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2013年10月 7日 (月)

(1037) コップ・アウト

【監督】ケビン・スミス
【出演】ブルース・ウィリス、トレイシー・モーガン、アナ・デ・ラ・レゲラ
【制作】2010年、アメリカ

停職中の二人の刑事が巻き起こす騒動を描いた作品。

刑事のジミー(ブルース・ウィリス)は、離婚した妻との間にもうけた愛娘の結婚式を控え、挙式費用を工面するため、父親の形見のベースボール・レアカードを手放すことを決意。ところが、カードショップに入ったとたん、若い強盗が押し入り、カードを奪われてしまう。
彼は相棒のポール(トレイシー・モーガン)とともにカードの捜索を進め、黒幕に麻薬取引の首謀者がいることを突き止めると、彼らの秘密が納められたUSBメモリを持った美女、ガブリエラ(アナ・デ・ラ・レゲラ)を救出し、ギャング一味を壊滅させるのだった。

「刑事(デカ)した奴ら」というサブタイトルのイタいセンスからして、B級テイストの怪しさ満点だが、予想通り、ドタバタコメディの域を出ない小粒な作品だった。白人と黒人のバディとか、停職中に活躍して不名誉をすすぐとか、悪者一味は簡単に撃ち殺してしまうとか、ベッタベタな展開。
映画の台詞をパクッて尋問したり(ブルース・ウィリス主演の「ダイ・ハード」の台詞も登場するが、ジミーは「それは知らない」と答える)、妻の浮気を心配するポールが熊のぬいぐるみに隠しカメラを仕掛けるのが「私がクマにキレた理由」のパロディぽかったりと、映画ファンをニヤリとさせる演出があるが、単なる悪趣味のようでもあった。

【5段階評価】2

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