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2014年2月21日 (金)

(1114) のぼうの城

【監督】犬童一心、樋口真嗣
【出演】野村萬斎、佐藤浩市、成宮寛貴、榮倉奈々、上地雄輔
【制作】2012年、日本

和田竜の小説、「のぼうの城」の映画化作品。20,000の豊臣軍勢に500の兵で立ち向かった侍の活躍を描く。

豊臣秀吉(市村正親)に武勲を上げよと命じられた石田三成(上地雄輔)は、湖に囲まれた城、忍城(おしじょう)を攻める。城主の成田氏長(西村雅彦)は、無条件の開城を決断し、留守を成田長親(野村萬斎)に任せるが、降伏を勧める石田軍の長束正家(平岳大)の尊大な態度に怒った長親は戦を決断。領民に「のぼう様」と呼ばれ、親しまれていた長親は、農民達をも味方に付けると、地の利を生かして初戦に勝利する。
三成は、秀吉の得意戦術、水攻めを敢行。長親は三成軍の前で田楽踊りを披露し、敵味方の喝采を浴びるが、それが敵の大将だと知った三成は長親を銃で撃つ。
田を水浸しにされ、無防備な長親を撃った石田軍に怒った一部の農民が、石田軍の堤を破壊。水攻めは失敗する。
結局、予定通り忍城は開城となり、戦は決着の付かぬまま終わる。長親の剛胆さに撃たれた三成は、実質的には勝利したにもかかわらず、水攻めに用いた土嚢の片付けと、石田軍に下った百姓を斬った武士の討伐という、長親からの条件を飲み、忍城を後にするのだった。

少ない軍勢で大軍勢を手玉にとる。その作戦の鮮やかさを当然期待するわけで、田んぼのぬかるみや道の狭さを利用した作戦や、門を破らせておいての火攻めなど、最初は面白い。ところが田楽踊りを始めるあたりから、何ともご都合主義の展開となり、やや尻すぼみだった。それでも「十三人の刺客」の無為無策ぶりに比べればマシだったが。
それにしても、映像があまりにも東日本大震災の津波を彷彿とさせるのには驚いた。しかも、制作は震災前である。自分としては、震災の自粛には否定的だが、本作の公開を延期したのはさすがに無理もないと思った。

【5段階評価】2

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