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2014年9月30日 (火)

(1215) 少年H

【監督】降旗康男
【出演】水谷豊、吉岡竜輝、伊藤蘭、花田優里音
【制作】2013年、日本

妹尾河童の自伝的小説、「少年H」の映画化作品。

洋服の仕立て屋を営む父、妹尾盛夫(水谷豊)を父に持つ少年、肇(吉岡竜輝)は、父親の教えを受けながら、日本が戦争に巻き込まれていく時代を生きていく。
肇の住む神戸も、やがて激しい空襲に遭い、家は焼かれてしまう。盛夫も一時は抜け殻のようになってしまうが、力強く生きていくことを決意。肇も、好きな絵を仕事にすることを決めるのだった。

水谷豊と伊藤蘭が夫婦で出演することが話題となった作品。空襲のシーンの迫力はなかなかのものだった。共産党員として逮捕される若者(小栗旬)や、徴兵から逃げ出して自殺する青年(早乙女太一)など、織り交ぜられる細かなエピソードも、当時の状況を表現することにうまく使われていた。
本作は、時代考証に関してはいろいろ言われているようだが、戦争時代をたくましく生きていく肇の心情がうまく描かれており、作品としてはなかなかよかった。

【5段階評価】3

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