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2013年12月

2013年12月31日 (火)

(1079) アンフェア the movie

【監督】小林義則
【出演】篠原涼子、江口洋介、椎名桔平、濱田マリ、寺島進
【制作】2007年、日本

テレビドラマ、「アンフェア」の劇場版第1作。第2作は「アンフェア the answer」である。

敏腕刑事の雪平夏見(篠原涼子)の自動車が爆破され、家政婦が死亡、娘の美央(向井地美音)がけがをする。ところが、美央の入院した病院がテロリストに占拠される。そこには東京の8割を死に至らしめるという細菌が保管されており、犯行グループのリーダー、後藤(椎名桔平)は、警察の裏金80億を警察幹部に要求する。
夏見は娘を救い出すため、斉木(江口洋介)と協力し、病院内に潜入する。しかし、斉木はテロリストグループと共謀していた。斉木は仲間だった蓮見(濱田マリ)を射殺し、後藤をも撃つ。夏見はそれを目撃するが、そこにSATを連れて山路(寺島進)が現れ、事態は収束する。
夏見は、斉木と再会。互いに銃を向け合うが、斉木は何者かに狙撃される。斉木の手には警察の秘密の納められたUSBメモリが握られており、斉木はそれを夏見に託し、息を引き取る。

ドラマを見ていないとストーリーが今ひとつ分からず、このドラマのファンに向けた作品だった。そのことを差し引いたとしても、台詞はクサすぎるし、銃を向け合うシーンは空々しいし、作り物感がひどかった。
それでも、美央が母親の夏見に誕生日プレゼントの絵を見せるシーンにはホロリとさせられたけれど。

【5段階評価】2

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2013年12月30日 (月)

(1078) 続・男はつらいよ

【監督】山田洋次
【出演】渥美清、佐藤オリエ、倍賞千恵子、東野英治郎、ミヤコ蝶々
【制作】1969年、日本

寅さんシリーズ第2弾。「男はつらいよ」の続編。

旅ガラスの車寅次郎(渥美清)が、中学時代の恩師(東野英治郎)を訪ねると、そこにいた娘の夏子(佐藤オリエ)に一目惚れ。寅次郞の母親探しに夏子が協力し、二人は寅次郞の母親(ミヤコ蝶々)を見つけ出すが、いきなり金の無心に来ても無駄だとひどいことを言われ、寅次郞はショックを受ける。
そのことが縁で寅次郞と夏子は急速に親しくなるが、夏子は病院の先生(山崎努)と結婚。新婚旅行先で夏子は、寅次郞が母親と仲良く買物をしているのを見つけるのだった。

前作同様、気っぷのいい台詞回しが心地よく、楽しい作品。一作目は妹、さくら(倍賞千恵子)の結婚、本作は生き別れた母親との再会と、重大な家族にまつわる事件が次々と登場。三作目にも期待が高まるというものだ。

【5段階評価】3

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2013年12月28日 (土)

(1077) 麻雀放浪記

【監督】和田誠
【出演】真田広之、鹿賀丈史、大竹しのぶ、加賀まりこ、名古屋章、高品格
【制作】1984年、日本

阿佐田哲也原作小説の映画化作品。戦後間もない時代を描いており、あえてモノクロ作品となっている。

18歳の青年、坊や哲(真田広之)は、かつての仲間、上州の虎(名古屋章)に再会。賭場を紹介して貰い、博打で生きるようになる。彼はドサ健(鹿賀丈史)と知り合うが、仲間を置いて平気で帰ってしまう非情さを見せつけられ、博徒の厳しさを知る。
八代ゆき(加賀まりこ)に恋心を抱くようになった哲は、出目徳(高品格)と二の二の天和のいかさまを武器に、ドサ健を倒す。復讐に燃えるドサ健は、同棲する女、まゆみ(大竹しのぶ)を女郎にして金を作ろうとする。まゆみを引き取った女衒の達(加藤健一)は、一晩で金を返せばまゆみは売らないと約束するが、ドサ健はまゆみを引き取りには来なかった。
ドサ健は金を作り、出目徳、哲、女衒の達と、まゆみと家の権利証を巡り、青天井の麻雀に挑む。ドサ健は達から家の権利証とまゆみを取り戻す。出目徳は九蓮宝燈を和了した瞬間、持病の発作により絶命。ドサ健は出目徳を身ぐるみ剥ぐと、土手の上から土手下の家に、出目徳を転がり落とす。
一人欠けた状態で家に戻る三人に上州の虎が加わり、四人はいつ果てるともしれぬ博打にまた向かうのだった。

原作ほど麻雀を克明に描いてはいないが、元禄積みや二の二の天和、つばめがえしなどのいかさま技が登場。麻雀に詳しくても詳しくなくても楽しめる。
高品格の渋い演技もかっこよすぎる。土手を転がる直前、死体なのに腕をちょっと体の方に寄せてしまうのはご愛敬。
加藤健一演じる達もかっこよい。オードリーの春日に似ているのが発見だった。

