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2015年9月

2015年9月30日 (水)

(1307) アベンジャーズ

【監督】ジョス・ウェドン
【出演】ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エバンス、スカーレット・ヨハンソン
【制作】2012年、アメリカ

アメコミ・ヒーローが大集結して敵と戦うアクション映画。登場するのは、アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)、キャプテン・アメリカ(クリス・エバンス)、超人ハルク(マーク・ラファロ)、マイティ・ソー(クリス・ヘムズワース)、ホークアイ(ジェレミー・レナー)、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)など。

宇宙人と手を組んだロキ(トム・ヒドルストン)が、ホークアイたちを操り、地球を支配しようとする。S.H.I.E.L.D.のフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)は、アベンジャーズを結成。最後はアイアンマンが、ミサイルを宇宙に駐留する敵の艦隊に打ち込み、戦闘に勝利する。

CG全開の時代、少々の映像迫力では、観客は心を揺さぶることは難しくなっており、本作も例外ではなかった。それぞれのキャラクターが持ち味を出しながら敵と戦っており、工夫はうかがえるものの、ヒーローは無敵なので、ハラハラドキドキは、あまりなかった。かといって、ヒーローが死ぬわけにもいかないので、制作者は悩んでいるんだろうな、と思う。

【5段階評価】3

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2015年9月29日 (火)

(1306) ミッション: 8ミニッツ

【監督】ダンカン・ジョーンズ
【出演】ジェイク・ジレンホール、ミシェル・モナハン、ベラ・ファーミガ
【制作】2011年、アメリカ、フランス

記憶の世界を扱ったSFサスペンス。

電車でまどろんでいた男(ジェイク・ジレンホール)が目を覚ますと、向かいには見知らぬ女性(ミシェル・モナハン)が座っており、親しげに彼に「ショーン」と話しかける。男は、状況を理解できず、自分は米軍のスティーブンス大尉だと名乗り、社内を調べて回る。混乱する彼に、女性は大丈夫だと優しく話しかけるが、突如、激しい爆発が起き、列車は大破する。
気がつくと、彼は狭い装置の中にいた。グッドウィンと名乗る女性が彼に爆破の犯人は誰だ、と尋ねる。彼は、爆弾テロ事件の犯人を捜すため、電車の中のショーンの記憶の中に、8分間だけ送り込まれ、爆発までの時間の中で手がかりを探すことを求められていたのだ。
彼は、爆破までの時間で様々な行動を試み、ついに犯人を暴く。しかし、爆破は現実の世界では過去の出来事であり、ショーンも、向かいに座っていた女性、クリスティーナも、死亡したという事実は変わらなかった。
スティーブンスは、グッドウィンに頼み、記憶の世界に送り込まれた状態で装置から解放される。スティーブンスは、見事に犯行を防ぎ、クリスティーナとともにシカゴの街に降り立つ。この世界にいるグッドウィンのもとに、スティーブンスから、事件を未然に防いだとの連絡が入る。スティーブンスは、記憶の中の世界で生き続けることになったのだった。

メメント」や「バンテージ・ポイント」のように、同じ時間を繰り返し再現することで、次第に謎が明らかになっていくという展開は、推理小説を読み直して不明点を解き明かすような快感がある。大量のバッドエンディングが用意されているアドベンチャーゲームにも少し似ていた。
過去に起きた死からは逃れられないという現実を超越したラストは痛快だった。

【5段階評価】4

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2015年9月28日 (月)

