(853) Mr.インクレディブル
【監督】ブラッド・バード
【出演】グレイグ・T・ネルソン(声)、ホリー・ハンター(声)、ジェイソン・リー(声)
【制作】2004年、アメリカ
ディズニー・ピクサーのCGアニメ。
スーパーヒーローで怪力のMr.インクレディブル(グレイグ・T・ネルソン、三浦友和)は、体を自由に伸縮できるイラスティガール(ホリー・ハンター、黒木瞳)と結婚。透明になれるバイオレット(サラ・バウエル、綾瀬はるか)とダッシュ(スペンサー・フォックス、海鋒拓也)の姉弟をもうけていた。
ヒーローの活躍を禁じる風潮が生まれたため、インクレディブルは保険会社の社員として働いていたが、ミラージュ(エリザベス・ペーニャ、渡辺美佐)から、高性能のロボットを捕獲する指令を受け、妻に内緒で会社をやめ、ヒーロー活動を再開する。
しかし、それは悪者シンドローム(ジェイソン・リー、宮迫博之)の策略だった。子供時代にMr.インクレディブルに邪険にされた彼は、科学の力で凶悪なロボットを作り出し、それを自ら倒すことでヒーローになろうとしていた。Mr.インクレディブルは彼の発明した道具によって捕らえられてしまう。
イラスティガールと子供達は、父を助けるためにシンドロームのいる孤島に向かう。しかし家族は全員捕らえられ、シンドロームは大都市に凶悪ロボットを発射する。
脱出に成功した4人はロボットの暴れる都市に向かい、ロボットを倒す。シンドロームは復讐のため、3人目の赤ちゃんを誘拐しようとするが失敗し、自分の飛行機のジェットエンジンにマントが巻き込まれて命を落とす。
町には新たな悪者が現れるが、Mr.インクレディブルたちは家族で町の平和を守るのだった。
虐げられていたヒーロー達が、思う存分活躍する様子は痛快。悪役のシンドロームが科学の力を借りてはいるものの、特殊能力を持たない生身の人間なので、最後に事故とは言え死んでしまうのは、若干後味が悪くもあるが、CGアニメによる映像はとても楽しい。イラスティガールのCGなのに人間くさい愛嬌のある顔もいいし、バイオレットの決して美人ではないけれど明るい性格に変わる様子も魅力的だった。
【5段階評価】5
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