【5段階評価】4

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2013年12月27日 (金)

(1076) キッズ・リターン

【監督】北野武
【出演】金子賢、安藤政信、石橋凌、寺島進
【制作】1996年、日本

大人への階段を登る若者達の苦い体験を描いた作品。

不良仲間のマサル(金子賢)とシンジ(安藤政信)は、学校をサボってカツアゲをしたり、ラーメン屋で酒やたばこをやったりと、自堕落な日常を過ごしていた。
ある日、ボクシングをやっている男(石井光)に一発でのされたマサルは、シンジを誘ってボクシングを始めるが、ボクシングの才能に目覚めたのはシンジの方だった。
シンジはめきめきと頭角を現すが、できの悪い先輩ボクサー、ハヤシ(モロ師岡)に酒や暴食を進められ、大事な試合に負ける。
マサルはボクシングをやめ、地元のヤクザの組長(石橋凌)に弟子入り。その組長が狙撃された際、親分(下条正巳)に暴言を吐いたことから、兄貴分(寺島進)に制裁を加えられる。
挫折を味わった二人は再会し、いつものように自転車に二人乗りをして、校庭を走り回るのだった。

二人の成り上がりと挫折をテーマにしながら、漫才師を目指す二人組もストーリーに混ぜ込むなど、作品に重厚感と飽きさせない演出をしており、若者の成功と挫折を心地よく描いている。当たり外れのある北野武作品の中では、間違いなく当たりの部類だろう。

【5段階評価】3

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2013年12月26日 (木)

(1075) ベン・ハー

【監督】フレッド・ニブロ
【出演】ラモン・ノバロ、フランシス・X・ブッシュマン、メイ・マカボイ
【制作】1925年、アメリカ

ローマ人の圧政と戦った人物、ベン・ハーを描いた作品。サイレント映画。

ユダヤ人のベン・ハー(ラモン・ノバロ)は、友人のメッサーラ(フランシス・X・ブッシュマン)と再会するが、ローマ人のメッサーラはベン・ハーを人種差別。確執が生まれる。
ベン・ハーは、ローマ軍の行進を見物しているとき、謝って壁の石を落下させてしまい、母と娘は監獄に入れられ、自身は奴隷となり、ガレー船のこぎ手として重労働をさせられる。
その船が海賊船に襲われ、彼は司令官を助け出したことから、奴隷の身分からのし上がり、戦車競争に挑む。メッサーラは卑劣な手段でベン・ハーを倒そうとするが自滅。ベン・ハーはゆうしょうし、名を上げる。
母と妹の訃報に悲しんでいたベン・ハーだったが、二人はライ病を患いながらも生きていた。
キリストの力により二人は病が治癒する。キリストは処刑されるが、ベン・ハーは二人とともに幸せに暮らすのだった。

サイレント作品だが、全編を通じてクラシック曲が奏でられており、一部は彩色が施されていた。
膨大なエキストラ、壮大な競技場のセットなど、相当の巨費が投じられていることが伺える。
有名な戦車(馬車)のシーンも見応えがあり、今となってはさすがに似たような映像の繰り返しで若干かったるいが、ときに正面から、ときに地面から見上げるようにと、カメラワークには趣向が凝らされており、当時絶大な人気を博したこともうなずける。

【5段階評価】2

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2013年12月25日 (水)

(1074) スターリングラード

【監督】ヨゼフ・フィルスマイアー
【出演】トーマス・クレッチマン、ダーナ・バブロバ、シルベスター・グロート
【制作】1993年、ドイツ

第二次世界大戦におけるドイツのソ連侵攻作戦を描いた作品。

アフリカでめざましい戦果を上げた兵士達が東部戦線に送り込まれる。そこでは極寒の中、ソ連との激戦が繰り広げられる。
市街戦や雪原での野戦を通じ、ドイツ兵は次々とその数を減らし、ほぼ全滅してしまうのだった。

吹雪の中、砂漠の満天の星の話をしながら、投資してしまうラストシーンが印象的。
戦死者の描き方もリアルで見応えがあった。あまりにも写実的で無骨な作品で、ヒーローも目立った活躍もないが、戦争の悲惨さはひしひしと伝わってきた。

【5段階評価】3

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2013年12月24日 (火)

(1073) 大日本人

【監督】松本人志
【出演】松本人志、UA
【制作】2007年、日本

漫才師、ダウンタウンの松本人志がメガホンをとった監督デビュー作。

町に現れる巨大な獣(じゅう)を倒すという特殊かつ伝統技能をもった大佐藤(松本人志)。
防衛庁から要請があると、彼はショボいスクーターに乗って変電所のような施設に向かい、そこで大日本人に変身する。彼へのインタビュー映像を通じ、彼の生き様を描く。
最後はアメリカから来たとおぼしきヒーローとともに、大佐藤が苦手としていた獣を倒す。

