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2014年11月

2014年11月30日 (日)

(1235) スーパーヒーロー・ムービー!! -最'笑'超人列伝-

【監督】クレイグ・メイジン
【出演】ドレイク・ベル、サラ・パクストン、クリストファー・マクドナルド
【制作】2008年、アメリカ

スパイダーマン」などのヒーロー映画のパロディ作品。

美少女、ジル・ジョンソン(サラ・パクストン)に憧れる冴えない青年、リック(ドレイク・ベル)は、トンボの力を得て、正義のヒーロー、ドラゴンフライとなる。ドラゴンフライは、宿敵アワーグラス(クリストファー・マクドナルド)を倒し、ジルと結ばれる。

ロード・オブ・ザ・リング、X-MEN、ウルヴァリンなどの作品がパロディの対象になっている。
それにしても、アメリカのコメディ作品は、おならやゲップが大好きだ。おばあさんのおならが止まらない、というだけのくだらないシーンで、映画館の中が大爆笑になっているのか、と思うと、この国の文明度の幅に驚かされる。

【5段階評価】2

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2014年11月29日 (土)

(1234) 悪魔の手毬唄

【監督】市川崑
【出演】石坂浩二、岸恵子、仁科明子、北公次
【制作】1977年、日本

磯川警部(若山富三郎)に呼ばれて、鬼首村(おにこべむら)の旅館、亀の湯に泊まっていた金田一耕助(石坂浩二)は、風呂場で多々良放庵(中村伸郎)という老人に、手紙の代筆を頼まれる。復縁を迫ってきた5番目の元妻、おはんに宛てるのだという。
磯川は、旅館の女将、青池リカ(岸恵子)の夫、源治郎が20年前に殺された事件の解決を金田一に依頼する。20年前、村にモール作りのもうけ話を持ちかけた恩田幾三を詐欺師とにらんだ源治郎は、囲炉裏端で頭を薪で割られて死亡。発見者はリカと放庵だったが、源治郎の顔は、囲炉裏の火で焼けただれ、見分けが付かない状態だった。
話を聞いた金田一が、道を歩いていると、おはんと名乗る老婆とすれ違う。ところが、おはんは1年前に死亡していた。磯川と金田一は、放庵の家に向かうが、そこには酒盛りの形跡と吐血の跡があり、放庵は行方不明になっていた。
都会で芸能活動をしていた恩田の娘、千恵(仁科明子)は、20年間つかまらずにいる父のことが気になり、里帰りする。その夜、リカの長男、歌名雄(北公次)の恋人、由良泰子(高橋洋子)が、手ぬぐいでほおかむりをした老婆に首を絞められ、殺される。
泰子の葬儀に出た千恵は、倉の壁に映った老婆の影を見て絶叫する。翌日、仁礼文子(永野裕紀子)が葡萄酒の酒樽の中で殺されているのが発見される。
地元の捜査主任、立花(加藤武)は、失踪している放庵が、仁礼家の依頼で泰子を殺し、さらに仁礼家への恨みで文子を殺したと考える。金田一と磯川は独自に捜査を進めるうち、泰子も文子も恩田の子であったこと、囲炉裏端で殺されていたのは、源治郎ではなく恩田であったことを突き止める。
3人目の被害者はリカの娘、里子(永島暎子)だった。里子が殺害されたことを息子の歌名雄から聞かされたリカは卒倒してしまう。
金田一は、活動写真の弁士をしていたという源治郎の写真を求めて神戸に行き、ようやく写真を発見する。その写真を見せられた文子の母親の咲枝(白石加代子)、千恵の母親の春江(渡辺美佐子)、泰子の母親の敦子(草笛光子)は、口々に、それが恩田だと口にする。
つまり、恩田とは、詐欺を働くために源治郎の演じた架空の人物だったのだ。
事件の犯人は、リカだった。20年前、恩田と源治郎が同一人物だと気付いた放庵は、リカにそのことを告げる。リカは放庵の家に向かい、源治郎を問いただすと、源治郎は開き直って春江と暮らすと言ったため、逆上したリカは源治郎を撲殺。放庵は、事件をうやむやにする代わりにリカを我が物にする。
20年が経過し、リカは、息子の歌名雄が泰子と結ばれようとしていることを知る。二人が腹違いの兄弟であることを歌名雄に告げることのできないリカは、放庵を犯人に仕立て上げて泰子の殺害を計画。放庵に毒を飲ませて絞殺し、死体を墓の中に隠すと、おはんが生きていると金田一に思わせ、泰子を殺害。歌名雄に言い寄っていた文子も殺害する。
顔の半分にあざのある自分の娘、里子を不憫に思っていたリカは、千恵も殺害しようとするが、里子は、リカが犯人であることに気付いてしまう。里子は、母親に己の罪深さを悟らせようとして、千恵を呼び出すためにリカが書いた手紙の入った千恵のハンドバックを持って、指定した待ち合わせ場所に向かう。暗がりの中、それが千恵だと思い込んでいたリカは、自分の娘だと知らずに里子を殴り殺してしまったのだった。
リカは、千恵に全てを打ち明け、かけつけた磯川に自首すると告げるが、隙を見て底なし沼で入水自殺する。犯人捜しにやっきになっていた歌名雄は、犯人の死体があがったと聞いて、磯川の制止をふりほどいて死体を確認するが、それが自分の母親であることを知り、嘘だ、と絶叫する。
事件は決着し、金田一は鬼首村を後にする。リカを愛していた磯川は、リカの息子、歌名雄の後見人となるのだった。

