(1011) ドラえもん のび太のパラレル西遊記
【監督】芝山努
【出演】大山のぶ代(声)、小原乃梨子(声)、水谷優子(声)
【制作】1988年、日本
劇場版ドラえもん第9作。のび太たちが西遊記の登場人物となって妖怪を退治する。「ドラえもん のび太と竜の騎士」の続編。
学校の演劇で孫悟空役を出来杉にとられたのび太(小原乃梨子)は、タイムマシンで本物の孫悟空を見に行く。そこで自分そっくりの孫悟空を見つけたのび太は、ジャイアン(たてかべ和也)らにそのことを説明するが誰も信じない。のび太はジャイアンらとタイムマシンに乗って唐の時代へワープするが、孫悟空は見つからず、のび太はドラえもん(大山のぶ代)のひみつ道具、「ヒーローマシン」を使って孫悟空になりすましてジャイアンの前に現れるが、嘘はあっさりとバレる。
のび太がジャイアンたちとやりあっている間に、ヒーロマシンの中から妖怪たちが現実世界に飛び出してしまう。現代に戻ったのび太たちは、世界が妖怪に支配され、学校の先生や自分の親までもが妖怪になってしまっていることに気づく、彼らは再び唐の時代に戻り、三蔵法師(池田勝)を守り、妖怪を退治することにする。三蔵法師のお供をしていたリンレイ(水谷優子)は、牛魔王(柴田秀勝)のスパイ役をさせられており、三蔵法師は牛魔王に捕らえられてしまう。
金角(石森達幸)、銀角(加藤精三)をマシンの中に戻したドラえもんたちだったが、牛魔王と羅刹女(栗葉子)に捕まる。ドラえもんが牛魔王に食べられそうになったところにドラミちゃん(横沢啓子)が現れてみんなを助け、牛魔王の麻城は崩壊。三蔵法師はリンレイを連れて旅を続けることにするのだった。
全体的に暗いトーンが多く、ちょっと中だるみ感のある作品だった。非力なのび太が妖怪たちと戦うために、もっと秘密道具がたくさん登場すると楽しかったかもしれないが、特に工夫もなく互角に戦うので、アイディアの仕込みが十分でない気がした。子ども向け作品に指摘が辛口過ぎるかもしれないけれども。
【5段階評価】2
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