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2014年5月

2014年5月27日 (火)

(1155) ドラゴンボールZ 神と神

【監督】細田雅弘
【出演】野沢雅子(声)、山寺宏一(声)、堀川りょう(声)
【制作】2013年、日本

鳥山明原作漫画、ドラゴンボールの劇場版。

宇宙一強い、と言われる破壊神ビルス(山寺宏一)が眠りから覚めることとなり、界王様(八奈見乗児)のもとで暮らす孫悟空(野沢雅子)は興味を持つ。
ビルスが地球に向かうこととなり、界王は地球にいるベジータ(堀川りょう)に気をつけるよう連絡を入れる。
ブルマ(鶴ひろみ)の誕生パーティを開催しているところにビルスが現れ、スーパーサイヤ人ゴッドを探すが、見つからない。パーティに嫌気のさしたビルスは地球を破壊して帰ろうとするが、そこに悟空が現れる。
神龍(内海賢二)からスーパーサイヤ人ゴッドの情報を得た悟空は、仲間の協力を得て、一時的にスーパーサイヤ人ゴッドに変身するが、それでもビルスにはかなわなかった。
しかし、ビルスは地球を破壊するのをやめ、地球を立ち去るのだった。

戦闘シーンはそれなりの迫力だが、大震災後に暗い作品は作りたくないという鳥山明氏の意向もあって、地球滅亡的なシリアスな展開はなく、ビルスもコミカルに描かれている。
ただやはり、最後に悟空が勝たないという展開は、爽快感という意味では不発気味。ビルスと無二の親友となったといった展開もなく、ぼんやりと終わる作品だった。

【5段階評価】2

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2014年5月26日 (月)

(1154) フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白

【監督】スティーブ・マイナー
【出演】メル・ギブソン、イザベル・グラッサー、イライジャ・ウッド、ジェイミー・リー・カーティス
【制作】1992年、アメリカ

冷凍睡眠で50年の時を経た男が、愛する女性を探すまでを描いた作品。

テスト・パイロットのダニエル(メル・ギブソン)は、恋人のヘレン(イザベル・グラッサー)にプロポーズしようとしていたが、彼女は交通事故で植物状態となってしまう。
意気消沈したダニエルは、友人のハリー(ジョージ・ウェント)が行おうとしていた冷凍睡眠の実験台になることを志願。ところが、その実験はハリーの死によりうやむやとなってしまう。
そして50年後、軍の施設に入り込んで遊んでいたナット(イライジャ・ウッド)は、友達と冷凍装置を開け、ダニエルは50年後の世界に蘇る。
ダニエルは、ナットの母、クレア(ジェイミー・リー・カーティス)が男に乱暴されているところを救い、クレアと親しくなる。クレアの協力で、ヘレンが生きていることを突き止めたダニエルは、展示場の飛行機に乗り込むと、みるみる老いていく体に鞭打ってヘレンの住む家まで飛び、ようやく彼女にプロポーズ。二人は熱い抱擁を交わすのだった。

愛する女性が一人でダニエルを待っている辺りは、少々ご都合主義。老人メイクはなかなかのできばえだった。

【5段階評価】3

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2014年5月19日 (月)

(1153) 宇宙兄弟

【監督】森義隆
【出演】小栗旬、岡田将生、麻生久美子、堤真一、井上芳雄
【制作】2012年、日本

小山宙哉の漫画、「宇宙兄弟」の実写映画化作品。

南場六太(小栗旬)と南場日々人(岡田将生)の兄弟は、幼い頃から宇宙飛行士になることを夢見ていた。弟の日々人は夢を叶えて宇宙飛行士となり、日本人初の月面到着を果たすが、兄の六太は会社を首になり、職探しをしていた。
しかし、応募していたJAXAの宇宙飛行士選抜試験に参加することとなり、過酷な閉鎖空間試験に挑むこととなる。女性受験者の伊東せりか(麻生久美子)や好青年の真壁ケンジ(井上芳雄)らと切磋琢磨しながら、課題に挑む中、月面では、日々人が事故に遭って消息を絶つ。六太はそれを知りながらも試験を続行して見事に合格。日々人も奇跡の生還を果たし、二人は人類初の兄弟での月面到達を実現するのだった。

ロケットの打ち上げや月面の映像は、ハリウッド映画と比べても遜色のないできばえ。主人公の六太の、ヒーローすぎないヒーロー像に好感が持てた。

【5段階評価】3

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2014年5月16日 (金)

(1152) スティング

【監督】ジョージ・ロイ・ヒル
【出演】ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン、ロバート・ショウ
【制作】1973年、アメリカ

知人を殺されたギャングに復讐する詐欺師たちの活躍を描いた作品。第46回アカデミー賞作品賞受賞作品。

詐欺師のフッカー(ロバート・レッドフォード)は、相棒のルーサー(ロバート・アール・ジョーンズ)と組んで、道行く男から大金をせしめるが、その男は、マフィアの稼いだ資金の運び屋だった。
悪徳刑事のスナイダー(チャールズ・ダーニング)は、口止め料をフッカーにせびるが、彼は偽札を渡して逃亡。しかし、仲間のルーサーは殺し屋に殺されてしまい、フッカーは、復讐を誓ってルーサーの昔の仲間、ゴンドーフ(ポール・ニューマン)を訪ねる。二人はマフィアのボス、ロネガン(ロバート・ショウ)をだまして大金をせしめる計画を立てる。
ロネガンがポーカー好きで、いかさまの技を持っているという情報を得たゴンドーフは、競馬のノミ屋の胴元のふりをして賭博の場に接近。ロネガンを上回るいかさまの手口で彼から大勝ち。彼の負け金の取り立て役をフッカーが担うが、彼はゴンドーフを裏切る役を演じて、ロネガンにもうけ話を持ちかける。
次第に話を信用するようになったロネガンは、とうとうゴンドーフの経営する馬券場で大金を投じて馬券を買う。それが外れた瞬間、FBIが乗り込んでくる。FBIの手引きをしたのがフッカーだと知ったゴンドーフは、逃げようとするフッカーを射殺。ゴンドーフもまた、FBIに射殺される。ロネガンは、金を取られた怒りをぶつける場所もなく、スナイダーとともに馬券場を立ち去る。
しかし、FBIの登場も、フッカーの裏切りも、全ては詐欺の一部だった。フッカーとゴンドーフは大勢の仲間とともに、勝利を分かち合うのだった。

