(1111) サブウェイ・パニック
【監督】ジョセフ・サージェント
【出演】ウォルター・マッソー、ロバート・ショウ、ヘクター・エリゾンド
【制作】1974年、アメリカ
地下鉄車両の乗っ取り犯とそれを追う警察官との攻防を描いた作品。
互いを色の名前で呼び合う4人組が、ニューヨーク地下鉄の車両を乗っ取り、乗客を人質にして、身代金を要求。リーダーのブルー(ロバート・ショウ)は、短気なグレイ(ヘクター・エリゾンド)が気がかりだったが、案の定、彼は近づく地下鉄職員を撃ち殺してしまう。ブルーは、鉄道局の警察官、ガーバー(ウォルター・マッソー)と交渉を続け、100万ドルを入手。彼らは札束を山分けし、車両から降りると、人質の乗った車両を発進させ、立ち去ろうとする。ところが、グレイはブルーの指示を聞かず、持っていた銃を手放そうとしなかったため、ブルーはグレイを射殺。3人で逃げようとするが、人質の中にいた刑事がブラウン(アール・ハインドマン)を撃つ。ブルーはグリーン(マーティン・バルサム)を先に逃がし、警官を倒そうとするが、そこにようやくガーバーが到着。観念したブルーは、地下鉄用の電流に足をつっこみ、自ら感電死する。
グリーンは自宅に戻り、大量の札束に狂喜するが、ガーバーは退職した地下鉄職員に目を付けて捜査を続けており、グリーンの家に聞き込みに来る。何とかガーバーをやり過ごそうとするが、グリーンはつい、大きなくしゃみをする。それは、ガーバーがブルーと交渉していたときに、なんども聞こえていたくしゃみと同じだった。帰ろうとドアを閉めようとしたガーバーだったが、グリーンのほうにぬっと顔を突き出すのだった。
ジョン・トラボルタが犯人のリーダー役を演じた「サブウェイ123 激突」のもととなった作品。もっとも、本作の身代金は100万ドル。「サブウェイ123 激突」は1,000万ドル。本作のほうがストーリーは分かりやすいが、全体的にはちょっと地味な作品だった。
【5段階評価】3
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