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2013年2月 1日 (金)

(937) 人生逆転ゲーム

【監督】室賀厚
【出演】森下悠里、正木蒼二、不二子
【制作】2010年、日本

借金を背負った者どうした命がけのゲームに挑む。劇場版カイジのサブタイトルと同じ名前をつけた、二番煎じ感がただよう作品。

遊ぶ金目的で借金を積み上げたOL、本城佐紀(森下悠里)は、借金の一括返済を条件に、命を預ける契約を交わされる。
ある日、空き地に呼び出された佐紀は、そこにいる他の7人の人たちとともに薬を飲まされる。
気付くと彼らは倉庫の一室にいた。倉庫に男の声が鳴り響き、臓器提供する人間をゲームで選ぶことになる。また、その生き残りゲームでは、世界中のセレブが賭けを楽しんでいた。
最初のゲームはトランプ。1人が1枚ずつ引き、8人の合計が偶数なら、もっとも小さいカードを引いた者が負け、奇数なら大きいカードを引いた者が負けという単純なルール。7人が引いた時点で合計は50、佐紀のカードは最低の数字の3。最後の1人は13を引き、合計が奇数で最大のカードだったため、本人が脱落する。
次のゲームは、水の満たされたグラスの中に、順に好きな枚数だけコインを落とし、水をあふれさせた者が負け。そこではシャブが切れた主婦が脱落する。
次のゲームは神経衰弱。その中ではもっとも年長だった工場主が脱落する。
残った5人には食事が提供され、しばしの休息となるが、次の脱落者は投票で選ぶことになる。それまで佐紀にアドバイスをしていた若い男(正木蒼二)が脱落する。
最後のゲームは二人どうしでのロシアンルーレット。ただし、相手に銃口を向けることもでき、その時点でハズレならゲームは終了する。
最初の対戦はヤクザの男(木庭博光)とクラブのママ(不二子)。ヤクザは3回目に相手に向けて引き金を引くが弾は出ず、ママが相手を撃ち殺して決着が付く。
次の対戦は、佐紀と中学教師の男(田中俊)。教師の男は、妻を19歳の少年にひき殺され、その少年と少年を執行猶予にした裁判官を殺して逃げ回っていた男だった。弾は4発まで出ず、佐紀の番となる。5回目が不発の場合、6回目は男の番になるため、佐紀としては5回目を相手に向け、弾が出るのを願うしかない。しかし弾は不発。絶望する佐紀の前で男は拳銃を手に取り、部屋に銃声が鳴り響く。
ここまでフラグが立てば明らかなように、男は自分の頭を打ち抜いていた。佐紀は助かったのだった。

次々とゲームが展開し、飽きさせないつくりになってはいるが、いかんせん、主人公の佐紀が無為無策すぎ。全てにおいて運任せで、相手を懐柔することもなければ取り引きをすることもない。かといって、森下悠里のナイスバディを売り物にしているわけでもなく、なかなかひどい作品だった。とは言え、観る前からおよそ想像がついていたため、それほどの裏切られ感はなく、評価は3。「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」や「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」のように、孤立した空間でのサバイバルを映画化した作品は多いが、期待感のしきいが低かった分、まあ、普通の作品だった。

【5段階評価】3

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