために宇宙人の子供を監禁していたため、宇宙人が地球に戦争を挑んでいたのだった。
それを知ったミリは、ミヤモトと協力して宇宙人を奪還し、宇宙人に返す。
ミヤモトは、自分の親友を奪った溝口に復讐を果たすが、ミリは未来へと戻ってしまうのだった。

ターミネーター2」のようなテイストもあり、特撮はわりとよくできていた。金城武の演技が、若干大根臭かったのが気になった。

【5段階評価】3

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2016年2月13日 (土)

(1334) イエスマン "YES"は人生のパスワード

【監督】ペイトン・リード
【出演】ジム・キャリー、ズーイー・デシャネル、ブラッドレイ・クーパー、リス・ダービー
【制作】2008年、アメリカ

何かに付け「ノー」と言っていた男が、「イエス」と言い続けることで人生を切り開いていくさまを描いた作品。

銀行の融資係のカール(ジム・キャリー)は、どんな誘いも理由を付けて断るネガティブな男だった。ある日、友人に誘われて、怪しげなセミナーに参加し、イエスと言い続けるという誓いを立てさせられる。
さっそく、不労者に家まで車で送ってくれと言われ、断り切れずに有り金もとられてしまう。おまけに車はガス欠。自分をののしりながら歩いてガソリンスタンドに向かうが、そこでスクーターに乗った若い女性、アリソン(ズーイー・デシャネル)に出会う。カールはアリソンのスクーターに乗せてもらい、自分の車まで送ってもらう。別れ際にキスしてくれると嬉しい、とおそるおそる言うと、アリソンはカールにキスをして帰って行く。
何にでも積極的にイエスということで、カールは次々と幸運に見舞われるようになる。アリソンと付き合うようになったカールは、アリソンが一緒に住みたいと告げたとき、一瞬戸惑いながらもイエスと言う。
しかし、カールの怪しい行動にFBIが彼をスパイだと誤解。アリソンは、カールが特殊なセミナーのために、自分の同棲の申し出にいやいやイエスと答えたのだと考え、彼のもとを立ち去る。
アリソンを忘れられないカールは、セミナーの主催者テレンス(テレンス・スタンプ)に、誓いを解いてくれと頼むが、テレンスは、自分の心に素直になり、イエスもノーもいうことが大事なんだと告げる。
カールはアリソンのもとに再び向かうと、自分の気持ちを正直に告げる。アリソンもそれを受け入れ、二人は仲直りするのだった。

シナリオはおおむね予想通りだが、ジム・キャリーの演技力と、ズーイー・デシャネルの魅力でもっている作品だった。

【5段階評価】3

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2016年2月12日 (金)

(1333) 時計じかけのオレンジ

【監督】スタンリー・キューブリック
【出演】マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、ウォーレン・クラーク
【制作】1971年、イギリス、アメリカ

暴力を繰り返す青年の運命を描いた作品。過激な性描写が話題となった作品。

不良のアレックス(マルコム・マクダウェル)は、3人の友人と夜な夜な街に繰り出して、不労者の老人(ポール・ファレル)を痛めつけるなどの暴力を繰り返していた。
ある日、アレックスは、作家のフランク(パトリック・マギー)の家に押し入ると、「雨に唄えば」を口ずさみながら容赦なくフランクを蹴り飛ばし、妻(エイドリアン・コリ)を面白半分に強姦する。
アレックスのリーダーとしての横暴に嫌気がさした仲間たちは、猫屋敷に住む老婆(ミリアム・カーリン)に襲いかかって逃げようとしたアレックスを裏切り、アレックスは刑務所送りとなる。
刑務所で模範囚として過ごしたアレックスは、ルドヴィコ治療を受ければすぐに釈放されるという噂を聞きつけ、内務大臣(アンソニー・シャープ)に取り入り、その治療を受けることにする。
ところがそれは、瞬きできないように目を開いたまま、暴力的な映画を見せ続けるというもので、アレックスは、暴力行為や性行為をしようとするたびに、激しい吐き気に襲われるようになる。研究者たちは、治療の成果により、犯罪者が更正したと喜ぶ。
アレックスは釈放されるが、かつて暴行した不労者や、警察官となったかつての仲間に痛めつけられ、民家に助けを求める。それは作家フランクの家だった。フランクはアレックスの暴行により車いす生活を強いられていた。フランクははじめ、アレックスに気付かず、彼を風呂を提供するが、風呂の中でアレックスが「雨に唄えば」を歌っているのを聞き、過去の忌まわしい事件を思い出す。フランクは、アレックスのせいで妻は死んだと告げ、彼を屋根裏に幽閉する。アレックスはついに自殺の道を選ぶ。
息を吹き返したアレックスは、もはや暴力や性行為への抵抗はなかった。人気取りのためにアレックスに近寄ってきた内務大臣に、アレックスは協力の姿勢を見せるが、頭の中では享楽的なセックスの快楽を思い描いているのだった。

冒頭は近未来をイメージしたディストピア風の社会の中で、主人公が不条理な暴力を繰り返しており、「だめだこの映画、趣味に合わない」と思っていたのだが、後半からストーリーがはっきりとしてくる。フランクがアレックスへの強烈な怒りに震え上がるシーンの恐ろしさは、この冒頭の過剰な暴力描写があってこそだ。

【5段階評価】3

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2016年2月 9日 (火)

(1332) 96時間/リベンジ

【監督】オリビエ・メガトン
【出演】リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン
【制作】2012年、フランス

