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2015年11月23日 (月)

(1319) 地獄の黙示録

【監督】フランシス・フォード・コッポラ
【出演】マーティン・シーン、マーロン・ブランド、フレデリック・フォレスト、サム・ボトムズ
【制作】1979年、アメリカ

ベトナム戦争で密命を受けた兵士の運命を描いた作品。

戦争の記憶が強く刻み込まれ、戦地への復帰を渇望していたウィラード大尉(マーティン・シーン)は、上層部から、密命を受ける。それは、優秀な軍人だったカーツ大佐(マーロン・ブランド)が、軍を抜けてベトナムの奥地に独立国家を築いて米軍の邪魔しているため、彼の指揮系統を断ち切って欲しいというもの。すなわち大佐の暗殺だった。
ウィラードは、若い乗組員とともに哨戒艇で川を進み、目的地を目指す。
途中、川でサーフィンをしたいがために、近くの集落を壊滅させるキルゴア中佐(ロバート・デュバル)や、川縁での大がかりなダンスショー、壊滅状態のまま戦闘を続ける兵士などを目の当たりにし、ウィラードと乗組員は、次第に戦争の狂気にむしばまれていく。
彼らが船を進めると、一艘の民間人の船がいた。チーフ(アルバート・ホール)は、ウィラードの制止を聞かずに船の検閲を行う。怪しい積荷は見当たらなかったが、若い女がドラム缶を隠す行動を見て、ランスが機関銃を乱射。民間人は殺戮される。女が隠そうとしていたのは、ただの一匹の小さな子犬だった。
船を進める一行がカーツの築いた基地にたどり着いたときには、若い乗組員のクリーン(ラリー・フィッシュバーン)とチーフは死亡。
ウィラードは残ったランス(サム・ボトムズ)とシェフ(フレデリック・フォレスト)とともに川岸に上陸。そこには、ベトナム人のみならず、寝返った米兵もいた。
ウィラードはついにカーツと邂逅し、彼の魅力に取り憑かれそうになるが、自由の身になったあと、カーツの暗殺を決行。カーツは半ば予期していたかのように、ウィラードの刃を受ける。
カーツに心酔していた人々は、ウィラードの姿を認めると、彼を拝み始める。ウィラードは残ったランスを連れて、彼の地を去るのだった。

1979年の名作映画。今回観たのは、2001年の特別完全版、「Apocalypse Now Redux」のほうだった。
川を進むにつれ、死体が転がっているかと思えば、ど派手な照明のステージが登場したり、容赦なく敵弾が迫ってきたり、大量の頭蓋骨をまつっていたりと、次々と異様な光景が登場し、戦争の狂気を独特の映像で描いており、独特の映像に驚嘆する。
映画史に残る名作の一つだろう。

ウィラード大尉が密命を授かる場面では、若い士官としてハリソン・フォードが出演している。

【5段階評価】4

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