« (1158) パルプ・フィクション | トップページ | (1160) アメイジング・スパイダーマン »

2014年6月 5日 (木)

(1159) プラチナデータ

【監督】大友啓史
【出演】二宮和也、豊川悦司、鈴木保奈美、水原希子、生瀬勝久
【制作】2013年、日本

東野圭吾原作小説の映画化作品。遺伝子情報で犯罪捜査を行う近未来で起こる事件を描く。

児童連続殺人事件の犯人が、遺伝子情報により特定される。研究者の神楽龍平(二宮和也)は、DNAデータをプラチナデータと呼び、得意げに新たな犯罪捜査方法について語るが、警部補の浅間(豊川悦司)は、遺伝子情報を不法に入手したと攻め寄る。
そんなとき、神楽とともに遺伝子捜査のためのプログラムを作成していた、サバン症候群の少女、蓼科早樹(水原希子)が、兄とともに殺害される。神楽は、現場から取得したDNAを解析するが、分析の結果、現れた容疑者は、神楽自身だった。
神楽は必死で逃亡を続け、浅間はそれを追いかけるが、浅間は神楽が自分が犯人だと知っていて解析を行ったとは信じられない。やがて浅間は、神楽がかつて、父の自殺を機に二重人格者となったことを知る。
浅間は、神楽の別人格のリュウが犯人である可能性を追うが、神楽を診療していた女性医師の水上江利子(鈴木保奈美)は、それはありえないと否定する。やがて、神楽の共同研究者で、実はアメリカのスパイだった白鳥理沙(杏)も殺害され、事件は混迷を極める。
浅間は、逃亡する神楽と連絡を取り、リュウが描いた早樹の絵の裏に、事件の鍵を握るプログラムがあるのを発見。浅間は特殊解析研究所に乗り込んでプログラムを起動させる。すると、プラチナデータとは、一部の特権階級をDNA分析にかけても「Not Found」となるようにするためのデータであることを知る。それを知った神楽は、水上のもとを訪ね、彼女を殺害する。
逮捕された神楽のいる取調室に、浅間が現れる。浅間は、15歳の頃の神楽を診察していた水上の記録を調べ、神楽の後退人格がリュウなのではなく、もとの人格がリュウで、神楽こそが、リュウの後退人格であることを突き止める。神楽はそれを聞いて衝撃を受けるが、やがて彼はリュウの人格を取り戻す。浅間は、リュウとなった彼に、神楽からの手紙を渡す。そこには、未来を切り開くのは、遺伝子情報ではなく人間の意志だ、と書かれているのだった。

マイノリティ・リポート」ほどではない近未来という設定で、ちょっとした現実離れが興味を惹く。二宮和也が、シリアスな役どころを演じるには少々見た目が幼くて、豊川悦司と釣り合いが取れていないところが、ちょっとミスキャストであると感じた。
東野圭吾原作映画は、「手紙」や「容疑者Xの献身」、「秘密」はとてもよかったのだが、それ以外の当たりになかなか出会えないでいる。

【5段階評価】3

|

« (1158) パルプ・フィクション | トップページ | (1160) アメイジング・スパイダーマン »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価3の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (1159) プラチナデータ:

« (1158) パルプ・フィクション | トップページ | (1160) アメイジング・スパイダーマン »