« (1100) グレムリン | トップページ | (1102) 相棒シリーズ X DAY »

2014年2月 4日 (火)

(1101) 真夜中まで

【監督】和田誠
【出演】真田広之、ミッシェル・リー、國村隼、岸部一徳、柄本明
【制作】2001年、日本

殺人現場を目撃した外国人ホステスと、事件に巻き込まれたトランペッターの逃走劇を描いた作品。イラストレーターとしても活躍している和田誠が監督の作品。

ジャズバンドを率いるトランペッターの守山紘二(真田広之)が夜のクラブで演奏している。星の砂漠をリクエストした女性(大竹しのぶ)を、ジャズで童謡を演奏できるか、と小馬鹿にするプライドの高い男だった。
隣のビルの駐車場では、黒ずくめの二人の男が、経理係の佐久間(春田純一)に裏商売の因縁をつけられていた。黒ずくめの一人、南部が佐久間を拳銃で脅し、大場(國村隼)が刺してしまう。佐久間は虫の息で、証拠をつかんでいると不敵に言い残す。そこに、佐久間を心配した外国人ホステス、リンダ(ミッシェル・リー)が現れ、現場を目撃。南部と大場はあわてて後を追い、佐久間が何を知っているのか聞き出そうとするが、そこに偶然、守山が通りかかる。
リンダと守山は二人から逃走。なぜかリンダは警察に行こうとしない。リンダを脅していた二人は、刑事だったのだ。佐久間が刑事二人の悪行を知り、正義漢として二人に立ち向かったが、返り討ちに遭っていたのだ。リンダは佐久間に優しくされていたことから、彼の遺志を継ぎ、彼のつかんだはずの証拠を探す。
守山は、深夜12時から演奏がひかえており、そこには有名音楽家も見に来るとあり、何度もリンダを置いて戻ろうとするが、彼女の必死さを放っておけず、ついつい一緒に行動してしまう。追っ手から逃げて長距離トラックの荷台に乗り込んだ二人。そこでリンダが、好きな歌だと言って星の砂漠を歌い出し、守山がそれにセッション。気付いたドライバー(六平直政)は親切にも二人を東京まで送ってくれる。
二人の追っ手の一人、戸塚(柄本明)は、実は南部と大場を追う公安の人間だった。ついに守山を捕らえた大場を戸塚は取り押さえる。単身、佐久間の残した証拠を求めて殺害現場に戻ったリンダは、佐久間が設置したビデオカメラを発見。南部がそれを取り戻そうとするが、そこに守山がかけつけ、南部ととっくみあいになる。リンダは、守山に貰ったリードでトランペットを吹き鳴らし、かけつけた警察を呼び寄せ、ようやく南部は逮捕される。
12時を過ぎてようやく演奏に駆けつけた守山は、最初の女性がリクエストした星の砂漠を奏でるのだった。

巧みな脚本で先の展開が楽しみになる作品だった。多彩な監督だ。
三谷幸喜や小松正夫、唐沢寿明など、ちょこちょこと有名な俳優が出ている楽しみもあり、最後の演奏は、展開が読めてはいても、やはり感動的だった。

【5段階評価】4

|

« (1100) グレムリン | トップページ | (1102) 相棒シリーズ X DAY »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価4の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (1101) 真夜中まで:

« (1100) グレムリン | トップページ | (1102) 相棒シリーズ X DAY »