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2013年1月17日 (木)

(922) 007は二度死ぬ

【監督】ルイス・ギルバート
【出演】ショーン・コネリー、丹波哲郎、若林映子、浜美枝、ドナルド・プレザンス
【制作】1967年、イギリス

007シリーズ第5作。日本が舞台となり、ボンドガールも日本人の若林映子と浜美枝が演じている。

アメリカの有人宇宙艇が他の衛星に飲み込まれるという事件が起き、ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)が日本に捜査に向かう。
連絡係のアキ(若林映子)の手引きでタナカ(丹波哲郎)と会ったボンドは、海外企業社長になりすまして、大手企業の社長、大里(島田テル)を調べ、神戸と上海を結ぶ航路上にある島が怪しいとにらむ。ボンドはタナカの作戦により、日本人になりすまして島へ潜入することとなるが、アキは、ボンド殺害のために送り込まれた刺客によって毒殺されてしまう。
大里は、闇の組織、スペクターの指令によって動いており、黒幕はボンドの宿敵、ブロフェルド(ドナルド・プレザンス)だった。彼はソ連の宇宙艇も捕獲し、米ソの戦争を目論んでいたのだ。ボンドは偽装結婚の相手、キッシー(浜美枝)とともに、大里の秘密基地のある島に乗り込むと、単身で基地に潜入するが、ブロフェルドに見つかってしまう。そこにタナカが忍者軍団を引き連れて攻撃を開始。ボンドはブロフェルドの放った宇宙船を爆破させ、世界大戦の勃発を阻止。基地も爆破されるのだった。

いいかげんな映画だと、相撲取りは太ったぶよぶよの東洋人が演じていたりして、観ていてがっかりすることも多いが、本作でボンドが横綱から相撲のチケットをもらうシーンでは、いかにも本物の力士たちがならんでおり、佐田の山本人も出演。大相撲のシーンや剣術のシーンなども本物の安心感がある。四股の音に「ボン」みたいな効果音をつけているのはご愛敬だが。
まあ、昔のボンド作品らしく、ボンドを殺せと命じておきながら、いざ捕まえるとなかなか殺さなかったり、銃撃戦では主人公に全く弾が当たらなかったりするわけだが、その辺りに目をつぶれば、日本人にとってはそこそこ楽しい作品になっている。ただ、アキと床をともにしているボンドに、刺客が天井裏から糸を垂らして毒液を垂らすが、誤ってアキの口に毒がたれてしまうシーンでは、なんでとっとと撃ち殺さないの、というところの説明がないと、あまりにもご都合主義だった。そういったディティールへのこだわりのなさは残念だ。

【5段階評価】3

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