大佐藤を演じる松本人志が、ぶしつけなインタビュアーにアドリブのように返事をするというシュールな展開。これが全く面白くなく、登場する獣も、オリジナリティはあると言えるが、下品な着ぐるみコントをCGでやっているような貧相な映像。最後はチャチな街のミニチュアセットの中で、赤鬼の着ぐるみをグダグダな段取りで痛めつけて終了。映画を作る気がなくなったのか、と言いたくなるような展開にフラストレーションは最高潮に達する。
この作品を「ああ、面白かった」と言って映画館を後にした人はいたのだろうか、と不思議でならない。クスリとも笑うところがなかった。
コメディアンとしての松本人志には畏敬の念すら抱いているが、この作品はひどかった。北野武とどうしても比較されるだろうが、足下にも及んでいなかった。

【5段階評価】1

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2013年12月23日 (月)

(1072) 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

【監督】本広克行
【出演】織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、香取慎吾、伊藤淳史
【制作】2012年、日本

「踊る大捜査線」シリーズ第4作。

警視庁に保管されていた凶器の拳銃が盗まれ、殺人に使用される。警察庁は捜査を極秘裏に進め、青島(織田裕二)に自白強要の濡れ衣を着せて偽物の犯人を仕立て上げて事態の収束を図る。
青島は警察手帳を取り上げられ、警察庁の室井(柳葉敏郎)にも辞職勧告が出される。
事件は湾岸警察署長になった真下(ユースケ・サンタマリア)の息子が誘拐される事態となり、青島は室井とともに捜査を継続。室井はやがて、かつての誘拐殺人事件で犯人を取り逃した捜査陣に怨みを持つ内部犯行であることに気付く。
事件の首謀者は、警察改革を志していた警視庁の鳥飼(小栗旬)と久瀬警部(香取慎吾)らだった。誘拐された少女が殺された過去をなぞり、真下の息子の殺害を企てていた久瀬の潜んでいた倉庫に青島が到着。和久(伊藤淳史)とともに久瀬を追い詰める。そこに銃撃の後遺症を機に辞職を決意していた恩田すみれ(深津絵里)が夜行バスで突入。久瀬は逮捕される。
鳥飼は逮捕されるが、室井や新城(筧利夫)、沖田(真矢みき)らがチームとなった警察刷新耐性が組まれることとなり、青島はまた現場で仕事に励むのだった。

過去の登場人物が総登場する豪華さはそのままに、前作の「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」よりも内輪受けの感がなく、しっかりとしたストーリー展開になっていた。
クライマックスでバスが突っ込むシーンは、いくらなんでも下手したら子供ごとひき殺すだろう、という感じなのだが、そこはお祭り映画のご愛敬だろう。

【5段階評価】3

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2013年12月20日 (金)

(1071) ノウイング

【監督】アレックス・プロヤス
【出演】ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー
【制作】2009年、アメリカ

人類絶滅の予言に立ち向かう男の奮闘を描いた作品。

50年前の小学校で、タイムカプセルを埋める儀式が行われる。教師に50年後の未来を描きなさいと言われ、生徒達は思い思いの絵を描き始めるが、ルシンダ(ララ・ロビンソン)は、紙いっぱいに数字を羅列する。彼女はどこからともなく聞こえるささやき声によって、自らの意志を超えてそれを書いているようだった。
そして50年後、掘り起こされたタイムカプセルから、ルシンダのメッセージを受け取ったのは、物理学者のジョン・ケストラー(ニコラス・ケイジ)の息子、ケレイブ(チャンドラー・カンタベリー)だった。ケレイブが持ち帰ったそのメッセージを目にとめたジョンは、それが、世界で起きた様々な大惨事の発生日と被害者数、そして、その緯度経度を示していることに気付く。そして息子の周囲に、謎の人物が現れるようになる。それは宇宙から来た者であるようだった。
ルシンダの正体を探るため、ジョンはルシンダの娘、ダイアナ(ローズ・バーン)に接触。はじめはジョンを避けるダイアナだったが、事態の深刻さに気付き、ジョンに協力する。
ルシンダの残した数字の列の最後には、なぜか被害者数ではなく「EE」と書かれていた。ルシンダの住んでいた家を調べたジョンは、それが「Everyone Else」、つまり、残された人類全てが被害者となる、という人類絶滅の日を予言したものであることを知る。

ジョンはその日が、太陽のプロミネンスが巨大化し、地球を覆う日であることに気付く。ジョンは、それが避けがたい事実であること、自分の息子を救うには、このメッセージを書かせた地球外の生命体に息子を託す意外にないことを悟り、ケレイブと、ダイアナの愛娘、アビー(ララ・ロビンソン)を地球外生命体に託す。ジョンは家族のもとに戻り、運命の日を迎える。ケレイブとアビーは、地球とは異なる星で新たなる一歩を踏み出すのだった。

謎の現象が宇宙人のせいでした、という展開は、「フォーガットン」や「サイン」にも見られ、超ガッカリ砲にもなりかねないわけだが、本作は、飛行機の墜落や地下鉄の暴走によって乗客が無残に事故に巻き込まれる様子をしっかりと描くことで、ただのトンデモ作品ではない、リアルな印象を持たせることに成功している。飛行機の爆発に生き残った乗客が巻き込まれたり、地下鉄車両に人々が次々と下敷きになっていく容赦ない映像はショッキングだが見応えがあった。

【5段階評価】4

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2013年12月19日 (木)

(1070) パッチギ!

