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2013年6月 1日 (土)

(998) 柳生一族の陰謀

【監督】深作欣二
【出演】千葉真一、松方弘樹、萬屋錦之介、西郷輝彦、真田広之、志穂美悦子
【制作】1978年、日本

徳川将軍の跡目争いに関わる柳生家の陰謀を描いた作品。

徳川二代目将軍、秀忠が急死し、長男の家光(松方弘樹)と次男の忠長(西郷輝彦)の間で跡目争いが起きる。秀忠の急死は、秀忠が家光を跡継ぎから外そうとしていることを察知した家光側の家来の暗殺によるものだった。それを知った家光は激怒するが、柳生但馬守宗矩(やぎゅうたじまのかみむねのり)(萬屋錦之介)の説得により、将軍を目指すことを決意。
宗矩は策謀を巡らし、秀忠に御所の要人殺害の濡れ衣を着せ、切腹に追い込む。
宗矩の息子、柳生十兵衛(千葉真一)は、宗矩の命令に従い、京都の剣術の達人、烏丸少将文麿(成田三樹夫)を倒すなど奔走し、一族とともに勝利を喜ぶが、宗矩は証拠隠滅のため、柳生の里の一族を皆殺しにする。
怒りが頂点に達した十兵衛は、将軍の座をものにした家光の首をはね、宗矩につきつける。
宗矩は驚愕のあまり気が触れる。十兵衛は静かに立ち去るのだった。

萬屋錦之介や松方弘樹の怪演が光り、おじゃることばの剣豪を演じる成田三樹夫や、ジャパンアクションクラブの俳優達も大活躍。昭和のアクション時代劇の濃い魅力をぎゅっと押し込んだ作品。松方弘樹のドモり方はすばらしい演技力だし、萬屋錦之介の芝居がかった台詞回しも不思議と嫌みにならず、本当に濃い時代劇。若い真田広之や志穂美悦子、今は亡き丹波哲郎や大原麗子といった名優が数多く登場するのも楽しい。

【5段階評価】3

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