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2014年1月21日 (火)

(1090) ステキな金縛り

【監督】三谷幸喜
【出演】深津絵里、西田敏行、阿部寛、中井貴一、小林隆、竹内結子、KAN
【制作】2011年、日本

被告人を金縛りにさせていた幽霊を証人として出廷させることで巻き起こる騒動を描いた作品。豪華なキャストで魅せる三谷ワールド全開のコメディ。

ダメ弁護士の宝生エミ(深津絵里)は、とある殺人事件の容疑者の弁護を頼まれる。
妻殺しの容疑者となった矢部五郎(KAN)は、事件当日は、旅館で金縛りに遭っていたとエミに説明。エミは旅館に向かい、落ち武者の幽霊、更科六兵衛(西田敏行)に出会う。
エミは六兵衛を証人として出廷させようとするが、六兵衛はほとんどの人には見ることができない。検察側の弁護士、小佐野徹(中井貴一)は証言は無効だと主張するが、エミと上司の速見(阿部寛)は磁石と砂鉄を使って六兵衛の存在を可視化。裁判は続行される。
そして実は、小佐野にも六兵衛が見えていた。幽霊が見える条件は、死を身近に感じ、仕事がうまくいっておらず、シナモンを食べていること。はじめは否定する小佐野だったが、六兵衛とエミが、小佐野の愛犬をあの世から連れてきて小佐野に会わせ、小佐野も幽霊を証人とした裁判を続けることにする。
しかし、小佐野はかつて間者の容疑で打ち首となった落ち武者の証言に信憑性はない、とまっこうから六兵衛を攻撃。やがて六兵衛にはあの世に連れ去られていく。
エミは、被害者である鈴子(竹内結子)の霊を探すことができないことから、実は鈴子は死んでいないのでは、との仮説にたどり着く。実は死んだのは鈴子ではなく、うり二つの姉の風子(竹内結子、二役)であり、その風子を殺害したのが鈴子だったのだ。
証言台でしらを切る鈴子に、エミはシナモンを浴びせる。すると、そこに風子の霊が現れ、犯人は鈴子だ、と主張。これにより、矢部五郎は無事、無罪となる。
霊界に戻った六兵衛は、エミの父親(草彅剛)の霊を現世に連れてくるが、すでにエミには霊を見る能力はなくなっていた。六兵衛はハーモニカで父親の存在を知らせ、エミは父親の霊とつかの間の温かなひとときを過ごすのだった。

思わず声を上げて笑ってしまうようなシーンもあり、楽しめた。テンポもよく、法廷でのやりとりも小気味よい。
大量の登場人物がいながら、それぞれがほどよくストーリーにからんでいるので、客寄せのために、ただただ有名俳優を並べ立てただけ、というのが透けて見えるようなあざとさは感じられない。終盤の父親とのからみはちょっとダレたが、期待を裏切らない面白さだった。

【5段階評価】4

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