« (904) 私の優しくない先輩 | トップページ | (906) 最高の人生の見つけ方 »

2012年12月15日 (土)

(905) 刑事物語

【監督】渡邊祐介
【出演】武田鉄矢、有賀久代、田中邦衛、小林昭二、草薙幸二郎
【制作】1982年、日本

武田鉄矢主演の刑事ものシリーズ第1作。

博多で売春宿の摘発に関わった刑事、片山(武田鉄矢)は、そこで売春をさせられていたみよりのない聾唖の女性、ひさ子(有賀久代)を引き取り、沼津に転勤する。片山は藤堂係長(小林昭二)らとともに婦女連続殺人事件を追う。
片山は、昔なじみの老人、工藤(花沢徳衛)から、暴力団の経営するトルコ風呂で売春が行われているという情報を聞き、仲間と乗り込むが、片山の蟷螂拳が度を超し、怯えた犯人の一人が屋上から転落して死亡してしまう。死亡したのはクリーニング屋の店員だった。
その後、片山はひさ子を狙っていると思しき暴走族から暴行される。片山は仲間の沢木(岡本富士太)とともにひさ子を監視する。すると、クリーニング屋の店員がひさ子を拉致する。クリーニング屋がめぼしい女性を見つけて売春を斡旋していたのだ。片山はハンガーを使った蟷螂拳で犯人をなぎ倒す。黒幕は経営者の秋吉(草薙幸二郎)だった。拳銃を撃ってくる秋吉に、片山は威嚇射撃をした上で彼を逮捕。しかし、6発の実射が問題となり、彼は青森に転任することとなる。
彼が愛情を注いでいたひさ子は、同じ聾唖者の村上(田中邦衛)と生きていく道を選び、片山は一人、列車に乗るのだった。

吉田拓郎の主題歌、「ええかげんなやつじゃけぇ」で始まる「唇をかみしめて」が有名な作品。
カットとしては短いが、ハンガー・ヌンチャクも面白い。「トルコ風呂」という表現が何度も出てくるのが、当時を偲ばせる。
女性のおっぱいや全裸の女性が出まくるので、家族で観るのはお薦めしない。しかし、風俗店だからとは言え、有事の際には、廊下に全裸の女性がうずくまったり走り回ったりするのが普通なんだろうか。聾唖の女性を演じた有賀久代は、本作だけで女優を引退したそうだ。一方、聾唖の男性を演じた田中邦衛は、言わずとしれた名優だが、聾唖の演技がふだんのしゃべり方と微妙にかぶっていたのがおかしかった。

【5段階評価】3

|

« (904) 私の優しくない先輩 | トップページ | (906) 最高の人生の見つけ方 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価3の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (905) 刑事物語:

« (904) 私の優しくない先輩 | トップページ | (906) 最高の人生の見つけ方 »