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2013年12月28日 (土)

(1077) 麻雀放浪記

【監督】和田誠
【出演】真田広之、鹿賀丈史、大竹しのぶ、加賀まりこ、名古屋章、高品格
【制作】1984年、日本

阿佐田哲也原作小説の映画化作品。戦後間もない時代を描いており、あえてモノクロ作品となっている。

18歳の青年、坊や哲(真田広之)は、かつての仲間、上州の虎(名古屋章)に再会。賭場を紹介して貰い、博打で生きるようになる。彼はドサ健(鹿賀丈史)と知り合うが、仲間を置いて平気で帰ってしまう非情さを見せつけられ、博徒の厳しさを知る。
八代ゆき(加賀まりこ)に恋心を抱くようになった哲は、出目徳(高品格)と二の二の天和のいかさまを武器に、ドサ健を倒す。復讐に燃えるドサ健は、同棲する女、まゆみ(大竹しのぶ)を女郎にして金を作ろうとする。まゆみを引き取った女衒の達(加藤健一)は、一晩で金を返せばまゆみは売らないと約束するが、ドサ健はまゆみを引き取りには来なかった。
ドサ健は金を作り、出目徳、哲、女衒の達と、まゆみと家の権利証を巡り、青天井の麻雀に挑む。ドサ健は達から家の権利証とまゆみを取り戻す。出目徳は九蓮宝燈を和了した瞬間、持病の発作により絶命。ドサ健は出目徳を身ぐるみ剥ぐと、土手の上から土手下の家に、出目徳を転がり落とす。
一人欠けた状態で家に戻る三人に上州の虎が加わり、四人はいつ果てるともしれぬ博打にまた向かうのだった。

原作ほど麻雀を克明に描いてはいないが、元禄積みや二の二の天和、つばめがえしなどのいかさま技が登場。麻雀に詳しくても詳しくなくても楽しめる。
高品格の渋い演技もかっこよすぎる。土手を転がる直前、死体なのに腕をちょっと体の方に寄せてしまうのはご愛敬。
加藤健一演じる達もかっこよい。オードリーの春日に似ているのが発見だった。

【5段階評価】4

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