(1305) 閉ざされた森

【監督】ジョン・マクティアナン
【出演】ジョン・トラボルタ、コニー・ニールセン、サミュエル・L・ジャクソン
【制作】2003年、アメリカ

軍隊で起こる仲間内の殺人事件を追ったサスペンス。

訓練中の兵士が互いに撃ち合うという事件が起こる。オズボーン大尉(コニー・ニールセン)が生き残った兵士、ダンバー(ブライアン・バン・ホルト)を尋問するが口を割らない。スタイルズ大佐(ティム・デイリー)は尋問のプロ、トム(ジョン・トラボルタ)を呼ぶ。
トムは、ダンバーから、厳しすぎるウエスト教官(サミュエル・L・ジャクソン)が、特に黒人兵士のパイク(テイ・ディグス)につらく当たっていたという話をする。次いでトムは、重傷を負ったケンドル(ジョバンニ・リビシ)に話を聞く。彼は、ウエスト教官が白煙筒の爆発によって死亡し、パイクが殺害を自供したために拘束されるが、彼はダイバーを籠絡して自分を解放するよう迫り、それに気付いたミュラー(ダッシュ・ミホク)やニューニエンス(ロゼリン・サンチェス)と撃ち合いになったのだ、という話をする。
トムとオズボーンは、ダンバーのもとに引き返し、ケンドルはダンバーが仲間殺しの犯人だと証言した話をするが、ダンバーはケンドルとミュラーが麻薬を扱っていたと告げる。
話は二転三転し(決して、あらすじを書くのが面倒になったわけではないわけではない)、麻薬の密売に関わっていたのは、病院の院長のビルマー(ハリー・コニック・Jr.)とスタイルズ大佐であることが明らかになる。ビルマーは、オズボーンの強引な捜査により自白。スタイルズも真相をトムに見抜かれ、彼を撃とうとするが、気付いたオズボーンがスタイルズを射殺する。
ところが、トムが去り際に、兵士達と同じような台詞を吐いたことから、オズボーンは、トムが兵士達と通じていたのではないかという疑念を持ち、彼を尾行。果たして彼の車にはダンバーが乗り込み、二人は親しげに建物の中に消えていく。それを追ったオズボーンは、トムに銃を向け、ウエスト殺しの張本人がトムだったのではないか、と自供を迫るが、その後ろには、死んだはずのウエストがいた。全ては、トムやウエスト達の仕組んだ囮捜査だったのだ。
トムから真相を聞かされたオズボーンは安堵し、トムに進められるがまま、ビールを口にするのだった。

どんでん返しが多すぎて飽き飽きする展開かと思いきや、最後はすっとうまくまとめてくれた。「ワイルドシングス」ほどのえげつなさはなく、若干、分かりづらいが、なかなかよかった。日本テレビの映画天国は、ときどきこうした、少しマイナーだがよい作品を、オリジナル音声の字幕付きで放映してくれる。
いちばんの見せ場は、ケンドル役のジョバンニ・リビシが尋常じゃない量の血を吐くシーンかもしれない。

【5段階評価】3

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2015年9月 3日 (木)

(1304) 劇場版 進撃の巨人 前編~紅蓮の弓矢~

【監督】荒木哲郎
【出演】梶裕貴(声)、石川由依(声)、井上麻里奈(声)、神谷浩史(声)
【制作】2014年、日本

諫山創原作漫画のアニメ版劇場作品。巨人と化したエレンが、巨石で壁の穴を塞ぐまでが描かれている。

人々が、巨人の襲撃を避けるため、壁の中で暮らしている世界。その壁に穴が開いてしまい、街の中に巨人が攻め込んでくる。
街で暮らす少年、エレン(梶裕貴)は、壁の外を調査する調査兵団に入隊。同居している少女、ミカサ(石川由依)や、幼なじみで臆病者のアルミン(井上麻里奈)も入隊する。
ところが、巨人との戦闘で、エレンは腕と片足を失ってしまい、アルミンが巨人に食われそうになる。エレンはアルミンを助けるが、巨人に食われてしまう。絶望的な状況の中、巨人を相手に戦う巨人が現れる。死闘を終えたその巨人の首筋から、エレンが現れる。
エレンは、父親から地下室の鍵を託されており、そこに自分の体の秘密があるとにらむ。
人々の街には、壁の穴から次々と巨人が入り込んでくるため、兵団は、巨人となったエレンに巨石を担がせ、穴をふさぐ作戦を決行。はじめは命令を無視して暴走するエレンの巨人だったが、アルミンが語りかけたことにより、巨石を運び始める。数多くの犠牲により、作戦は成功。はじめて人類が巨人に勝利した瞬間だった。

大胆にストーリーが要約されているため、ある程度、作品を知っていないと、楽しむのは難しいかもしれない。映画にしては映像が粗かった。立体起動装置は、映像にすると「スパイダーマン」になってしまうことが分かった。映像的にはスパイダーマンの方が格上だった。

【5段階評価】3

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2015年9月 2日 (水)

