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2013年1月20日 (日)

(925) 交渉人 真下正義

【監督】本広克行
【出演】ユースケ・サンタマリア、國村隼、寺島進、石井正則、水野美紀
【制作】2005年、日本

踊る大捜査線 THE MOVIE」シリーズの登場人物、真下正義(ユースケ・サンタマリア)を主人公としたスピンオフ作品。

東京トランスポーテーションレールウェイのフリーゲージトレイン試作機が何者かに乗っ取られる。犯人は日本初の交渉人、真下正義を呼び出すと、葛西の公園で爆発を起こす。現場主義の木島(寺島進)は爆破はあと2回起きると予想。真下は犯人との会話を通じて、試験車両に爆弾が積まれていると予想するが、犯人は裏をかくように、別の場所の車両基地を爆破する。
犯人の出すヒントから、真下の恋人、柏木雪乃(水野美紀)のいるコンサートホールが危ないと気付いた真下は、車で現地に向かう。コンサートホールには、ラベルのボレロの終盤で鳴らされるシンバルに反応する起爆装置が設置されていたが、真下の指示により、シンバルは鳴らされることなく起爆装置は解除。真下はコンサートホールから走り去るカエル急便の配送車を追うが、車は突如爆発。犯人は謎のまま、事件は終結するのだった。

真犯人は誰か、という謎でストーリーを引っ張り、最終的に犯人不明のオチ。これには脱力。結局、これはサスペンスではなく、真下正義というキャラクター頼みの作品だった。交渉人が主人公である割には、たくみな会話で犯行を留めたり、犯人の矛盾を突いて真相を引き出したり、といった見せ場も特になく、犯人が勝手にヒントを出し始めるという展開も不自然。
また、犯人がどうやって試験車両を遠隔操作可能にしたのか(車両内に大量の携帯電話が設置)。一介の会社員(だとすればだが)がどうやってコンサートホールを爆破するほどの爆薬を手配したのか。真下のコンサートのチケットの情報をどうやって得たのか。こういったあまたの疑問についても、納得のいく回答が示されることはなかった。
それでも、つまらなかったかというと、けっこう飽きずに見ることはできた。少なくとも「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」よりは面白かった。この辺りの、TVシリーズの人気を取り込んだキャラの使い方や、新たな登場人物、地下鉄会社の広報、矢野(石井正則)の活躍のさせ方なんかはウマいなと感じた。

【5段階評価】3

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