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2014年9月 7日 (日)

(1206) ショーシャンクの空に

【監督】フランク・ダラボン
【出演】ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ボブ・ガントン
【制作】1994年、アメリカ

スティーブン・キング原作、フランク・ダラボン監督のヒューマン・ドラマ。同じコンビで作られた「グリーン・マイル」や「ミスト」に比べると、本作には一切の超常現象は登場しない。

銀行員のアンディ(ティム・ロビンス)は、浮気した妻と浮気相手を殺害した罪で刑務所行きとなる。彼はショーシャンク刑務所で、囚人を殴り殺すこともいとわない暴力看守のハドリー(クランシー・ブラウン)や、悪徳所長のノートン(ボブ・ガントン)らの節税や所得隠しの片棒を担ぎながら独自の地位を確立する。彼は嘆願書を書き続けて、刑務所内の図書館を再生したり、学のない受刑者のトミー(ギル・ベローズ)に勉強を教えて資格試験に合格させるなどの活躍を見せる。
刑務所で調達屋をしていたエリス(モーガン・フリーマン)は、アンディの求めに応じて、ロック・ハンマーやリタ・ヘイワースのポスターなどを彼に渡しながら、アンディのたぐいまれな精神力に注目していた。
トミーから、アンディの妻と浮気相手を殺害した真犯人がいることを聞いたアンディは、ノートン所長に再審を求めるが、自分の裏金捜査を担っているアンディを手放したくないノートンは、その訴えを退け、懲罰房に送り込む。
懲罰房から出されたアンディは、やがて忽然と姿を消す。彼はロックハンマーで、独房の壁に張ったポスターの裏側に、ふつうなら500年はかかるだろうと思えるような大穴をうがち、そこから下水管を通って脱獄していたのだ。さらに彼は、署長の隠し資産を自分のものにするとともに、告発状を投函。不正のばれた看守のハドリーは逮捕され、ノートン所長は自殺する。
何度も行っていた仮出所の審査についに合格したエリスは、アンディのもとを訪ね、二人は熱い抱擁を交わすのだった。

下水管を500メートルもはいずって外に出たアンディが、大雨に打たれながら両手を広げて空を仰ぐシーンが印象的。いくつかのエピソードをからませながら、決して超人的な活躍を見せるわけでもない主人公が、とてつもない努力で脱獄を成し遂げる様子を表現しており、スティーブン・キングの原作の力強さとともに、監督の力量を存分に感じることのできる名作だ。

【5段階評価】5

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