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2014年12月10日 (水)

(1245) ディープ・インパクト

【監督】ミミ・レダー
【出演】ティア・レオーニ、ロバート・デュバル、イライジャ・ウッド、モーガン・フリーマン
【制作】1998年、アメリカ

彗星の地球衝突の危機を描いたSFパニック作品。

高校生のリオ・ビーダーマン(イライジャ・ウッド)は、ガールフレンドのサラ(リーリー・ソビエスキー)と天体観測中、一つの彗星を発見。データを調べた天文学者、ウルフ(チャールズ・マーティン・スミス)は、地球に衝突することを予測し、政府に伝えようとするが、交通事故で死んでしまう。
財務局長官のスキャンダルを追っていたニュースレポーターのジェニー(ティア・レオーニ)は、女性スキャンダルだと思っていたエリーという名称が、地球に壊滅的な被害をもたらす彗星のことだったことを知る。
大統領のトム・ベック(モーガン・フリーマン)は、メサイア計画を実行することを発表。宇宙飛行士のフィッシュ(ロバート・デュバル)ら、精鋭の5人が彗星に核爆弾を埋め込み、爆発させる作戦を遂行するが、作戦は失敗し、彗星は大小2つの彗星に割れ、双方が地球に向かって進み続ける。
政府は、選ばれた100万人を地下都市に避難させることを決定。リオの家族は避難する側に選ばれたため、リオはさらに結婚すれば一緒に避難できるとプロポーズ。二人は結婚するが、サラは、自分の両親と一緒に避難できないことを知り、親とともに街に残ることを決意。リオは家族で地下都市に向かうが、中に入る直前、思い直してサラの元に向かう。
ジェニーもまた、地下都市行きを約束されていたが、それまで仲違いしていた父親のもとに戻る。
地球に、一つ目の彗星が衝突。ジェニーと父親は一瞬で津波に飲まれ、ニューヨークをはじめ、多くの都市が壊滅する。二つ目の彗星が衝突すれば、地球の生命は絶滅すると思われたが、フィッシュは、残りの核爆弾を積んで宇宙船ごと彗星にうがたれた穴に潜行し、核爆弾を爆破。巨大彗星は雲散霧消し、破片が地球の上空を覆う。
大統領は、大破したホワイトハウスの前で、国家の再生を誓うのだった。

パニック映画は、迫力ある被害の映像をこれでもか、と見せるのが売りだが、本作は、被害の場面は引っ張りに引っ張り、最後の最後で登場。物語の中心は、地球滅亡に直面した人々の家族愛に置かれている。群像劇の形で話は進行し、自分だけが生き残る道ではなく、愛する父親、愛する女性と、最期の時間をともにする道を選ぶ人たちの決断が感動を呼ぶ。こうした演出は、序盤に隕石の大量飛来という見せ場を持ってくる「アルマゲドン」とは対照的。非常に似通った設定だが、全く異なる静かな感動を与えてくれる作品であり、個人的には本作の方が好きだ。

【5段階評価】4

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