【監督】井筒和幸
【出演】塩谷瞬、沢尻エリカ、高岡蒼甫、波岡一喜、真木よう子、小出恵介
【制作】2004年、日本

在日朝鮮人の少女に恋した日本人の青年を描いた青春映画。

日本人の人種差別に真っ向から立ち向かう、強い団結力を持った在日朝鮮人達。その若手のリーダー、リ・アンソン(高岡蒼甫)には、かわいい妹のキョンジャ(沢尻エリカ)がいた。
日本人の高校生、松山康介(塩谷瞬)は、キョンジャに一目惚れし、彼女に好かれるため、ギターを習い、ザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」を覚える。
日本人からつらい差別を受け続けてきた朝鮮人達は、松山につらく当たることもあったが、キョンジャは康介に理解を示すようになるのだった。

壮絶なケンカシーンをコミカルに描く一方、妊娠させた日本人女性との関係に悩むアンソンの葛藤や、人種差別問題なども扱い、ただのお気楽作品とは一線を画す作品。沢尻エリカの初々しさも光る。真木よう子や波岡一喜など、現在も活躍する若手俳優を朝鮮人役に抜擢した大胆な配役も魅力だ。

【5段階評価】3

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2013年12月18日 (水)

(1069) ディパーテッド

【監督】マーティン・スコセッシ
【出演】レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ
【制作】2006年、アメリカ

香港映画、「インファナル・アフェア」のリメイク。第79回アカデミー賞作品賞受賞作品。

新人警官のビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)は、マフィアのボス、フランク・コステロ(ジャック・ニコルソン)の逮捕のため、クイーナン警部(マーティン・シーン)に、警官としての身分を隠した潜入捜査を命じられる。
コステロは残虐非道な男で、ビリーは自分が警官であることがばれたら惨殺されるとおびえながら捜査を続ける。
一方、コステロもまた、警察内部にコリン・サリバン(マット・デイモン)を送り込んでいた。彼もまた、優秀な警官としての表の顔を持ちながら、コステロに捜査情報を流していた。
しかし、コステロは一味の中にスパイがいるという情報を得、警察もまた、内部にコステロの手先がいるという情報をつかむ。互いの疑心暗鬼が渦巻く中、とうとうクイーナンがコステロ一味に殺されてしまう。コステロ一味が持っているはずのメモ書きをサリバンが持っていたことから、ビリーはサリバンこそがコステロの送り込んだスパイであると気づき、彼を逮捕するが、彼は同僚の警官に頭を打ち抜かれて即死。その警官もまた、サリバン同様、コステロの手先だったのだ。しかし、サリバンはその同僚を撃ち殺し、自分が警官であるという嘘を貫き通す。
しかし、クイーナンとともにビリーの潜入捜査にかかわっていたディグナム(マーク・ウォールバーグ)が、サリバンの家に忍び込み、彼を射殺。クイーナンを殺された怨みを晴らすのだった。

容赦ない殺害シーンに迫力があり、緊迫した展開に手に汗握る作品。マット・デイモンとレオナルド・ディカプリオが、何となく似ているので、ときどき少し混乱した。
ビリーが、精神科の女医に託した手紙の内容が、作品内で明らかにならなかったのが気になった。

【5段階評価】4

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2013年12月16日 (月)

(1068) トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

【監督】マイケル・ベイ
【出演】シャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン=ホワイリー、ピーター・カレン(声)
【制作】2011年、アメリカ

トランスフォーマー」シリーズ第3作。

アポロ計画が、実は、月に落下した宇宙船探索が目的であり、その宇宙船が、トランスフォーマーの故郷、サイバトロン星から来たものだった、というのが序盤の見せ場。「アポロ13」に負けるとも劣らない特撮で月面のシーンを描いており、技術の進歩にも驚かされる。
オートボットとともに地球を救ったヒーローであるはずの青年、サム(シャイア・ラブーフ)だったが、就職には苦労しており、セクシーな彼女、カーリー(ロージー・ハンティントン=ホワイリー)に励まされていた。
彼を抜擢した会社、アキュレッタ・システムズの社長、グールド(パトリック・デンプシー)は、カーリーを誘惑するなど、ことあるごとにサムを挑発。彼は実は、ディセプティコンの手先だった。
オプティマス・プライム(ピーター・カレン)たちは、自ら月に乗り込み、仲間のセンチネル・プライム(レナード・ニモイ)を助け出すが、彼はディセプティコンに寝返っていた。
センチネルは、ディセプティコンのボス、メガトロン(ヒューゴ・ウィービング)とともに、転送装置を使って、地球にサイバトロン星を呼び寄せる計画を実行しようとしていた。
サムは、オプティマスやバンブルビーたちとともに、強大なディセプティコン軍と激闘を繰り広げ、ディセプティコンの野望を阻止する。