最後のどんでん返しは観客をもダマして痛快。古典的な作品ながら、謎の女性殺し屋なども登場してテンポがよく、楽しい作品だった。

【5段階評価】4

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2014年5月13日 (火)

(1151) 黒部の太陽

【監督】熊井啓
【出演】石原裕次郎、三船敏郎、樫山文枝、辰巳柳太郎
【制作】1968年、日本

黒部ダム建設に賭ける男達を描いた作品。

関西電力に勤める北川(三船敏郎)は、黒部ダム建設の現場監督を引き受ける。設計技師の岩岡(石原裕次郎)は、戦時中のトンネル難工事で長男に発破を命じて死なせた父親の源三(辰巳柳太郎)を恨み、建設工事に当たろうとする父親を軽蔑していた。
しかし、北川がダム建設に必要なトンネル工事に真摯に向かう姿を目の当たりにし、彼自身が工事に没頭していく。
北川の長女の由紀(樫山文枝)は、岩岡と交際を重ね、結婚する。岩岡は北川とともに、工事を成功に導かんと奮闘し、ついにトンネル開通にこぎ着ける。しかし、その開通式の場に、北川の次女の牧子(日色ともゑ)が肺炎でなくなったという訃報が届く。それでも北川は、喜びに沸く坑内で工員たちに祝福の言葉を述べる。
工事で体を壊した源三を見舞った岩岡は、父がうわごとで長男に「逃げろ、逃げろ」と叫んでいるのを聞き、ショックを受ける。彼は決して、お国のために息子を死なせようと思っていたのではなかったのだった。
完成した黒部ダムの上で、岩岡は、北川と感慨深げに景色を眺めるのだった。

土木工事を題材とした作品で、「富士山頂」とともにしぶい作品。ただし、こちらは北川家の家族愛や、岩岡と由紀との恋愛も織り交ぜている。
工事現場のセットも迫真で、とても1960年代の作品とは思えないできばえ。
作中では、石原裕次郎演じる岩岡が、長男を死なせた父親をなじって挑発し、たまりかねた源三が岩岡に平手を何度も食らわせるシーンが印象的だった。

【5段階評価】4

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2014年5月 5日 (月)

(1150) 大奥

【監督】林徹
【出演】仲間由紀恵、西島秀俊、井川遥、及川光博
【制作】2006年、日本

フジテレビのテレビドラマ、「大奥」の劇場版。

大奥総取締の絵島(仲間由紀恵)と、歌舞伎役者の生島(西島秀俊)との恋を主軸に、幼い七代将軍、家継をとりまく大奥の女性の争いを描いている。

浅野ゆう子、高島礼子、木村多江といった女優陣の悪者ぶりが見物(みもの)だが、地獄のような、というほどのどろどろ感はなく、退屈な作品だった。

【5段階評価】2

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2014年5月 4日 (日)

(1149) はぐれ刑事純情派

【監督】吉川一義
【出演】藤田まこと、小西博之、村井国夫、松岡由美、小川範子、黒木永子
【制作】1989年、日本

藤田まこと主演のテレビドラマ、「はぐれ刑事純情派」の劇場版。

しがない刑事の安浦(藤田まこと)の部署に、キャリア組の水城(村井国夫)が赴任。安浦とはそりが合わない。
安浦の長女、エリ(松岡由美)が暴走族に襲われるが、それをトラック運転手の大沢和也(小西博之)が助ける。和也はエリに一目惚れし、安浦にもなれなれしく接するようになる。
和也には奈緒子(黒木永子)という妹がおり、彼女はよくない男とつきあっていた。その男が奈穂子の住むマンションのエレベータ内で殺され、男に焼きを入れられていた和也が容疑者となる。
水城は、先入観に満ちた捜査で和也を犯人と決めつけるが、安浦は地道な調査で彼の無実を証明。真犯人は妹の奈穂子だった。男に借金をせがまれ、仕方なく体を売ったにもかかわらず、妊娠したことを告げると、体を売っている女なのだから堕ろせとなじられ、逆上したのだった。
ところが、和也は妹が逮捕されたことに納得がいかず、銃砲店から猟銃を強奪すると、安浦の家に立てこもり、安浦の娘、エリとユカ(小川範子)を人質に取る。
安浦は和也を説得するが、和也は家を出て妹ではなく自分が犯人だとわめき散らす。水城が和也に発砲し、和也は取り押さえられるが、署長(梅宮辰夫)は勝手に発砲したと水城を戒める。
和也は救急車に運ばれるが、エリは優しく「待ってる」と声をかけるのだった。

水城のイヤなヤツっぷりが全開で、最後にぎゃふんと言わせるのかと思ったら、そうでもなかった。2時間ドラマっぽい作品。イケメンの吉田栄作が若手刑事として出演している。

【5段階評価】3

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