やや難解な作品で、2回観てようやく意味がわかったが、登場人物に無駄がなく、すっきりとした謎解き、はっきりした動機。サブリミナルのように細かくカット割りした映像によって、観る者にぞっとした感覚を植え付ける辺りの演出は、とても効果的だった。
写真のないことが不思議ではない戦後まもない頃という時代設定だからこそ成り立つトリックではあるが、謎解き作品としても面白かった。
一方、謎解き作品には、どうしてもいちゃもんを付けたくなってしまうが、まずはやっぱり、「おはんでございます」などと聞かれもしないのにつぶやきながら歩く老婆。そんな老婆はいないだろう、というのもさることながら、それを見かけた金田一があっさりおはんが生きていると思ってしまった、というのはどうなのよっていう。童謡が本作用の創作というのも、若干、ご都合主義的ではある。
とはいえ、母親として、そして一人の男を愛した女として、静かな怨念をたぎらせた女性を、岸恵子が見事に演じていた。そして、こんな数十年前の作品で、すでに大滝秀治氏は老人を演じているというのもすごい。

【5段階評価】4

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2014年11月 6日 (木)

(1233) 雷桜

【監督】廣木隆一
【出演】蒼井優、岡田将生、小出恵介、時任三郎、宮崎美子、柄本明
【制作】2010年、日本

身分の違う男女の恋物語。

天狗が出るという山に住む少女、遊(ゆう)(蒼井優)。実は彼女自身が、山に踏み込む人々を追い払う天狗だった。遊は幼い頃から理右衞門(時任三郎)に育てられていた。
城に仕えていた瀬田助次郎(小出恵介)は、かんしゃく持ちの殿、清水斉道(なりみち)(岡田将生)に付くこととなり、夜とぎの際、地元の山に天狗が出るという話をする。斉道は興味を持ち、山に入り込む。そこで斉道は遊と遭遇。互いに剣を抜いて戦うが、戦いの最中、斉道は発作で眠り込んでしまう。介抱する遊を斉道は抱きしめ、遊は二度と山に来るな、と斉道に告げる。
遊は助次郎の妹だった。再会を願う斉道は、再び山に入るが、理右衞門が斉道に襲いかかる。遊は理右衞門を押しとどめる。理右衞門は遊が自分の子ではないことを告げ、住んでいた小屋を焼いて姿をくらます。遊は生まれた里に戻る。
斉道は遊に再会し、その奔放な性格に惹かれる。斉道は遊に山の案内を頼み、桜の木の下で遊に櫛を渡し、二人は口づけを交わす。また会いに来ると言って斉道は去るが、斉道に出世話が持ち上がる。遊は斉道に会えないことを悲しむが、祭りの日、斉道は密かに遊を探す。斉道を付け狙う暗殺部隊を振り切り、二人はかつて遊が住んでいた山小屋で結ばれる。