1作目では、特撮がすごすぎて逆によく分からないという感想を持ったが、本作は、ここぞというときにスローモーションになり、じっくりと見せるという技法がとられ、見応えがあった。オートボットの活躍するシーンはもちろん、人や自動車のアクションシーンにも映像の迫力があり、CGだけを駆使した作品ではないところが、本作の面白さの理由の一つだろう。

【5段階評価】4

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2013年12月15日 (日)

(1067) BRAVE HEARTS 海猿

【監督】羽住英一郎
【出演】伊藤英明、佐藤隆太、仲里依紗、伊原剛志
【制作】2012年、日本

「海猿」シリーズ第4作。海上保安庁特殊救難隊の隊員達の活躍を描く。

海上保安庁の特殊救難隊の配属となった仙崎(伊藤英明)と吉岡(佐藤隆太)。タンカー事故の救出に向かった仙崎は、取り残された一人を助けようとヘリからの救出を強行するが、結局、その人は帰らぬ人となる。隊長の嶋(伊原剛志)は、全員を救おうとする仙崎の考え方を受け入れず、二人は対立する。
そんな仲、吉岡の恋人、客室乗務員の美香(仲里依紗)の乗ったジャンボジェットが、エンジン爆発により、海面着陸を行うことになる。全員を救おうと懸命に活動する仙崎を見て、嶋は心を動かされ、仙崎とともに海中に沈む機体からパイロットを救い出すことに成功。
ところが、美香をかばおうとした吉岡は機体後部に取り残されたまま、海に沈んでしまう。
誰もが吉岡の死亡を諦める仲、仙崎は黙々と救助に向かう準備を開始。嶋とともに潜水を開始する。
吉岡は酸素マスクのチューブをくわえて生き延びていた。
バツイチだったことから、一度は吉岡のプロポーズを断った美香だったが、吉岡と結婚することを決意。二人目の子どもを産むことに躊躇していた仙崎の妻、環菜(加藤あい)も、子を産む決意を取り戻すのだった。

今回も、期待を裏切らないできばえ。アツい台詞と役者の演技の力強さが、毎度ベタな展開ながらも、互いを信じ合い、ベストを尽くす姿に、毎回、胸が熱くなる。
タンカーが沈没し、コンテナが次々と海中に沈むシーンの映像なども、ハリウッドの特撮に引けを取らないリアルさで、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のクライマックスを彷彿とさせた。

【5段階評価】5

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2013年12月14日 (土)

(1066) キッド

【監督】チャーリー・チャップリン
【出演】チャーリー・チャップリン、ジャッキー・クーガン、エドナ・パーヴァイアンス、
【制作】1921年、アメリカ

チャップリンが監督・主演を務めたサイレント作品。

とある女性(エドナ・パーバイアンス)の捨てた赤ん坊を拾うことになったトランプ(チャーリー・チャップリン)は、その子を育て始める。
5歳になった少年(ジャッキー・クーガン)は、トランプと楽しく暮らすが、少年が病気になったことがきっかけで実の息子でないことが分かり、施設に連れ去られそうになったため、二人で逃走する。
少年を捨てた女性は大女優となるが、自分が息子を捨てる際に残した手紙がきっかけで、トランプの連れている子が自分の子だと知り、懸賞金をかけて息子を連れ戻す。
失意の底に沈むトランプは、いつも追い回されていた警官に捕まえられ、とある屋敷に連れて行かれる。そこは女性の屋敷で、トランプは少年とともに暮らすことになるのだった。

古い映画ながら、比較的テンポがよく、楽しめる。ハッピーエンドで心温まる作品。

【5段階評価】3

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2013年12月13日 (金)

(1065) コードギアス 亡国のアキト 第1章 翼竜は舞い降りた

【監督】赤根和樹
【出演】入野自由(声)、坂本真綾(声)、日野聡(声)、日笠陽子(声)、松岡禎丞(声)
【制作】2012年、日本

コードギアスの劇場版シリーズ第1作。

ブリタニアに占領され、エリア11と呼ばれるようになった日本。日本出身の者は「イレブン」と呼ばれ、イレブンの死は軽視されていた。
イレブンの日向アキト(入野自由)は、たぐいまれな機動兵器の操縦士であり、自己破滅的な戦闘能力を誇っていた。彼の上官、レイラ・マルカル(坂本真綾)とともに作戦を遂行中、ゲリラ軍の佐山リョウ(日野聡)、成瀬ユキヤ(松岡禎丞)、香坂アヤノ(日笠陽子)らと遭遇。仲間となる。

