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2012年10月27日 (土)

(871) インタビュー・ウィズ・バンパイア

【監督】ニール・ジョーダン
【出演】ブラッド・ピット、トム・クルーズ、キルスティン・ダンスト、クリスチャン・スレーター
【制作】1994年、アメリカ

バンパイアとなった男の苦悩を描いた作品。若いライターがバンパイアにインタビューをするという構図となっている。

ライターのクリス(クリスチャン・スレーター)は、魅力的な風貌のルイ(ブラッド・ピット)にインタビューを申し込むが、彼は自分がクリスを待っていたのだ、と告げる。驚くクリスに、男は衝撃の告白をする。自分はバンパイアだ、と。
ルイは200年前、愛する妻と娘を亡くし、絶望の淵に沈んでいるところを、バンパイアのレスタト(トム・クルーズ)に見いだされ、バンパイアとなる。ルイは、欲望のために人々の命を容赦なく奪うレスタトを嫌悪していたが、あるとき、母親を失った少女、クローディア(キルスティン・ダンスト)に抱きつかれ、欲望に負けて彼女の血を吸ってしまう。
レスタトはそれを見て狂喜し、彼女をバンパイアにする。クローディアはルイと異なり、欲望のまま人の血を吸うようになる。しかし、何年経っても大人にならない体にされたことからレスタトを恨むようになり、レスタトを殺害。ルイとクローディアは同胞を求めて旅に出る。
やがて二人は別のバンパイア、アルマン(アントニオ・バンデラス)に出会う。しかし、互いを理解し合うことはできず、アルマンはクローディアを日の当たる牢に幽閉して彼女を灰にしてしまい、憤ったルイはアルマンらの棺に火を放ち、復讐を遂げる。
ルイはそのまま孤独に生きてきたが、あるとき、死臭を嗅ぎつける。レスタトだった。彼は生きていたのだった。レスタトはルイと別れたクリスに襲いかかり、夜の町に消えていくのだった。

公開当時12歳のキルスティン・ダンストが、超大物俳優トム・クルーズ相手に、まったく臆することなく、堂々とした演技を見せている。「スパイダーマン」では、美女というには微妙なヒロインだと思ったが、本作での活躍は見事。
ルイが映像を通して日の光を感じるようになった、というシーンでは、いくつかの映画作品が映し出される。その中には、元祖吸血鬼映画の「吸血鬼ノスフェラトゥ 恐怖の交響曲」もあった。
映画の終わりに、本作をリバー・フェニックスに捧げるというメッセージが出るが、これは、本来、インタビュアー役を彼が演じる予定になっていたためである。

【5段階評価】3

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