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2012年10月12日 (金)

(862) 百万円と苦虫女

【監督】タナダユキ
【出演】蒼井優、森山未來、齋藤隆成
【制作】2008年、日本

暮らす場所を転々とする前科持ちの若い女性の生き様を描いた作品。

就職浪人中の佐藤鈴子(蒼井優)は、バイト仲間の女性(平岩紙)とルームシェアを計画。住む家を決めると突然、友人は自分の男も含めた3人の同居だと鈴子に告げる。ところがバイト仲間は男と別れてしまったため、見知らぬ男と二人で暮らすことになってしまう。
ところが男はがさつな性格で、鈴子が拾った捨て猫を無断で外に捨ててしまう。子猫は屍骸となって路上に転がっていた。それを見た鈴子は、腹いせに男の荷物を外に捨ててしまう。そのことを刑事告訴されてしまい、鈴子は前科持ちとなる。
刑期を終えて出獄した鈴子だったが、家庭は崩壊気味で、鈴子は100万円ためて家を出ることを決意。弟の拓也(齋藤隆成)は姉を馬鹿にしていたが、学校で激しいいじめにあっていた彼は、姉が昔の友達に前科をからかわれても毅然とした態度で戦う姿を見て、家を出てからも手紙を欲しいと姉に頼む。
鈴子はまず、海の家で働き、男に言い寄られても相手にせず、山村に移る。そこでは地元の桃をアピールするキャンペーンガールをしてほしいと村の老人達に頼まれるが、彼女は固辞。老人達が逆ギレをして怒り始めたため、鈴子は自分は前科持ちだからできない、と叫んで寄り合いの場を去る。
次に鈴子が選んだのは平凡な地方都市。ガーデニングショップで働き始める。そこでは同い年の大学生、亮平(森山未來)が働いていた。二人は好意を寄せ合うようになる。
鈴子をお茶に誘った亮平は、鈴子がこの町に来た理由を尋ねる。鈴子は、自分が前科持ちで人との接触を避けるため、100万円をためては移り住んでいるという事情を説明。事情を話したことで嫌われると思った鈴子は、喫茶店を走り去るが、亮平は必死で追いかけ、好きだと告白。二人の付き合いが始まる。
まじめでおだやかな性格の亮平だったが、やがて鈴子に金を無心するようになる。あきれた鈴子は別れを切り出す。家にはいじめに立ち向かっている弟からの手紙が来ており、鈴子は自分がいかに人との接触から逃げていたかを知り、涙する。
次の町に移ることにした鈴子を亮平が必死に追いかける。彼は、鈴子が100万円ためてしまわないように、鈴子から金を借りていたのだった。しかし、そのことは告げられることなく、鈴子は次の町へと旅立っていくのだった。

邦画らしいこぢんまりした話。まあまあ面白かった。苦虫女の意味はよく分からなかったが。

【5段階評価】3

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