連作の1作目ということもあってか、落ちがなく、キャラクターの造形もありきたり。CGを使った戦闘シーンに多少の見所はあるが、背景の描写がヱヴァンゲリヲンなんかに比べても雑でリアリティがない。続きが気になってしかたある(そんな日本語はないか)作品だった。

【5段階評価】2

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2013年12月12日 (木)

(1064) リング

【監督】中田秀夫
【出演】松嶋菜々子、真田広之、中谷美紀
【制作】1998年、日本

鈴木光司原作小説、「リング」の映画化作品。

呪いのビデオを見ると電話が鳴り、一週間後に死ぬという噂が流れ、そのビデオを見た少女、智子(竹内結子)が死亡。おばにあたる浅川玲子(松嶋菜々子)は、テレビ局に勤めており、謎を究明するため、伊豆に向かい、そのビデオを見てしまう。
彼女は、別れた夫の高山竜司(真田広之)にビデオを見せる。玲子は竜司と調査を進めるため、一人息子の陽一(大高力也)を父親(村松克己)に預けるが、その晩、玲子が寝ている隙に陽一がビデオを見てしまう。
やがて、かつて超能力を持ちながら偽物と非難されて自殺した山村志津子(雅子)という女性に、貞子という娘がおり、殺された彼女の怨念が、今回の事件の真相であることが判明。玲子は息子を救うため、竜司とともに貞子が突き落とされたという古井戸に向かう。
井戸の水を掻き出して貞子の遺体を見つける二人。死亡するはずの時刻を過ぎても玲子は生きており、呪いは解けたと二人は安堵する。
ところが、くつろいでいた竜司の研究室のテレビに、突然古井戸が映し出され、中から貞子が出てくる。パニックになる竜司が後ずさると、突如、貞子は画面から這い出し、竜司にすさまじい怨念の視線を浴びせる。
竜司は狂い死んでしまい、玲子はなぜ自分が助かったのかを自問する。そして、自分がビデオをダビングして竜司に見せていたことに気づく。このままでは息子が死んでしまうと悟った玲子は、ビデオをコピーし、父親のもとに向かうのだった。

ジャパニーズ・ホラーの先駆的作品。原作もなかなか面白かったが、テレビの画面からずるずると出てくる映画ならではの貞子の映像の衝撃はなかなかのもの。不安をあおるよどんだ海や空の色使いもよかった。
白い装束に顔が見えないほどの長い髪は、貞子の代名詞となったが、有名になりすぎて、ややコミカルな扱いを受け、安っぽくなってしまったのは残念なところ。

【5段階評価】4

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2013年12月11日 (水)

(1063) 貞子3D

【監督】英勉
【出演】石原さとみ、瀬戸康史、山本裕典
【制作】2012年、日本

「リング」、「らせん」と続くホラーシリーズの第5弾。

女子高校教師の鮎川茜(石原さとみ)は、学校で呪いの動画が話題となっていることを知る。女子生徒の一人、典子(喜多陽子)がその動画を見てしまう。そこには、男(山本裕典)の死亡する様子が収められていた。それを見た典子は呪いのせいで死亡。
典子の死の謎を解こうとしていたクラスメートの理沙(高良光莉)も動画を発見。パソコンのディスプレイから貞子の長い髪が飛び出し、理沙を引きずり込もうとする。そこに駆けつけた茜が理沙を救おうとし、悲鳴を上げると、ディスプレイが吹き飛び、二人は助かるが、理沙は茜におびえるようになってしまう。
事件を捜査していた刑事の小磯(田山涼成)は、動画に映っているのが柏田清司という男で、貞子の復活を目論んで、井戸に女性を投げ込んでいることを知る。
おびえる茜を、同棲中の恋人、孝則(瀬戸康史)がなぐさめるが、彼もまた家で動画を見てしまう。家を飛び出して逃げる二人だったが、孝則は、楽曲宣伝用のトラックの側面に設置されたモニターに引き込まれてしまう。
茜は、孝則を救うため、小磯刑事とともに、事件のもととなった井戸に向かう。井戸の底から這い出てきたのは、異様に脚が発達した大量のモンスターだった。小磯刑事はモンスターに襲われて絶命。茜は必死に逃げながらも、必死の反撃を試みる。やがて茜は孝則の映った携帯が椅子の上に置かれているのを発見。大量のモンスターが茜に襲いかかるが、茜が悲鳴を上げるとモンスター達は霧散する。
そこに、美しい少女、貞子(橋本愛)が現れ、茜に同化する。茜は大量の長い髪に覆われる。助けられた孝則が毛髪の中に茜がいるのを発見。二人は抱き合うのだった。

「リング」のような、いわゆるジャパニーズ・ホラーというよりも、モンスターが登場するパニック映画の様相。特撮も作り物めいていた。脚の長い貞子が出てきたときは、劇場では笑いが起きていても不思議はないし、小磯刑事の同僚の仲村刑事(高橋努)が貞子に取り付かれて自ら頭を撃ち抜いて死ぬのだが、小磯刑事を驚かそうとして貞子のコスプレをしているのかと思ってしまった。
3Dを売りにしているのだが、茜が叫んでガラスの破片が飛び散るシーンは、もはやありがちなテレビCMのようで、こっけいですらあった。
それでもなお、「私のグランパ」の頃から衰えない石原さとみのかわいさが際立っており、評価は3。

