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2013年1月 7日 (月)

(917) 名探偵コナン 天国へのカウントダウン

【監督】こだま兼嗣
【出演】高山みなみ(声)、山崎和佳奈(声)、永井一郎(声)
【制作】2001年、日本

名探偵コナンシリーズ第5作。西多摩市の高層ツインタワーを舞台にコナンが活躍する。

多磨方面にキャンプに来ていたコナン(高山みなみ)たちは、西多摩市に誕生した超高層ツインビルを見に行く。ビルのオーナーはトキワグループの社長、常磐美緒(藤田淑子)。彼女は探偵、毛利小五郎(神谷明)の後輩だった。ビルに案内された一行は、そこで日本画家の如月峰水(永井一郎)、市会議員の大木岩松(渡部猛)、建築課の風間英彦(小杉十郎太)、プログラマーの原佳明(橋本晃一)と知り合う。しかし、市会議員の大木、次いでプログラマーの原が何者かに殺害。現場には割れたおちょこが転がっていた。
美緒は記念パーティを開催するが、如月の新作の披露の場で、美緒は首吊り死体となる。日本画を吊り上げるワイヤーが、ピアノ線で強化された真珠のネックレスにつながっており、日本画を下ろすとともに彼女が吊り上げられてしまったのだった。
同時にビルの下層階で謎の爆発が発生。逃げ遅れた友達を救うため、ビルに戻ったコナンは、会場にあったマスタングに乗り込むと、爆風の力を借りて隣のビルの屋上にあるプールに飛び込み、脱出に成功する。
ビルの爆破を行ったのは、黒の組織のウォッカ(立木文彦)とジン(堀之紀)。二人は組織の証拠隠滅のため、かつて組織の一員だった原を殺害し、トキワのビルのコンピュータを破壊したのだった。
そして、市会議員と美緒を殺害したのは、画家の如月だった。彼は、舞台に上がった際、横にいた美緒のネックレスのひもを切り、あわてた美緒に背後からネックレスを付け替え、そこにワイヤーを接続していた。彼の動機は富士山の風景だった。彼は富士山を生涯の題材と定め、見晴らしのよい丘に邸宅を構えたが、その富士山を分断するようにツインタワーが完成したため、激しい恨みの感情を抱いていた。割られたおちょこは、ビルによって分断された富士山を表していたのだった。

トリックにそれほど強引さはなく、動機もなかなか峻烈だった。そこに、小学生同士のほのかな恋心やビル火災のスリルとアクションを味付けして、なかなか盛りだくさんの作品になっている。

【5段階評価】4

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