(1095) カーズ
【監督】ジョン・ラセター
【出演】オーウェン・ウィルソン(声)、ラリー・ザ・ケーブルガイ(声)、ボニー・ハント(声)
【制作】2006年、アメリカ
車が主役のディズニー・アニメ。利己主義的な性格のレースカーが、素朴な仲間とのふれあいを通じて友情を学んでいく。
全米最大のカーレース、ピストンズカップに出場しているルーキーのライトニング(オーウェン・ウィルソン)は、次のレースで勝てば優勝という地位にいた。ところがレース会場への移動中、さびれた町、ラジエーター・スプリングスに迷い込んでしまう。
暴走して車の舗装を痛めてしまった彼は、裁判で有罪となり、道の舗装をさせられることになる。ライトニングは脱走を試みるが、ガソリンを抜かれ、遠くまで走れず、しかたなく舗装を始める。
はじめはいやがっていたライトニングだったが、錆びたレッカー車のメーター(ラリー・ザ・ケーブルガイ)、弁護士のサリー(ボニー・ハント)らと仲良くなり、町になじむようになる。しかし、元レースカーで伝説のヒーロー、ハドソン・ホーネット(ポール・ニューマン)が電話でライトニングの居場所を関係者に知らせ、ライトニングはレースに連れて行かれる。
レースに出場しようと意気込むライトニングのもとに、ラジエーター・スプリングスの仲間達が駆けつけ、ハドソンが監督を務める。ライトニングは、仲間の協力で見事な走りを見せ、優勝の一歩手前までこぎつけるが、ライバルのチック・ヒックス(マイケル・キートン)の卑怯な走行のせいで、ベテランレースカーのウェザース(リチャード・ペティ)が走行不能となったのを見ると、ゴールライン手前で停止し、ウェザースを後ろから押してゴールさせる。
観客は優勝したチック・ヒックスには目もくれず、仲間をいたわる行動に出たライトニングを賞賛。大手スポンサーが彼を迎えようとするが、ライトニングはラジエーター・スプリングスの仲間達と一緒になることを決めるのだった。
コミカルなキャラクターの造形がかわいくて、レースで仲間達がピットクルーとなって活躍するシーンは痛快、ゴールのシーンは感動的。三拍子揃った楽しい作品だった。
カーズといわれると、どうしても呪いの魔法を思い浮かべてしまうのは、FFユーザーの宿命だった。
【5段階評価】4
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