出世より遊を選ぼうとする斉道を、家臣の榎戸角之進(柄本明)は自らの命を投げ出して諫める。徳川家に向かう斉道を遊は連れ去ろうとするが、斉道は籠を出ることはなかった。
18年後、斉道は病死。助次郎は形見の櫛をもって遊を訪ねる。遊は斉道の子を産んで育てていた。桜の木の下、助次郎は遊と再会するのだった。

日本版ロミオとジュリエットの触れ込み。ただ、なぜ遊はさらわれたのか、なぜ理右衞門が斉道の命を狙い、さらに暗殺集団がそれを追うのか、などの背景がしっかり描かれていないので、追っ手から逃れたり、チャンバラをやったりするシーンが、とってつけたような恋愛の障害程度の意味合いにしかなっておらず、心に響かなかった。若手俳優の演技に力を注いだ分、物語としての魅力が犠牲になっている作品だった。

【5段階評価】3

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2014年11月 5日 (水)

(1232) お引越し

【監督】相米慎二
【出演】田畑智子、中井貴一、桜田淳子
【制作】1993年、日本

別居した夫婦の間で揺れ動く少女の心情を描いた作品。

小学生の漆場(うるしば)レンコ(田畑智子)は、ケンイチ(中井貴一)とナズナ(桜田淳子)を親に持つ3人家族。ところが、ケンイチとナズナはそりが合わず、ケンイチは別居を始める。
レンコはナズナとの二人暮らしとなるが、ナズナが家事を分担するようなおきてを部屋に張り出し、レンコは窮屈さを感じていく。レンコは親のよりを戻そうと奮闘。友人のアドバイスで父親の部屋に籠もろうとしてみたり、琵琶湖旅行を画策したりする。
旅先でケンイチはナズナに同居を申し出るが、ナズナは勝手すぎると拒絶する。レンコは森の中をさまよい、湖畔に出る。そこには、仲のよかった自分と親がいた。燃えさかる竜の船を見ながら、親は湖に消えてしまう。レンコは、もう一人のレンコに、おめでとうございますと連呼し、彼女を抱きしめる。
レンコは母親と新たな一歩を歩き出す決意をするのだった。

森田芳光監督の「家族ゲーム」を彷彿とさせるような少し不思議なストーリー展開と、幻惑的な場面設定。離婚の危機という不安定な状況に置かれた少女が、とまどいながらも懸命に成長していく姿は、確かにけなげで愛らしいのだが、個人的には、抽象的な表現はあまりすっきりしなくて好きではない。正直、「おめでとうございます」の意味はよく分からなかった。こういうのを「イイネ! 」と言えるのが映画ファンなのかもしれないんだけども。

【5段階評価】2

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2014年11月 4日 (火)

