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2013年2月18日 (月)

(954) 地下鉄に乗って

【監督】篠原哲雄
【出演】堤真一、岡本綾、大沢たかお、常盤貴子
【制作】2006年、日本

浅田次郎の小説の映画化。過去にタイムスリップした男女の運命を描く。

神田にある小さな衣料品業者に勤める長谷部(堤真一)は、ある日、地下鉄の出口を出ると、昭和25年の時代にタイムスリップしていることに気付く。そこで彼は、自殺してしまった生前の若い兄に出会う。彼は叔父のふりをして兄に外出を思いとどまらせ、現代に戻る。しかし、兄が生き返った様子はなかった。
彼はふたたび過去に戻り、まだ若い頃の父(大沢たかお)に出会う。そこには長谷部の不倫相手、みち子(岡本綾)も迷い込んでいた。
長谷部の父親は巨大企業、小沼産業の創業者であったが、母親にも暴力をふるうひどい男で、長谷部は親子の縁を切っていた。みち子もまた、自らの不幸な出自を嘆いていた。
しかし、過去に迷い込んだ二人は、若い頃の自分の親に出会い、自分たちがいかに祝福されてこの世に生まれてきたのかを知る。
自分が小沼とお時(常盤貴子)の子だと知ったみち子は、身重のお時とともに石段を転げ落ち、お時を流産させる。驚いて駆け寄った長谷部の腕の中で、みち子は消滅してしまう。
現代に戻った長谷部は、みち子の存在を忘れてしまうが、彼の服のポケットには、彼がかつてみち子に送った指輪が収められていたのだった。

浅田次郎原作の映画化作品では、個人的に隠れた名作と評価している「椿山課長の七日間」をはじめ、「鉄道員」などもなかなかよかったが、本作については、残念ながらほとんど話に入り込むことができず、感動シーンにもほとんど感情移入できなかった。原作はけっこう良かった気がするので、映画はちょっと説明不足なのだと思う(今回観たTV放映版のシーンのカットが激しかったようでもある)。
ちなみに、作品の中で、長谷部とみち子が喫茶店でオムライスを食べているシーンでは、奥に原作者の浅田次郎が客として映っていた。

【5段階評価】2

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