(1302) 妖怪大戦争
【監督】三池崇史
【出演】神木隆之介、宮迫博之、豊川悦司、栗山千明、高橋真唯
【制作】2005年、日本
1968年の映画、「妖怪大戦争」のリメイク。大勢の有名俳優が、素顔がわからないほどの妖怪メイクで登場するにぎやかな作品。
転校生の小学生、稲生タダシ(神木隆之介)は、クラスメートに弱虫とバカにされていた。地元の祭りで、麒麟送子に選ばれたタダシは、大天狗が住むという山に、伝説の聖剣を取りに向かう。
川姫(高橋真唯)やカッパの川太郎(阿部サダヲ)、猩猩(近藤正臣)を仲間に、タダシは山の中を進んでいく。ところがヨモツモノの首魁、加藤保憲(豊川悦司)の手下、アギ(くりやまちあき)が現れ、聖剣は折られてしまう。
妖怪たちは聖剣を打ち直すことのできる妖怪、一本ダタラ(田口浩正)を探しだす。聖剣を打ち直したタダシは、東京に向かった加藤保憲の居城に向かう。パワーアップした聖剣をもってしても、タダシは加藤に歯が立たない。加藤は自ら転生するため、釜の中に身を投じるが、中に小豆洗い(岡村隆史)の小豆が入ってしまい、加藤は小豆と融合してしまう。釜は爆発し、地球の危機は去る。
大人になったタダシ(津田寬治)には、もはや妖怪の姿は見えなくなっていた。生まれ変わった加藤の次なる野望を予感させ、映画は終わる。
豪華な俳優陣ではあるが、内容は子供向けの域を出ていない。落ちも中途半端で、腹から笑えるというほどではなかった。
それにしても、久しぶりに午後のロードショーを見たが、相変わらずえげつないカット、画面の番宣テロップなど、映画好きをナメていた。マジで、よほど見たい作品(で他で見られそうもないもの)でもない限り、午後ロードで映画は見ない。
【5段階評価】2
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