(1231) 猿の惑星

【監督】フランクリン・J・シャフナー
【出演】チャールトン・ヘストン、リンダ・ハリソン、ロディ・マクドウォール、キム・ハンター
【制作】1968年、アメリカ

猿が人間を支配する惑星に降り立った宇宙飛行士の運命を描いた作品。

宇宙探査を終えた宇宙飛行士のテイラー(チャールトン・ヘストン)は、地球への帰還の途についていた。ところが、宇宙船は見知らぬ惑星に不時着する。そこでは、猿が馬に乗って銃を扱い、人間が言葉も話せず猿から逃げ惑っていた。テイラーは猿に捕らえられ、檻に入れられる。
テイラーを捉えた猿たちは流暢に英語を話しており、猿の科学者、コーネリアス(ロディ・マクドウォール)とジーラ(キム・ハンター)は、テイラーが言葉を理解することに驚く。
テイラーは檻に入れられていた若い人間の女性、ノバ(リンダ・ハリソン)とともに檻を脱出し、長老のザイアス(モーリス・エバンス)を人質にとって逃走。2人で猿たちが禁断の地とする場所に入り込む。そこにあったのは、崩れ落ちた自由の女神像だった。過去の人間の横暴により、人類はほぼ絶滅し、猿が地球を支配するようになっていたのだった。テイラーは、人間の愚かな行為を知り、絶叫するのだった。

巧みな特殊メイクによって、感情を表現できる豊かな表情を持つ猿たちが多数登場。どれも同じ猿ではなく、それぞれが個性を持った顔をしており、当時としては非常に高度な特殊技術である。
猿が人間を支配する、未知の惑星に不時着したのかと思いきや、それは遠い未来の地球だったという衝撃のラストシーンはけっこう有名だろう。「PLANET OF THE APES/猿の惑星」など、多くの続編やリメイク版が作られており、テーマの奥深さが感じられる。

【5段階評価】3

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2014年11月 2日 (日)

(1230) サハラ 死の砂漠を脱出せよ

【監督】ブレック・アイズナー
【出演】マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス、スティーブ・ザーン
【制作】2005年、アメリカ

伝説の装甲艦を追う男と世界保健機関の女性の冒険を描いた作品。

アフリカで発生している奇病を調べるWHO(世界保健機関)の医師、エバ・ロハス(ペネロペ・クルス)は、原因がマリにあるという情報を聞きつけるが、謎の組織に調査を妨害され、殺されそうになる。それを助けたのが、海底に沈む歴史的遺産を引き上げる組織、NUMA(国家海洋水中機関)のクルー、ダーク・ピット(マシュー・マコノヒー)だった。
目指すお宝がマリにあるという情報を得たダークは、独裁政権下にあるマリに向かうことを決意。エバはそれに同行する。
現地入りした彼らは別れるが、エバは井戸の調査中、カジーム将軍の襲撃を受け、仲間を殺されてしまう。そこに、ダークと相棒のアル・ジョルディーノ(スティーブ・ザーン)が現れ、エバを救出する。
道中、彼らはマリの武装集団、トゥアレグ族に遭遇するが、アフリカをよく知るダークの機転により、彼らの信頼を得ることに成功する。
ダークは、カジーム将軍と実業家のイブ・マサード(ランベール・ウィルソン)が手を組み、産業廃棄物を太陽光で焼却し、汚染水を地下に垂れ流していることを突き止めるが、イブ・マサードに捉えられてしまう。脱走に成功したダークとアルは、再び基地に戻ると、ヘリでエバを連れ去ろうとするイブからエバを救い出す。イブは証拠隠滅のため、施設を爆破しようとするが、ダークとアルはそれを阻止。エバを連れて施設を脱出する。カジーム将軍がヘリでダークたちを追跡したため、ダーク達は爆弾で追跡を逃れようとする。激しい爆発により、砂の中からダークの追っていた装甲艦が出現。ダークとアル、エバの3人は装甲艦に逃げ込み、カジームの乗ったヘリを撃墜。カジームの軍隊も、ダークを助けに現れたトゥアレグ族に投降する。
ダークとエバは、約束していたビーチに二人で向かい、口づけを交わすのだった。

序盤は「ナイロビの蜂」のようなシリアスな社会派サスペンスかと思わせたが、どちらかというと「ハムナプトラ」に近いコメディ・アクションだった。主人公には銃弾は当たらないとか、敵はなかなか主役を殺さないとか、予定調和な展開が続くわけだが、映像の迫力がそれを補っている。公開当時31歳のペネロペ・クルスのセクシーさも作品の魅力だった。評価は4に近い3。

