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2014年11月 5日 (水)

(1232) お引越し

【監督】相米慎二
【出演】田畑智子、中井貴一、桜田淳子
【制作】1993年、日本

別居した夫婦の間で揺れ動く少女の心情を描いた作品。

小学生の漆場(うるしば)レンコ(田畑智子)は、ケンイチ(中井貴一)とナズナ(桜田淳子)を親に持つ3人家族。ところが、ケンイチとナズナはそりが合わず、ケンイチは別居を始める。
レンコはナズナとの二人暮らしとなるが、ナズナが家事を分担するようなおきてを部屋に張り出し、レンコは窮屈さを感じていく。レンコは親のよりを戻そうと奮闘。友人のアドバイスで父親の部屋に籠もろうとしてみたり、琵琶湖旅行を画策したりする。
旅先でケンイチはナズナに同居を申し出るが、ナズナは勝手すぎると拒絶する。レンコは森の中をさまよい、湖畔に出る。そこには、仲のよかった自分と親がいた。燃えさかる竜の船を見ながら、親は湖に消えてしまう。レンコは、もう一人のレンコに、おめでとうございますと連呼し、彼女を抱きしめる。
レンコは母親と新たな一歩を歩き出す決意をするのだった。

森田芳光監督の「家族ゲーム」を彷彿とさせるような少し不思議なストーリー展開と、幻惑的な場面設定。離婚の危機という不安定な状況に置かれた少女が、とまどいながらも懸命に成長していく姿は、確かにけなげで愛らしいのだが、個人的には、抽象的な表現はあまりすっきりしなくて好きではない。正直、「おめでとうございます」の意味はよく分からなかった。こういうのを「イイネ! 」と言えるのが映画ファンなのかもしれないんだけども。

【5段階評価】2

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