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2014年7月 3日 (木)

(1166) ストロベリーナイト

【監督】佐藤祐市
【出演】竹内結子、西島秀俊、大沢たかお、金子賢、三浦友和
【制作】2013年、日本

誉田哲也の小説が原作のテレビドラマ、「ストロベリーナイト」の劇場版。

暴力団組員の連続殺人事件が発生。捜査に当たっていた刑事の姫川玲子(竹内結子)は、「犯人は柳川健斗」というたれ込み電話を受ける。しかし、上司の橋爪(渡辺いっけい)や信頼している今泉(高嶋政宏)までもが、柳川には触れるな、と姫川に指示する。
柳川の父は、娘殺しの疑いをかけられて警察に誤認逮捕され、それがもとで、息子の健斗の前で死を選んでいた。警察は、事件に柳川健斗が関わっていることが分かると、過去の不祥事が明るみに出るため、それをひた隠しにしようとしており、連続殺人事件を暴力団の内部抗争によるものと結論づけようとしていた。橋爪や今泉も、尊敬する和田(三浦友和)に迷惑が及ばないよう、姫川に捜査から手を引くよう進言していたのだった。
姫川は、菊田(西島秀俊)をはじめとする姫川班の仲間が心配する中、仲間を巻き込まないよう、単独で捜査を行い、牧田(大沢たかお)という不動産業者に出会う。牧田は少年の頃、父親を死に追い込んだ暴力団を復讐のために刺殺し、服役するという過去を持っていた。高校生時代にレイプされたという暗い経験を持つ姫川は、捜査を続けるうちに、暗い過去を持つ牧田と深い関係に陥っていく。菊田は複雑な感情でそれを見届ける。
柳川の姉の千恵(横山美雪)は、妻を亡くした父親にレイプされており、逃げ込んだ恋人のチンピラ、小林(金子ノブアキ)に殺害されていた。牧田は、柳川を情報屋として雇ううち、柳川に感情移入して彼の復讐の手助けをするようになり、小林に手を下せない柳川に代わって小林を殺害していた。柳川を追い続けていた姫川は、牧田の殺害の場面を録音していたファイルを入手。牧田の自供を促すため、牧田に接近する。そこに、腹心の川上(金子賢)が忍び寄り、姫川を刺し殺そうとする。とっさに姫川をかばった牧田は、川上の手により命を落とす。連続殺人は、牧田を慕う川上が、事件を闇に葬るために行っていた偽装工作だった。
警察幹部は、最後まで事件の真相を隠そうとするが、和田はマスコミ発表の席で、事件は過去の警察の誤認逮捕と隠蔽工作が原因で起きたという真相を語る。姫川はそれを複雑な表情で見守るのだった。

近親相姦や強姦という、タブーに近い題材を用いている辺りは、ちょっと犯則技だが、テレビでは扱いづらいテーマであり、映画としてはなかなか面白い作品だった。とは言え、川上が牧田を刺し殺してしまうという展開は、ちょっとやりすぎで、こちらは逆に映画ゆえの空々しさも感じた。

【5段階評価】3

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