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2012年11月19日 (月)

(884) ベスト・キッド

【監督】ハラルド・ズワルト
【出演】ジェイデン・スミス、ジャッキー・チェン、ハン・ウェンウェン
【制作】2010年、アメリカ

往年の名作、「ベスト・キッド」のリメイク。扱う武術が空手からカンフーに変わっているが、原題は「The Karate Kid」のままである。

住み慣れたアメリカから北京に移住することになったドレ(ジェイデン・スミス)は、引越早々、バイオリンを習うメイ・リン(ハン・ウェンウェン)と仲良くなるが、カンフーが得意なチョン(ワン・ツェンウェイ)にいじめられるようになってしまう。
カンフーの練習帰りのチョンをみかけたドレは、仕返しに彼らに水をぶっかけるが、追いかけられ、つかまってしまう。そこに、ドレの住む住宅の管理人、ミスター・ハン(ジャッキー・チェン)が現れ、カンフーを使って殴ることなくチョンたちをこらしめる。
ドレは仲直りのため、ハンを連れてチョンの道場に向かう。しかし、道場主のマスター・リー(ユー・ロングァン)は、敵に情けをかけるな、という冷酷な指導を子供達にしており、仲直りをしようというハンに、戦えと命じる。ハンは武闘大会で決着をつけようとリーに提案。ハンはドレに真のカンフーを教えることにする。
しかし、ハンの指導は、ジャケットを脱ぎ、床に落とし、それをフックに掛け、また取って、それを着る、という行為の繰り返し。かつてドレが、母親にジャケットを床に落としっぱなしにするなと怒られたときに見せた不遜な行動をとがめているだけのように思われたが、実はこの一連の動作が、カンフーにおける攻撃と防御の型となっているのだった。
そして大会の日。見事に勝ち上がっていくドレと、容赦ない戦いで勝ち進むチョンはともに準決勝に進む。ドレの準決勝の相手は、チョンの道場仲間。彼はリーから、試合に勝たなくていいからドレにけがをさせろと言われ、ドレの脚を殴りつける。彼は失格となってドレが決勝に進むが、医者からもう試合は無理だと告げられる。決勝に残ったチョンは、不戦勝による優勝を手にしようとしていたが、そこにドレが登場。最後は片足での回転蹴りでチョンを倒す。
チョンはとうとうドレを認め、自らドレに優勝トロフィーを手渡すと、師匠のハンに篤い礼をするのだった。

子供の格闘技大会の話ではあるが、なかなか感動的な作品だった。ヒロイン役のハン・ウェンウェンが、「ベスト・キッド2」のタムリン・トミタに比べると決して美少女ではないけれど、愛嬌があって印象に残った。ジェイデン・スミスは、言わずとしれたウィル・スミスの息子。「地球が静止する日」でも重要な役どころを演じており、「幸せのちから」では父親とも共演している。

【5段階評価】4

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