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2015年6月26日 (金)

(1288) そして父になる

【監督】是枝裕和
【出演】福山雅治、尾野真千子、リリー・フランキー、真木よう子
【制作】2013年、日本

出産にまつわる病院の事故に巻き込まれた父親の心情を描いた作品。

一流会社に勤める野々宮良多(福山雅治)は、愛する妻のみどり(尾野真千子)と、息子の慶多(二宮慶多)とマンションに暮らしていた。ある日、息子を出産した病院から呼び出しを受けた良多とみどりは、衝撃の事実を知らされる。息子の慶多は、実は他人の夫婦の子供であり、子供の取り違えがあったというのだ。本当の息子は、電気屋を営む斎木家の長男、琉青(黄升炫)として育っていた。
エリート志向の良多に対して、琉青の父の雄大(リリー・フランキー)はおおらかな性格の持ち主で、性格は全く相容れない。良多は友人の弁護士、鈴本(田中哲司)に相談し、慶多と琉青の両方を引き取ろうとするが、雄大から「人の気持ちが分からない」と罵倒される。
病院側の弁護士の勧めもあり、互いに子供を取り替えることにするが、琉青は良多になつかず、逆に慶多は雄大になじんでいく。良多の厳しいしつけに耐えかねた琉青は、雄大の家に逃げ込んでしまう。
良多は、弧度とのふれあい方を学び、慶多にも優しく接する。

後半、良多自身がかつて、実の母親に会いたくて家出をしたことがある、と妻に告白。相手の家族を軽蔑し、子供に非情な接し方をする彼自身が、生みの親と育ての親が違うという境遇に葛藤していた、ということが、観客に衝撃を与える。このへんはウマいな、と感じた。
モテキ」でも、いい役どころを演じていたリリー・フランキーは、今回も、ガサツなようで愛情にあふれる父親役を好演。真木よう子との共演も「モテキ」と同じだ。

【5段階評価】3

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