(1026) コブラ SPACE ADVENTURE
【監督】出﨑統
【出演】松崎しげる(声)、榊原良子(声)、中村晃子(声)、藤田淑子(声)、風吹ジュン(声)
【制作】1982年、日本
寺沢武一原作漫画の映画化作品。
アンドロイドのレディー(榊原良子)と旅を続ける宇宙海賊コブラ(松崎しげる)は、謎の女性ジェーン(榊原良子)と出会う。彼女は監獄にとらわれた自分の妹、キャサリン(藤田淑子)を助けてほしいとコブラに助けを求める。ところがキャサリンは、コブラの宿敵、クリスタルボーイ(睦五郎)に魅入られており、ジェーンはキャサリンに刺されて命を落としてしまう。
コブラは、キャサリンの最後のメッセージを受け取り、もう一人の妹、ドミニク(風吹ジュン)を探し出すが、そこにクリスタルボーイが現れる。コブラはドミニクを逃がそうとするが、クリスタルボーイの肋骨でできた槍に貫かれ、ドミニクは命を落としてしまう。コブラは、三姉妹の故郷、惑星ミロスに向かう。彼女たちは、ミロスの王女だったのだ。クリスタルボーイは、ゴッドの指令により、銀河を滅ぼそうとしていたが、コブラはドミニクの胸を貫いたクリスタルボーイのあばらをクリスタルボーイに突き刺し、クリスタルボーイを葬る。クリスタルボーイの呪縛から解き放たれたキャサリンは、自らの使命を全うするため、ミロスの自爆装置を起動させるのだった。
オープニングは、「STAR WARS」の巨大宇宙船のシーンを彷彿とさせる。主人公の声を担っているのは、歌手の松崎しげる。作品では、少し軽薄な印象があるが、それなりに板に付いた声優ぶりだった。
コブラの必殺武器、サイコガンの効かないクリスタルボーイに、コブラがどう挑むかに焦点が当たるが、対決シーンでは、クリスタルボーイにとびかかったコブラが、あばらでできた槍をクリスタルボーイに突き刺し、わりとあっけなく決着する。SFらしいアイディアに飛んだギミックがもう少しあると楽しかったように思う。
【5段階評価】2
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