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2013年2月28日 (木)

(958) コクリコ坂から

【監督】宮崎吾朗
【出演】長澤まさみ(声)、岡田准一(声)
【制作】2011年、日本

スタジオジブリの作品にしては珍しく、ファンタジー要素のないアニメ作品。

海(長澤まさみ)は一人で下宿屋をきりもりする女子高生。ある日、海は部室棟「カルチェラタン」の取壊しに抗議するため、校舎から防火水槽に飛び込む新聞部長の風間俊(岡田准一)に出会う。それをきっかけに二人は互いを意識するようになる(俊は前から海を狙っていたようでもあるが)。
海の下宿に招かれた俊は、そこで海の父親が澤村雄一郎であることを知り、愕然とする。それは、彼の実の父親と聞かされた名前と同じだった。それを機に、俊は海によそよそしくなり、海はとまどう。俊を問い詰める海に、俊は自分たちは兄妹だ、と告げる。
カルチェラタンの取壊しが決まったとの報を受け、俊と生徒会長の水沼(風間俊介)は海とともに理事長(香川照之)に抗議に行く。その帰り、それでも海は俊に、「血がつながっていても、たとえ兄妹でもず~っと好き」と告白。俊も「俺もおまえが好きだ」と返す。
生徒達の説得により、カルチェラタンの取壊しは撤回され、生徒達は狂喜する。歓喜の中、俊は海を連れて学校を飛び出す。向かった先は小野寺(内藤剛志)の貨物船。小野寺は、澤村の親友だった。小野寺は俊と海に真相を話す。俊は、小野寺、澤村とともに写真に映っていた立花の子だった。立花が亡くなり、母親も死亡して身寄りの亡くなった俊を澤村が引き取り、いったんは自分が父親となるが、澤村の妻は海を身ごもっていたため、子どものいなかった風間夫婦に俊を託していたのだ。小野寺は俊と海に会えたことを喜び、涙ぐむ。
二人は船を下り、自分たちが兄妹同士ではないことを噛みしめるのだった。

比較的おさえめの恋愛もの。スタジオジブリの作品で、同じようなファンタジー要素のない「耳をすませば」にくらべると、古い昭和の時代ということもあって、こちらのほうが、より抑制的だった。「兄弟でも好き」というプラトニックラブ宣言のあと、実は血はつながっていませんでした、というオチなので、みかたによっては、じゃあプラトニックである必要はなくなったってことか、なんて気もしてしまった。

【5段階評価】3

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