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2012年11月24日 (土)

(889) メイン・テーマ

【監督】森田芳光
【出演】薬師丸ひろ子、野村宏伸、桃井かおり、財津和夫
【制作】1984年、日本

幼稚園の先生と見習いマジシャンの恋愛を描いた作品。

幼稚園の先生をしている小笠原しぶき(薬師丸ひろ子)は、子どもの送迎に来る御前崎(財津和夫)に恋心を抱いていた。御前崎が大阪に引っ越したため、彼女は海岸で偶然知り合った見習いマジシャンの大東島健(野村宏伸)と、彼の4WDで大阪に向かう。途中の浜松で、健はジャズシンガーの伊勢雅世子(桃井かおり)と出会い、彼女の大人の魅力の虜となる。しかし彼女は御前崎の不倫相手だった。
大阪で健と別れたしぶきは、御前崎の家に向かい、しばらく滞在するが、御前崎の妻(渡辺真知子)に渋い顔をされたため、健の故郷、沖縄を訪れる。沖縄に住む姉(太田裕美)の家にやっかいになったしぶきは、しばらくして健と再会する。
ジャズシンガーの雅世子もまた、歌手生活に終止符を打とうと故郷の沖縄に来ており、それを追って御前崎も沖縄に来る。しぶきは御前崎が自分に会いに沖縄に来たと喜ぶが、御前崎の目的は雅世子だった。御前崎と雅世子が親しげに話している場面を見たしぶきはショックを受ける。
雅世子は健に接近するが、それを見とがめたしぶきは雅世子を非難。しぶきは健とも別れる。
しばらくして、しぶきは雅世子に呼び出され、彼女が御前崎と別れたと聞かされる。しぶきも健と別れたと雅世子に告げるが、つきあってもいないのにと言われる。
幼稚園の先生に復帰したしぶきは誕生日を迎える。子どもの見送りを終えたしぶきのもとに、4WDに乗った健が再び登場。二人の関係は修復する。
農家の仕事についた雅世子のもとにも、御前崎が訪ね、二人は熱い抱擁を交わす。
一度は大渋滞にホテル行きを阻まれたしぶきと健だったが、ようやく豪華ホテルにチェックインするのだった。

森田監督らしい、意味の分からない演出が光る。家までの道案内のイラストが、道を歩く子どもや缶蹴りをする少年達を目印にしていたり、紙飛行機の引っかかっている木が地面から生えているのではなくトラックの上に乗っていたり、といった細かな意外性をつないでいるのだが、作品との関わりが分からず、個人的には「それが何なの」とストレスが走る。
クライマックスの大渋滞での大狂乱シーンも、看護師が走り出したり、沿道で焼きそば屋が出たり、花火の上がる中で人々が踊り出したりで意味不明。
しぶきは常にまともなので、「地下鉄のザジ」のように全編にわたって付き合いきれないというわけではなかったが、何が言いたいんだろうなぁ、というイライラがちょっとずつ募った。それでも何となくは青春映画的な切なさを感じさせてくれたので、評価は3。

【5段階評価】3

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