【5段階評価】3

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2013年12月10日 (火)

(1062) ターザン

【監督】ケビン・リマ、クリス・バック
【出演】トニー・ゴールドウィン(声)、ミニー・ドライバー(声)、グレン・クローズ(声)
【制作】1999年、アメリカ

ゴリラに育てられた野生の王者、ターザンを描いたディズニー・アニメ。

ゴリラのカーラ(グレン・クローズ)は、豹のサボーに自分の子どもを殺され、悲しんでいた。そのとき、人間の赤ん坊の声を聞く。それは、サボーに殺された人間夫婦の子だった。カーラは人間の赤ん坊を救出し、群れに帰ると、その赤ん坊にターザンと名付け、育て始める。
ターザン(トニー・ゴールドウィン)はすくすくと育ち、ゴリラにも負けない勇気と力を持つ青年となる。しかし、群れの長、カーチャック(ランス・ヘンリクセン)は、ターザンを仲間とは認めなかった。
ターザンの住む島に、ゴリラ研究者のポーター教授(ナイジェル・ホーソーン)と娘のジェーン(ミニー・ドライバー)がやってくる。彼らは乱暴なハンター、クレイトン(ブライアン・ブレスト)を連れていた。
ジェーンはジャングルでヒヒに襲われるが、ターザンがジェーンを助ける。ターザンはジェーンと知り合って言葉を覚え始め、二人はやがて恋に落ちる。
クレイトンがゴリラを捕らえて持ち去ろうとしたため、ターザンとジェーンは協力して捕まったゴリラを救う。ターザンはクレイトンとの一騎打ちとなるが、ツタにからまったクレイトンが焦ってツタを切ったため、首に絡まったツタのせいで首を吊って命を落とす。
イギリスに帰ることになったジェーンとポーター教授だったが、ジェーンはターザンのことが忘れられず、ボートを飛び降りてターザンと暮らすことを決意。ジャングルでゴリラたちと仲良く暮らすのだった。

かわいい動物、ラブストーリーという定番ものの作品。可もなく不可もなくといったところだった。

【5段階評価】3

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2013年12月 9日 (月)

(1061) ザ・プラマー/恐怖の訪問者

【監督】ピーター・ウィアー
【出演】ジュディ・モリス、アイバー・カンツ、ロバート・コールビー
【制作】1979年、オーストラリア

突如、家に入り込み、浴室の水道管をいじる配管工におびえる女性の心理と行動を描いた作品。

研究者の夫、ブライアン(ロバート・コールビー)を持つジル(ジュディ・モリス)は、あるとき、配管工のマックス(アイバー・カンツ)の訪問を受ける。
彼は突然、部屋に上がり込むと、無神経な音を立てながら、破壊行為としか思えないような配管工事を開始する。
仕事に夢中でなかなか妻を顧みない夫と、もはや異常とも言える破壊的行動を繰り返す配管工のはざまで、ジルは平常心を失っていく。
仕事をせずにジルのために作ったという歌をがなり始めたマックスに、ジルは恐怖を感じ、管理会社を問い詰めるが、マックスは本当に配管工だった。ジルが管理会社に告げ口をしたと怒るマックスだったが、ジルはひるまずマックスに「前科者だったことを言いふらす! 」と叫んだため、ついにマックスは間に合わせの工事をして、部屋から出て行く。
夫の研究の成功も決まり、ようやく幸せをかみしめるジルだったが、ある日、友人が浴室を使った際に水道管が破損し、部屋が水浸しになる。またもマックスがジルの家に上がり込む。
夫もマックスに会うが、マックスは気のいいやつだ、と評価してしまう。
ジルはとうとう、自分が夫にもらった高価な時計をマックスの業務用バンの中にひそませ、こそ泥の濡れ衣を着せる。マックスは逮捕され、ジルの狂言を知ったマックスはジルに怒りの声を投げつけるが、ジルは部屋のあるマンションの最上階から、マックスに冷たく首を傾け、氷のような視線を投げつける。それはまるで、転がった生首のようでもあるのだった。

無遠慮な配管工が凶暴化するホラー映画かと思いきや、心のネジが外れてしまうのは被害を受けていた女の方。なかなかどんでん返しが効いていた。

【5段階評価】3

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2013年12月 8日 (日)