(1303) テルマ・ロマエII

【監督】武内英樹
【出演】阿部寛、上戸彩、市村正親、北村一輝、笹野高史
【制作】2014年、日本

ヤマザキマリ原作漫画の実写映画化作品。「テルマエ・ロマエ」の続編。

浴場技師のルシウス(阿部寛)は、コロッセオの闘士を癒す風呂や、騒がしい子供達向けの風呂など、次々と依頼を受け、現代日本にタイムスリップしては、着想を得て、斬新な風呂を実現していく。
乱世の平定を目指すハドリアヌス帝(市村正親)は、ルシウスに温泉保養地の建設を命じるが、戦乱の世を望む家臣達は、ルシウスの暗殺をもくろみ、好色だが勇猛な武将、ケイオニウス(北村一輝)の兄で、男色のジェイオニウス(北村一輝、二役)をかつぐ。ルシウスとともに古代ローマの時代にタイムスリップした真実(上戸彩)は、ジェイオニウスに捉えられ、投獄されてしまうが、グラディエーターのアケボニウス(曙太郎)がルシウスと投合。牢獄を脱出すると、ジェイオニウスが偽物であることを白日の下にさらす。
ルシウスが続けさせていた温泉の掘削は、真実とともにやってきた相撲の力士達の助力によって成功。日本に戻った真実は、ルシウスをネタにした漫画で、漫画家になる夢を実現させるのだった。

前作に続き、古代ローマのルシウスが、日本の文化に感銘を受け、ローマに持ち帰るという、日本愛に満ちた作品。足つぼを刺激する板や、マッサージチェア、入浴剤、スパリゾートのスライダーやラーメンに餃子、消臭・芳香機能付きの便座などがローマに持ち帰られ、たいがいは似て非なるサービスとなって古代ローマに再現される。その様子を見て、日本っていいなあと思い、満足するのが正しい鑑賞法。間違っても、上戸彩の横乳の露出に期待をしてはいけないのだ。
銭湯に登場する力士たちが、素人にしては体つきが本格的で、ただのデブを集めたとは思えないと思っていたら、きっちり日本相撲協会が協力していた。さすがの迫力だったが、ルシウスがマッサージチェアに驚くシーンで、力士達が爆笑するシーンでは、どの力士もとてもいい笑顔で、その道のプロというのは、演技力も自ずと備わるものなのだろうか、と感心した。

【5段階評価】3

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2015年9月 1日 (火)

(1302) 妖怪大戦争

【監督】三池崇史
【出演】神木隆之介、宮迫博之、豊川悦司、栗山千明、高橋真唯
【制作】2005年、日本

1968年の映画、「妖怪大戦争」のリメイク。大勢の有名俳優が、素顔がわからないほどの妖怪メイクで登場するにぎやかな作品。

転校生の小学生、稲生タダシ(神木隆之介)は、クラスメートに弱虫とバカにされていた。地元の祭りで、麒麟送子に選ばれたタダシは、大天狗が住むという山に、伝説の聖剣を取りに向かう。
川姫(高橋真唯)やカッパの川太郎(阿部サダヲ)、猩猩(近藤正臣)を仲間に、タダシは山の中を進んでいく。ところがヨモツモノの首魁、加藤保憲(豊川悦司)の手下、アギ(くりやまちあき)が現れ、聖剣は折られてしまう。
妖怪たちは聖剣を打ち直すことのできる妖怪、一本ダタラ(田口浩正)を探しだす。聖剣を打ち直したタダシは、東京に向かった加藤保憲の居城に向かう。パワーアップした聖剣をもってしても、タダシは加藤に歯が立たない。加藤は自ら転生するため、釜の中に身を投じるが、中に小豆洗い(岡村隆史)の小豆が入ってしまい、加藤は小豆と融合してしまう。釜は爆発し、地球の危機は去る。
大人になったタダシ(津田寬治)には、もはや妖怪の姿は見えなくなっていた。生まれ変わった加藤の次なる野望を予感させ、映画は終わる。

豪華な俳優陣ではあるが、内容は子供向けの域を出ていない。落ちも中途半端で、腹から笑えるというほどではなかった。
それにしても、久しぶりに午後のロードショーを見たが、相変わらずえげつないカット、画面の番宣テロップなど、映画好きをナメていた。マジで、よほど見たい作品(で他で見られそうもないもの)でもない限り、午後ロードで映画は見ない。

【5段階評価】2

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