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2014年9月 4日 (木)

(1205) マイライフ・アズ・ア・ドッグ

【監督】ラッセ・ハルストレム
【出演】アントン・グランセリウス、アンキ・リデン、メリンダ・キンナマン
【制作】1985年、スウェーデン

母親と離れて暮らすことになった少年の生きる姿を描いた作品。

腕白な兄、エリク(マンフレド・セルネル)を持つ少年、イングマル(アントン・グランセリウス)は、重い病を患う母親(アンキ・リデン)の静養のため、叔父(レイフ・エリクソン)の家に預けられる。叔父が監督をするサッカーチームに入ったイングマルは、チームで一番活躍しているサガ(メリンダ・キンナマン)と知り合う。サガは実は女の子で、膨らみ始めた胸のせいで、サッカーができなくなることを悩んでいた。女ったらしの叔父に触発され、叔父の工場で働く女性に好意を持ったりしながら、イングマルはサガと親しくなっていく。
母親の容態が悪化し、一度は母親の元に戻るイングマルだったが、母親はイングマルのとりとめのない土産話より、小説を読むことを安らぎに感じるようになっていた。
やがて母親は亡くなり、イングマルは叔父の家に戻る。サガは蕾のような自分の胸をイングマルに見せ、イングマルにも陰部を見せろと要求するが、イングマルは拒絶。一度は仲違いするが、やがて仲直りし、スカートをはいて女の子らしい格好をするサガとイングマルは、ラジオを聞きながら、仲良く抱き合うようにまどろむのだった。

自分の不幸を、より不幸な境遇の存在を思い浮かべることで打ち消そうとするイングマルのいじましさが印象的。ボーイッシュなメリンダ・キンナマンが、後半ですっかり女の子らしくなるのもみどころ。文学的な感動を与えてくれる作品だった。

【5段階評価】3

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