【5段階評価】3

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2014年11月 1日 (土)

(1229) 誰も守ってくれない

【監督】君塚良一
【出演】佐藤浩市、志田未来、松田龍平、佐々木蔵之介、柳葉敏郎、石田ゆり子
【制作】2009年、日本

兄が少女殺人の容疑者として逮捕された妹と、その身の安全を確保する刑事との交流を描いた作品。

中学3年生の船村沙織(志田未来)の家に警察が上がり込み、小学生殺害の容疑者として長男の直人(飯島耕大)を逮捕する。容疑者の家族はマスコミの目を逃れるため、警察が守ることとなるが、家に残っていた母親は、トイレの中で自殺してしまう。
刑事の勝浦卓実(佐藤浩市)は、相棒の三島(松田龍平)とともに沙織をホテルにかくまうが、すぐにマスコミの手が及び、勝浦はしかたなく、自分がカウンセリングにかかっている精神科医の尾上令子(木村佳乃)を頼る。母親の死を、ボーイフレンドの園部達郎(冨浦智嗣)から知らされた沙織は、勝浦に対する不信感をあらわにするが、勝浦は上司から沙織の事情聴取まで指示され、しかたなく東京を後にする。
勝浦が向かったのは、家族で来るはずだったペンションだった。ペンションの経営者の本庄圭介(柳葉敏郎)と本庄久美子(石田ゆり子)は、かつて勝浦が担当した事件の容疑者に息子を殺された経歴を持っていた。圭介は二人を温かく迎えるが、沙織は心を閉ざしたままだった。
ところが、沙織を追求する手は、マスコミからネットの住民に移り、沙織が勝浦とともに本庄のペンションにいることが広まってしまう。情報を流したのは、勝浦を困らせようとした沙織だった。自分の母親は死に、家族がめちゃくちゃになっているのに、自分は家族旅行の心配をしているのが許せなかったのだ。ペンションの周りには、カメラを構えた男達が群がり、情報が流れている掲示板を見た圭介は、事件の被害者が自分の息子と同様ナイフで刺し殺されたことを知り、警察は自分の息子は守れなかったのに、容疑者の家族は守るのか、と思わず勝浦に声を荒げてしまう。
その夜、ペンションに沙織のボーイフレンドの達郎が現れる。達郎は沙織をそそのかしてペンションを抜け出すと、とあるホテルの一室に沙織をかくまう。しかしそこにセットされていた防犯カメラは、沙織の映像をネット上に流していた。達郎は沙織と縁を切り、映像をネットに流すことに荷担していたのだった。
全てがいやになり、一人になりたい、と告げる沙織に、勝浦は、君が家族を守るんだ、と説得する。沙織は、ようやく、兄が父親の厳しい指導にノイローゼ気味になっており、事件の日、血のついた手を洗いながら沙織に「助けて」と言っていたことを告げる。事件は真相解明に向けて進展し、勝浦は休暇を取ることを決めて娘に電話をするのだった。

容疑者の家族をマスコミが執拗に追求するシーンは、やや過剰である気もするが、追われている方からすると、これぐらいの恐ろしさなのだろう。マスコミ記者の梅本(佐々木蔵之介)が、過去に勝浦の関わった捜査で悲劇が起きたことを発見し、さらに容疑者の妹をかくまおうとする勝浦を罵倒することで、勝浦自身が追い込まれる心理をうまく表現していた。
ネット住民のさらしも、さすがに妹生中継は下種の極みすぎるが、正義漢ぶって他人のプライバシーを暴こうとする悪趣味から逃れられない恐ろしさがうまく表現されていた。もっとも、この手の演出は、今後、珍しいものではなくなるだろう・・・というか、すでに陳腐化しているといっていいかもしれない。
救いようのないタイトルだが、最後は希望のある終わり方になっている。

【5段階評価】4

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