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2013年12月27日 (金)

(1076) キッズ・リターン

【監督】北野武
【出演】金子賢、安藤政信、石橋凌、寺島進
【制作】1996年、日本

大人への階段を登る若者達の苦い体験を描いた作品。

不良仲間のマサル(金子賢)とシンジ(安藤政信)は、学校をサボってカツアゲをしたり、ラーメン屋で酒やたばこをやったりと、自堕落な日常を過ごしていた。
ある日、ボクシングをやっている男(石井光)に一発でのされたマサルは、シンジを誘ってボクシングを始めるが、ボクシングの才能に目覚めたのはシンジの方だった。
シンジはめきめきと頭角を現すが、できの悪い先輩ボクサー、ハヤシ(モロ師岡)に酒や暴食を進められ、大事な試合に負ける。
マサルはボクシングをやめ、地元のヤクザの組長(石橋凌)に弟子入り。その組長が狙撃された際、親分(下条正巳)に暴言を吐いたことから、兄貴分(寺島進)に制裁を加えられる。
挫折を味わった二人は再会し、いつものように自転車に二人乗りをして、校庭を走り回るのだった。

二人の成り上がりと挫折をテーマにしながら、漫才師を目指す二人組もストーリーに混ぜ込むなど、作品に重厚感と飽きさせない演出をしており、若者の成功と挫折を心地よく描いている。当たり外れのある北野武作品の中では、間違いなく当たりの部類だろう。

【5段階評価】3

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