かつて娘を誘拐した犯人を殺害した元CIA捜査官が、犯人の父親から復讐され、家族を守るために奮闘する。「96時間」の続編。

娘のキム(マギー・グレイス)の恋人が気になる元CIA捜査官のブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)とキムを、仕事先のイスタンブールに誘う。
キムはホテルに残ってプールに入り、ブライアンとレノーアは車で市場に出向くが、そこにブライアンら3人を拉致しようとする魔の手が伸びる。かつて、ブライアンは娘を誘拐した犯人一味を皆殺しにしており、犯人の父親、ムラド(ラデ・シェルベッジア)は、復讐のため、ブライアンを生け捕りにしようとしていたのだ。
ブライアンは、車が尾行していることに気付き、レノーアを逃がそうとするが、二人は捕らえられてしまう。ブライアンはとっさにキムに電話し、キムに身を隠すよう指示。難を逃れたキムは、再び父親からの電話を受け、父親の指示を受ける。
ブライアンは、娘に手榴弾を投げさせ、その爆発音をもとに自分の位置をキムに知らせる。キムは煙突からブライアンに銃を渡し、ブライアンは脱出に成功。犯人一味に追われた娘を救い出すと、レノーアが拉致されている現場に戻るが、レノーアは連れ去られてしまう。
ブライアンは娘に車を運転させて警察と犯人一味から逃走し、アメリカ大使館に逃げ込むと、拉致されたときの音を頼りに、犯人のアジトを突き止める。
ムラドはレノーアを連れて浴場に逃げ込むが、ブライアンは最後の手下を倒し、ムラドの前に現れる。ブライアンは、もう復讐しないと誓うなら、殺さずに立ち去ると告げ、銃を置いて立ち去ろうとするが、ムラドは銃を手にとって引き金を引く。しかし、銃に弾は入っていなかった。
ムラドの復讐の意志を確認したブライアンは、今度こそムラドの息の根を止める。
3人はアメリカに戻り、キムの恋人、ジェイミー(ルーク・グライムス)と4人で談笑するのだった。

ブライアンの機転と格闘の素晴らしさが見もののシリーズだが、本作は、前作に比べるとご都合主義的で、ちょっと緊迫感が薄れてしまっていた。
ブライアンとレノーアが拉致される直前、ブライアンは娘に携帯で電話をするのだが、なぜか犯人たちは大人しく待っている。なかなか不思議な展開。
最後の銃に弾が入っていないという落ちも見え見えだった。

【5段階評価】3

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2016年2月 8日 (月)

(1331) 戦争のはらわた

【監督】サム・ペキンパー
【出演】ジェームズ・コバーン、マクシミリアン・シェル
【制作】1977年、イギリス、西ドイツ

ドイツ軍人を主人公とした戦争映画。

ロシア戦線に、ドイツ帰属のシュトランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)が赴任。彼は十字勲章目当てで戦地を志願していた。彼は、有能な兵士、シュタイナー軍曹(ジェームズ・コバーン)を味方に付けようと彼を曹長に昇進させるが、シュタイナーは取り合わない。
ロシア軍の猛攻にシュトランスキーは戦意を喪失。シュタイナーは善戦するが、後方の病院に担ぎ込まれる。
仲間の戦地復帰を目にして、シュタイナーも戦地に戻るが、彼の小隊は、シュトランスキーの裏切りに遭い、戦場で孤立してしまう。仲間を率いてなんとか味方の部隊に合流しようとするが、シュトランスキーの腹心、トリービッヒは、シュタイナー達を銃撃する命令を出す。シュタイナーは仲間を次々と殺されたシュタイナーは、味方の陣地にたどり着くと、弁明を弄するトリービッヒを射殺。生き残った仲間に別れを告げると、その足でシュトランスキーのもとに向かう。シュタイナーは、シュトランスキーを射殺せず、勲章が欲しいのだろう、と言って彼に銃を持たせ、戦地に飛び出す。弾倉の交換もままならないシュトランスキーを目にして、シュタイナーは笑いが止まらないのだった。

ドイツ兵が終始、英語で会話しているので、最初はスパイか何かなのか、と勘違いしてしまいがちだが、ここは気にせずに観なければならない。
爆発のシーンなど、人がやられるところをスローモーションで描く技法は、当時としては珍しいものだったようだが、今となっては陳腐な演出に見えてしまう。戦闘シーンはそこそこの迫力ではあるのだが、「プライベート・ライアン」を知ってしまった者にはやはり物足りないのだった。

【5段階評価】2

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2016年2月 1日 (月)

(1330) 思い出のマーニー

【監督】米林宏昌
【出演】高月彩良(声)、有村架純(声)、松嶋菜々子(声)
【制作】2014年、日本

スタジオジブリのアニメ映画。

血のつながらない母親、頼子(松嶋菜々子)に育てられている中学生の少女、佐々木杏奈(高月彩良)は、頼子の自分への愛情に疑問を持っており、学校でも浮いた存在になっていた。肉親だった祖母(森山良子)にも先立たれ、杏奈は祖母を恨んでもいた。
ぜんそくの療養のため、田舎に住む親戚の家に預けられることになった杏奈は、湿地の先に古びた洋館を見つける。廃墟に見えた洋館には、マーニー(有村架純)という少女が住んでいた。杏奈とマーニーは親友となるが、洋館にマーニー一家の姿はなくなり、やがて別の家族が引っ越してくる。
その様子を見ていた杏奈は、彩香(杉咲花)に、あなたはマーニーか、と呼び止められる。
彩香は、部屋の中からマーニーの日記を見つけていたのだった。
彩香は、屋敷の絵を描いている女性、久子(黒木瞳)から、マーニーの話を聞く。マーニーの正体は、杏奈の祖母だったのだ。祖母や母の深い愛をしった杏奈は、やがて迎えに訪れた頼子を母親として認め、親戚の家を後にするのだった。

少し複雑なストーリーの作品だが、飽きずに見せてくれるあたりは、さすがジブリ。

【5段階評価】3

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