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2014年3月28日 (金)

(1133) いつかギラギラする日

【監督】深作欣二
【出演】萩原健一、木村一八、荻野目慶子、多岐川裕美、八名信夫
【制作】1992年、日本

ベテランギャングと若者の現金争奪戦を描いた作品。

三人組のギャング、神崎(萩原健一)、柴(千葉真一)、井村(石橋蓮司)は、柴の紹介する若者、角町(木村一八)の持ち込んできた現金輸送車強盗の計画に乗る。現金の強奪には成功するが、2億円のはずの現金は5,000万円しかない。ライブハウスを実現するためにどうしても5,000万円が欲しかった角町は、井村を射殺し、柴に重傷を負わせると、現金を持って逃走する。
瀕死の柴は、自分の情婦の麻衣(荻野目慶子)の身を案じる。角町は麻衣の家に忍び込み、彼女を射殺しようとするが、麻衣は事前に察知して逆に角町に手錠をかけてベッドにつなげ、現金を隠してしまう。神崎は角町が現金を持ち込むはずのやくざの親分(八名信夫)のもとに殴り込み、角町の持ってくる金は自分の金だ、と主張。かくして、麻衣の隠した5,000万円を追う角町、角町を追う神崎とやくざ、という構図ができあがる。
裏で角町とつながっていた麻衣は、角町にもっと自分を見て欲しいと懇願。執拗に角町を追う神崎からの逃走を企てるが、ヤクザの雇った殺し屋(原田芳雄)に撃たれ、やがて息を引き取る。角町もまた、最後は神崎に首をナイフで刺されて死ぬ。
ようやく現金を手にした神崎だったが、大量のパトカーに囲まれ、車ごと海に転落。現金は海の藻屑と消える。それでもまた神崎は、新たな銀行強盗を企てるのだった。

必然性のないカーチェイス、頭数が多いだけで迫力も知恵もないヤクザ、統制のない警官やパトカー、派手に見せたいだけでとってつけたようなスタント。暴走する主人公の車に慌てて、橋から川に落ちるところなんか、もはや痛々しい限り。麻衣役の荻野目慶子の奔放な演技も、ちょっと度を超していて現実感がないし、角町役の木村一八の演技も、いかにもお芝居、という感じの台詞回し。多岐川裕美が、突然現れたバイク男2人に絡まれ、ほおをカミソリで切る、なんていうのも、唐突すぎて意味不明。B級色満載の作品だった。
こういうのに比べると、ジャッキー・チェンの作品に出てくるカーチェイスは、やはり相当練り込まれているのだな、とレベルの差をまざまざと感じるのだった。
荻野目慶子のスレンダーなヌードが、作品の最大の魅力かもしれない。

【5段階評価】

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