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2014年1月15日 (水)

(1087) アン・ハサウェイ/裸の天使

【監督】バーバラ・コップル
【出演】アン・ハサウェイ、フレディ・ロドリゲス、ビジュー・フィリップス
【制作】2005年、アメリカ

スラム街の麻薬売人とのスリルにのめり込む少女達を描いた作品。

高校生のアリソン(アン・ハサウェイ)は、高級住宅街に住む上流家庭の娘。日常生活に退屈していた彼女は、ボーイフレンドのトビー(マイク・ボーゲル)達と、勢いでスラム街にドライブし、覚醒剤を買おうとする。強気がすぎたトビーは価格に難癖をつけ、売人のヘクトル(フレディ・ロドリゲス)に脅されて失禁。売人組織に怨みを抱く。
親友のエミリー(ビジュー・フィリップス)と夜遊びしていたアリソンは、刺激を求めてヘクトルに再会。彼らのパーティに顔を出すようになる。
二人はついに、麻薬密売の仲間に入れてほしい、とヘクトルに切り出す。ヘクトルは、条件としてサイコロを振り、出た目の数だけ、ここにいる男と寝ろ、と指示を出す。二人は条件をのんでサイコロを振る。アリソンは1、エミリーの目は3だった。エミリーは一人の男を選び、アリソンはヘクトルを選ぶ。二人は同じ部屋で服を脱がされ、行為が始まるが、アリソンは、エミリーが快楽の表情を浮かべているのを見て、急に恐怖を感じ、ヘクトルにやっぱりやめたいと告げる。ヘクトルは不満に感じながらもそれを受け入れる。アリソンはエミリーを連れて一緒に帰ろうとするが、エミリーはやめたくないと言い出す。アリソンは部屋を追い出され、ヘクトルたちは、サイコロの目の通り、3人でエミリーを抱こうとするが、突然、エミリーが恐怖におののきはじめ、結局、男達は行為未遂のままとなってしまう。
ところがエミリーは、家に戻ると、両親にレイプされたと訴え、ヘクトルは逮捕されてしまう。
悩んだアリソンは、エミリーの両親に、実際には自分たちが仲間に入れてほしいと言ったのだ、と正直に告白。しかし、アリソンのボーイフレンド、トビーは、銃を持って友人とともに復讐に向かい、ヘクトルの仲間達を見つける。そして銃声が鳴り響くのだった。

タイトルに俳優名がつく作品は、だいたいハズレのおバカ作品であることが多いが、本作は、少々、演出に無駄があるような気はするものの、そこそこちゃんとした作品だった。いいところのお嬢さんが、社会の暗い部分から隔離されて暮らすことでためていく不満をくすぶらせ、マイノリティの人種とかかわりを持ち始めていく。まだまだアメリカには人種の壁が残っており、ことあるごとに、個人的なもつれは民族対立に安易に昇華していく。公開当時23歳のアン・ハサウェイの裸身もよいが、やるせない人種差別の末の悲劇にも考えさせられるのだった。

【5段階評価】3

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