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2012年9月20日 (木)

(846) 二百三高地

【監督】舛田利雄
【出演】あおい輝彦、夏目雅子、仲代達矢、新沼謙治、丹波哲郎、湯原昌幸、佐藤允
【制作】1980年、日本

日露戦争の死闘と、それに巻き込まれる人々の悲劇を描いた長編映画。

小学校教師の小賀(あおい輝彦)はロシアを愛していたが、戦争にかり出される。豆腐屋のせがれ、木下(新沼謙治)や、太鼓持ちの梅谷(湯原昌幸)などが小賀の部隊に集まる。
ロシアの要塞は強固で、日本の部隊は次々と全滅させられていく。しかし、日本軍は死力を尽くして二百三高地を確保する。
戦争には勝利したものの、小賀をはじめ、多くの兵士が帰らぬ人となる。小賀の帰りを待っていた佐知(夏目雅子)は、小賀が担当していた学級の担任となり、遺志を継ぐのだった。

「おしえてください この世に生きとし生けるものの 全ての生命に 限りがあるのならば」というさだまさしの名曲、防人の歌はこの作品のテーマ曲である。作中、歌詞が大写しになるのには、ちょっと驚いたが。

プライベート・ライアン」の上陸作戦の映像の苛烈さには及ばないものの、日本軍が敵の砲弾が乱れ飛ぶ中を果敢に進軍して散っていくさまは、戦争の悲惨さをよく伝えている。
のちに作られる「大日本帝国」にも、あおい輝彦や夏目雅子をはじめとする多くのキャストが共通して登場している。
作品の時間が長いのは、娯楽作品としては若干苦痛ではあるが、日露戦争を描こう、伝えようという映画人の気概を感じる作品である。

【5段階評価】3

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