(831) メン・イン・ブラック2
【監督】バリー・ソネンフィルド
【出演】ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ロザリオ・ドーソン、ララ・フリン・ボイル
【制作】2002年、アメリカ
アメリカでは都市伝説となっている、宇宙人を相手にする黒ずくめの政府職員を扱ったSFコメディ、「メン・イン・ブラック」の続編。
地球に隠された「ザルダの光」を手にするため、地球外生命体のサーリーナ(ララ・フリン・ボイル)が地球に侵入。サーリーナは、人間になりすまして地球に潜入している宇宙人を尋問するが、何も聞き出せなかったため、その宇宙人を殺害。宇宙人を管轄する組織、MIBを乗っ取る。MIB職員、J(ウィル・スミス)は、事件解決のため、かつての相棒、K(トミー・リー・ジョーンズ)を再び仲間にする。
ザルダの光を隠し持っていたのは、サーリーナの殺人現場を目撃したローラ(ロザリオ・ドーソン)だった。ローラはサーリーナに捉えられるが、JとKのコンビはサーリーナとその仲間を倒し、ローラを救出。Jとローラの間には恋心が芽生えていたが、ローラは宇宙へ飛び去っていくのだった。
アイディア満載の宇宙人の特撮と、シルベスター・スタローンやデニス・ロッドマンらを宇宙人呼ばわりするウィットが楽しかった前作に比べて、本作はやや残念な仕上がりである。
序盤の地下鉄モンスターのシーンが、「スピード」と「ゴーストバスターズ」を足したような既視感のあるB級特撮で、「む、この作品、大丈夫か? 」といやな予感が走り、結局、その予想は裏切られることはなかった。大物俳優を投入しながら、ここまでB級感を醸し出すのもなかなか勇気の要ることであるように思う。
MIBの番宣で、トミー・リー・ジョーンズが今ひとつやる気がなさそうに見えるのも、作品のできに帰するところ、無ではないように思える。
作品評価は3点でもいいところだが、期待の裏切り度が激しいので、辛めの2点。
【5段階評価】2
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