(1240) ホタルノヒカリ
【監督】吉野洋
【出演】綾瀬はるか、藤木直人、松雪泰子、手越祐也
【制作】2012年、日本
テレビドラマ、「ホタルノヒカリ」の劇場版。蛍と部長のコンビがローマで巻き起こす騒動を描く。
蛍(綾瀬はるか)の夫の高野部長(藤木直人)は、ローマへの海外旅行を計画。面倒くさがりの干物女、蛍がなかなか旅行の準備をしないため、一時期は諦めかけたが、蛍が一念発起し、ローマへ旅立つ。
ところが、ついて早々、蛍は日本に帰りたがり、部長も見本市に出たら帰ることを決めるが、蛍はローマで自分によく似た干物女、冴木莉央(松雪泰子)に出会う。莉央は一人でローマに滞在していたが、弟が自分を探しに来たと言って慌てる。弟とは、行きの飛行機で蛍の隣の席にいた若者、冴木優(手越祐也)だった。優は、莉央が心配で様子を見に来たのだったが、莉央は余計なお世話だ、と優を邪険に扱う。
4人で食事したあと、部屋に戻った蛍に、イタリア人から電話があり、それを受けた莉央は、部長はマフィアに誘拐された、と蛍に嘘をつく。すっかり信じてしまった蛍は、部長が密かに持ってきていた蛍のウェディングドレスを着てホテルを飛び出してしまう。見かねた莉央は蛍を車に乗せ、部長のいる街、チビタに向かう。車は動かなくなったため、車を乗り捨てる二人だったが、ドレスが車のドアに挟まって破れたり、水たまりで転んで泥まみれになったりと、蛍が部長を見つけたときには、蛍はボロボロの姿に。それでも部長は蛍を優しく抱きしめる。
蛍から、莉央は夫と子供に捨てられたのではなく、事故で二人を亡くしたのだと聞かされた部長は、雨の中、蛍と二人で、池に落ちた莉央の家族の写真を拾い集める。
乾かした写真を見た莉央は泣き出し、蛍ももらい泣きする。ようやく莉央は立ち直り、安心した優は姉の元を立ち去る。蛍と部長も莉央と別れ、イタリアの教会で挙式を済ませて日本に戻る。家の縁側でくつろぐ二人は、蛍が妊娠していることに気付くのだった。
毒にも薬にもならないような他愛のない話だったので、評価2かな、と思ったのだが、莉央が写真を見つめて泣き出すシーンはちょっと感動したので、評価は3にしておいた。ただ、何度も見たいと思うような映画ではなかった。
【5段階評価】3
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