(927) ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
【監督】庵野秀明、摩砂雪、鶴巻和哉
【出演】緒方恵美(声)、林原めぐみ(声)、宮村優子(声)、三石琴乃(声)
【制作】2009年、日本
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の続編。主要キャラ、式波・アスカ・ラングレー(宮村優子)らが新たに登場し、使徒と戦う。
エヴァンゲリオンに乗った真希波・マリ・イラストリアス(坂本真綾)が、ムカデ状の骸骨のような使徒を倒し、式波・アスカ・ラングレーも、水飲み鳥のような使徒を瞬殺。式波は、シンジ(緒方恵美)とともに葛城ミサト(三石琴乃)の部屋に同居することになる。
シンジの父、ゲンドウ(立木冬彦)の不在中に、黒い球体の使徒が襲来。ミサトの指示により、シンジ、レイ(林原めぐみ)、アスカの三人で使徒を倒す。それまで一人で戦ってきたアスカは、一人では何もできなかったことにショックを受けるが、次第にシンジを認めるようになり、シンジを巡ってレイと微妙な三角関係を築く。
綾波は、シンジに父親のゲンドウと仲良くなって貰おうとして、手料理をふるうパーティを企画するが、その当日、試験機に乗り込んだアスカが使徒に乗っ取られる。初号機に乗り込んだシンジに、ゲンドウはアスカの乗る3号機を使徒として倒せ、と命令するが、シンジは拒絶。初号機は機械による操縦となり、異常な残虐さで3号機をひねりつぶす。
シンジはパイロットをやめると言ってミサトのもとを立ち去るが、新たに登場した使徒にレイがやられたのを見たシンジは、再び初号機に搭乗。レイを取り込んで人型になった使徒に挑みかかるがエネルギーが切れてしまう。しかし、シンジの叫びとともに初号機が覚醒し、使徒を圧倒すると、使徒に取り込まれたレイを救い出す。そのまま暴走するかに見えた初号機を食い止めたのは、月から来た渚カヲル(石田彰)だった。
使徒の造形が独創的で目を奪われる。映像美で持っている作品であり、世界観は、分かる人に分かればいいというところだろうか。映画作品だけを観ても全体像をつかむことは難しい。映画はメディアミックスの中の一表現ととらえ、エヴァの世界にのめり込まないと、本作を楽しむのは難しいだろう。
【5段階評価】3
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- (2467) 優駿 ORACIÓN(2023.06.05)
- (2466) 里見八犬伝(2023.06.03)
- (2465) ムーンライト(2023.05.22)
- (2464) メンフィス・ベル(2023.05.21)
- (2463) ロボコップ(2023.05.11)
「評価3の映画」カテゴリの記事
- (2467) 優駿 ORACIÓN(2023.06.05)
- (2464) メンフィス・ベル(2023.05.21)
- (2462) ブルドッグ(2023.05.09)
- (2461) ルパン三世(2023.05.08)
- (2459) ダウンタウンヒーローズ(2023.05.05)
コメント