(1060) 科学忍者隊ガッチャマン

【監督】鳥海永行
【出演】森巧至(声)、佐々木功(声)、杉山佳寿子(声)、塩屋翼(声)、兼本新吾(声)
【制作】1978年、日本

タツノコプロの名作ヒーローアニメ、科学忍者隊ガッチャマンの劇場版。テレビ版の再編集である。

地球征服を企む悪の組織、ギャラクターの破壊行為を防ぐため、南部博士(大平透)は科学忍者隊を送り込む。
リーダーである大鷲の健(森巧至)、コンドルのジョー(佐々木功)、白鳥のジュン(杉山佳寿子)、燕(つばくろ)の甚平(塩屋翼)、みみずくの竜(兼本新吾)の5人は、協力してギャラクターの巨大メカを倒す。
父親を知らずに育った大鷲の健は、ともに戦うレッドインパルス(吉沢久嘉)が自分の父親だと知り、驚くが、レッドインパルスは地球を救うため、敵から奪ったロケットに一人で乗り込み、命を落とす。
ギャラクターは、地球のマントルにミサイルを発射し、地球をブラックホール化させようとする。病を患っていたコンドルのジョーは、南部博士から出動を止められてしまうが、単身で敵地に乗り込む。ジョーはギャラクターのベルク・カッツェ(寺島幹夫)に捕らえられるが、決死の覚悟で放った矢がミサイル発射装置の歯車を止め、地球は滅亡の危機から救われるのだった。

テレビ版のストーリーが2時間に収められているため、「ガッチャマンって聞いたことあるけど、どんな話? 」という人にはちょうどいい作品。「未来少年コナン」のようにツギハギ感がアリアリのひどい編集ではないので、そこそこ楽しめる。
なお、音楽はすぎやまこういち氏が担当。なかなかよかったが、あの「誰だ! 誰だ! 誰だ~!」で始まる有名なガッチャマンの歌が聞けなかったのは残念だった。

【5段階評価】3

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2013年12月 7日 (土)

(1059) コント55号とミーコの絶体絶命

【監督】野村芳太郎
【出演】萩本欽一、坂上二郎、由美かおる、太地喜和子
【制作】1971年、日本

坂本次郎(坂上二郎)と金作(萩本欽一)の兄弟は、市役所に勤務。金作は、ゴーゴーバーで田所桃代(太地喜和子)と知り合う。彼女は議員の娘で、金作との結婚を望む。金作の上司は、自分の出世のチャンスと結婚の成功を願うが、金作は病気の母親のためにけなげに働く娘、秀子(由美かおる)に心を奪われる。
ところが、兄の次郎もまた、秀子を好きになり、彼女のために手術代を捻出しようと、金作とともに狂言の葬式を行うが、上司にバレてしまう。
二人は市役所をやめて屋台のラーメン屋を開き、繁盛する。秀子を店に呼んだ二人は互いに秀子にプロポーズをし、秀子はいつか心を決めると二人に告げる。
しかし、彼女が選んだのは病院の医者だった。二人はやけくそになりながらもラーメンの屋台を引くのだった。

なんてことはないドタバタ喜劇だった。由美かおるの可憐さが印象的だった。

【5段階評価】2

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2013年12月 6日 (金)

(1058) 9デイズ

【監督】ジョエル・シュマッカー
【出演】クリス・ロック、アンソニー・ホプキンス
【制作】2002年、アメリカ

CIAのベテラン捜査官、オークス(アンソニー・ホプキンス)は、有能な部下、ケビン(クリス・ロック)とともに、爆弾密売組織へのおとり捜査をしかけていた。しかし、爆弾を手に入れようとしている別組織の襲撃を受け、ケビンは殉職してしまう。
オークスは、ケビンの生き別れた弟のジェイク(クリス・ロック、二役)を見つけ、彼を仲間に引き入れる。お調子者のダフ屋だったジェイクは、高額の報酬をふっかけ、ケビンの代役を務めるようになる。
オークスとジェイクの二人は、ようやく爆弾取り引きにこぎつけ、起爆装置のコードをパソコンに取り込むが、現場にライバル組織が現れ、密売組織のボス、バス(ピーター・ストーメア)は手下に裏切られて死亡。パソコンはライバル組織に奪われてしまう。
パソコンの認証のためには、ジェイクの網膜スキャンが必要となったため、組織のボス、ドラガン(マシュー・マーシュ)は、ジェイクの恋人、ジュリー(ケリー・ワシントン)を拉致し、ジェイクを呼び寄せると、パソコンのパスワードクラックに成功。ジェイクを殺害しようとするが、そこにオークスと部下が現れ、ジェイクを救出。
ドラガンは、アメリカのターミナル駅の爆破テロを計画していたが、オークスとジェイクは決死の捜査で爆弾を発見し、ジェイクが爆弾の起爆装置を停止させる。
ジェイクは無事にジュリーと結婚し、オークスもそれを祝福するのだった。

殉職したCIAのおとり捜査官を、専門知識のない生き別れた双子のダフ屋が演じるという、いかにも非現実的な設定にまず辟易とするのだが、その後もやはり、主役には敵の弾に当たらない、緊張感に欠ける展開。
このようなB級作品に、アンソニー・ホプキンスが出演していることが意外だった。

【5段階評価】3

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