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2014年3月30日 (日)

(1134) 鍵泥棒のメソッド

【監督】内田けんじ
【出演】堺雅人、香川照之、広末涼子、荒川良々、森口瑤子
【制作】2012年、日本

ひょんなことから立場の入れ替わった、売れない俳優と腕利きの事件屋が巻き起こす騒動を描いた作品。

雑誌の編集室で、ものごとを計画的に進める性格の水嶋香苗(広末涼子)は、職場の同僚に、2ヶ月以内に結婚する、と宣言。相手は決まっていないので、紹介してほしい、と告げる。
場面は変わって、車の中で殺しの準備をするコンドウ(香川照之)。ターゲットを殺害し、車のトランクに押し込んだ彼は、手に付いた血糊を落とそうと銭湯に向かう。そこには、自殺をし損ねた貧乏青年、桜井(堺雅人)がいた。
コンドウは、石けんで足を滑らせて昏倒。コンドウの分厚い財布に気付いていた桜井は、とっさにコンドウの落としたロッカーの鍵を自分の鍵とすり替える。
コンドウの乗っていた高級車を乗り回し、金を使い込んだ桜井は、やがて自責の念にかられ、病院に担ぎ込まれて入院しているコンドウのもとに向かい、彼に荷物を返そうとするが、コンドウが記憶喪失になっていることを知り、そのまま帰ってきてしまう。コンドウが殺し屋をやっているらしいことに気づいた桜井にコンドウ宛の電話がかかり、工藤(荒川良々)という男から殺しを依頼されてしまう。相手は、殺された社長の愛人、井上綾子(森口瑤子)。桜井は、綾子を安全な場所に逃がそうとするが、それが盗聴器を仕掛けていた工藤にばれてしまい、あわてて逃げ出す。
一方、自分を桜井だと思い込んで家に戻ったコンドウは、父の見舞いに来ていた香苗と知り合う。香苗は、記憶喪失になったコンドウとともに桜井のアパートに上がり込み、彼が売れない役者であることを知る。コンドウは、記憶を取り戻すために、まめにノートを取り、役者としてやっていくための努力を続ける。それを見た香苗は、彼こそが自分の求めていた男性だと知り、彼にプロポーズする。
ところが、コンドウはとうとう記憶を取り戻す。自分の家に戻ったコンドウは、桜井が自分になりすましていたことを知るが、彼は殺し屋ではなかった。社長を殺したと見せかけ、殺害を依頼した側と、社長の双方から金をとる事件屋だった。
コンドウは桜井と香苗とともに一芝居打ち、綾子を殺害したふりをしようとするが、工藤にばれてしまう。しかし、工藤は綾子を楽に死なせてやってほしい、とコンドウに告げ、コンドウと香苗、桜井は、綾子をトランクに乗せ、車で立ち去る。
かくして、桜井はもとの生活に戻り、香苗とコンドウは結ばれるのだった。
桜井が、アパートの同居人に図らずも胸キュンさせたことを暗示させ、映画は終わる。

コメディタッチで続きの気になる展開。途中はわくわくしたのだが、コンドウが記憶を取り戻してからは、若干グダグダになり、最後はコンドウたちの作戦が成功しているようでもなく、すっきりしなかった。
荒川良々がギャングのボスとして、終始シリアスな演技に徹しているのが、珍しいな、と感じた。

【5段階評価】3

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